「あっ、いや……そうやなくてね。ほら、おばあちゃんは”毎日”膝の上に猫を乗せて番台に座ってたんや」
「……毎日行けって事ですか?」
「そうやなくてな……その、ロクちゃんを譲って貰えへんやろか?」

「な……だ、ダメですよ!私にはもうこの子しかいないんですから!」
猫「ニャー」
「この子は私の友達同然なんです。いくら香澄さんにとって都合のいい女である六花さんの頼みでも、これは聞けません」
「誰が都合のいい女や!!あっ、いや…」

(くうぅぅぅ、このアマ…下手に出たら好き勝手言いよってぇ!!せやけど、ここは我慢して…)
ベベン!!
しかし、ここで怒ればもう二度と皿を得るチャンスはない。六花は怒りをグッと抑えてましろに頼み込む
「そこを何とかお願い出来へんか?おばあちゃんの笑顔がもう1回見たいんや」
「気持ちは分かるけど…大事な友達を簡単に渡す訳には…」
「それやったらこれでどうや!?私今3万円持ってるんやけど、それでこの猫買う!!」
「えっ」