「こんなメールじゃ100通送っても採用されないわよ?」
「そ、そうなんですか!?」
「当たり前じゃない!ラジオを聞いてて、イヴ・ワカミヤが『クンカクンカスーハースーハー』と読んでいるのを聞いたことがある?」
「そういえば、ありませんね」
「それに、そもそも投稿メールの体裁がなってないわよ。まあ、それ以前に問題なんだけど……」
「ほ、本当ですか?」
「まず、まったく改行をしていないから読みづらいわ※1」
※1 メールの内容を見てもらわないと採用に結びつかない。適度な改行や句読点を使わないと読みづらく、その時点でボツにされてしまいかねない。読みやすい書き方を意識しよう。
「それに、そもそも長すぎる。飽き飽きしちゃうわ※2」
※2 適度な長さでないとコーナーの尺に収まらない。番組によっては、構成作家などがカットするラジオ番組も多いが、尺を適度に収めるのは基本中の基本。
「適度な長さってあるんですか?」
「番組によって、まちまちだけどね」
※3 番組や構成作家の好みが如実に出てくる。よく読まれているメールを書き出して、参考にするとよい。
「そもそも、書き出し。『イヴちゃんの可愛さを想像して武者震い、いやブシドー震えをしながらこのメールをしたためています。』って、何なのよ?」
「お、面白いかなーって思いまして」
「全然ダメよ……。こういうのは無難な書き出し※4でいいのよ、特に初心者はね」
※4 メール文の挨拶などは番組にある定型でよい。そこでウケを狙うのは常連になってからで良いし、常連もそんなところで奇をてらったメールを書かない。
「なるほど」
「ちょっと、書き直してみなさい」
「かしこまりました~」