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【SS】ましろ「メモリーズ・オブ・ましろ?」

    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      注・捏造他、何でも許せる方に

      【三月十六日・練習アトリエ】
      「みんなグラスは持った~?」
      「ええ」
      「え~、それでは僭越ながらワタクシが乾杯の音頭を取らせていただきます」
      「オヤジっぽいぞ、ふーすけ~!」
      「そんなことないよ! これがお作法だって言ってたもん! 
      オホン、活動開始から一周年を迎えるMorfonicaの頑張りへの慰労と、
      これからの益々の活躍を祈念しまして~乾杯!」
      「かんぱーい!」
      パチパチパチパチ……
      「いろいろあったけれど、私たちよくやってきたよね」
      「こんなに一つのことを頑張ってこられたの、私、初めてかも」
      「実際、シロはよくやってるって! さ、ググっと! 飲んで飲んで!」
      「透子ちゃんもなんだかオジサンっぽい……」
      ワイワイ
      ガヤガヤ
      ペチャクチャ
      (フッ)
      「わっ、急に暗くなっちゃった…?」
      「え~、宴もたけなわでございますが、ここでサプライズ企画で~す」
      「ふーすけ! 生ドラムロール、スタート!!」
      ドゥルルルルルルル…ジャン!
      「メンバーが語る! 倉田ましろとの思い出~」
      「えっ? なに、それ!?」
      「ホラ、シロが言い出さなかったらMorfonicaも生まれていなかったワケだし」
      「感謝の気持ちを込めて、私たちそれぞれのましろちゃんとの思い出を語ろうって企画で~す!」
      「そんな…。みんなで頑張ってきたMorfonicaだよ」
      「ま~ま~、しろちゃんが月ノ森に来てくれて新しい風を吹き込んでくれたのは事実だし~」
      「音楽の道を再び歩むことになったのも、悪くないと思っているわ」
      「えへへ……それじゃ……。ちょっと恥ずかしいけれど、聞かせてもらっていいかな」
      「そうこなくっちゃ! 一番手はMorfonicaの斬込隊長ことTOKOちゃんから!」
      「斬込隊長って、ただのくじ引きだったでしょ」
      「まだ、よく知らなかったころ…。アタシはシロのこと、やべーヤツだと思ってたんだ」
      「…え?」

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【回想・昨年の四月】
      (高校生になったっていうのに、おばあさまは買い食い許してくれない…)
      (あたしもコンビニ、入ってみたいなぁ)
      (ん…ウチの制服のヤツが入っていった? アイツは外部から来た倉田だっけか…)
      (そうだ。アイツを観察してコンビニの中での振る舞いを教えてもらうとすっか)
      (雑誌を手に取ったな。…なんでレジに持って行かないでその場で読むの?)
      (雑誌を棚に戻した…? タダで雑誌の内容を知るなんて許されんの? 試着とはワケが違うっしょ)
      (見た目は大人しそうなのに…。ワル…。ワルなのか、アイツ…!?)
      (結局、何も買わないで出てきた…。もう少し後を尾けて様子を見てみるか…)コソコソ


      (ゲームセンターでクレーンゲームを始めたな…)
      (ピンクのクマのぬいぐるみを狙ってるっぽいけど…ダメだありゃ。アームが弱っわ弱だし)
      (もう三千円くらい使ったか? 倉田、涙目になってる)
      (おっ…。店員が寄ってきて何か話してる。…店員が筐体をイジり出したな)
      (倉田がゲーム再開したけど、何度やっても…。えっ? クレーンがガッチリぬいぐるみをキャッチして…)
      (易々とゲットしちゃったよ…。いったい、どうして…ハッ!)


      『お兄さぁん。ましろ、あのぬいぐるみが欲しいなぁ』タユンタユン
      『ムホホ、ましろちゃんには敵わないモナなぁ』


      (まさかそんな…。でも、体育の着替えの時に見たけれどアイツけっこー怪しからんボディしてたし…)
      (オンナの武器を使うのも躊躇わないワル…。やべーヤツなんだ…)
      (怖い…。もう倉田の後を尾けるのやめる……)
      【回想・終わり】

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「その後ライブハウスで会った時も、やっぱりライブハウスってヤベーヤツが来るトコなんだなって内心冷や汗モンだったよ」
      「透子ちゃんだって来てたじゃない! それにオンナの武器なんて使ってないよ!」
      「ある程度お金使っても景品が取れなかったらサービスしてくれるんだよな」
      「やべーヤツなんかじゃないもん。ひどいよ…」
      「ミクロン、ミクロン。今はシロがイイヤツってこと、ワカってるって!」
      「立ち読みはあまり褒められたことではないわね」
      「う…そうだけど、みんなやってるもん…」
      「次は私だね。ましろちゃん、入学してから私の名前を憶えてくれるのに結構時間かかってたけど…」
      「ご、ゴメンね」
      「入学する少し前に会ってたんだよ、気付いてた?」

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【回想・昨年の三月】
      (今日は外部編入生の合格発表の日…)
      (合格者の人にオリエンテーションのプリントを配るお仕事に立候補したんだよね)
      (私は八潮さんみたいに正式な生徒会メンバーじゃないけれど…。精一杯、お手伝いするんだ!)
      「あの…スミマセン。合格…してたんですけど…」
      「合格おめでとうございます! こちらが入学までの案内になりますので保護者の方とお読みください」
      「ありがとう。あなたは中等部の子? 上級生のお手伝い、偉いね」
      「(なぜだろう…。その通りの状況で、褒められてるはずなのに軽く屈辱を感じる…)
       は、ハイ。編入生の皆さんは制服を仕立てますので申込用紙に概ねのサイズを記入しておいてください」
      「オーダーメイドなんだ…。さすがはお嬢様学校だね」サラサラ
      「あ、ご記入は帰ってからで大丈夫ですよ。後日、採寸しますので」(チラッ)
      (!)
      (な、なんなの!? 厚着しているせいでわからなかったけれど、記入してる通りならすっごいワガママボディ!?)
      (八潮さんみたいに身長がある人ならともかく、私とそこまで変わらないのに…)
      「あの…、どうかしました?」
      「なんでもありません。この学校でまたお会いするのを楽しみにしています……」
      (『倉田ましろ』さん、か…)
      【回想・終わり】

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「ワカる~。ルイの規格外ボディとは違って、シロのは不意を突かれたって感じだもんな」
      「しろちゃんは顔立ちは幼いのに、秘められたモノがスゴイもんね~」
      「個人の体型をとやかく言うのは感心しないわよ」
      「もう、ましろちゃん、私のことゼンゼン覚えてなかったんだもん」
      「その…合格発表の時は浮かれてて、入学してからもいっぱい、いっぱいだったから…」
      「気にしてないよ、今は仲良くなれたから! …『格差』は広がったような気もするけれど」ボソッ
      「…本当に気にしてない?」
      「次は私ね」バサッ
      「わっ、偉い人が読んでるあのパタパタした紙…?」
      「それだけ大切な思い出が詰まってるってことだよ、きっと」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:hMTQ5ZTk

      倉田にはわるいけど、確かに倉田ボディは、内気な性格と相反してるからなぁ…

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【回想・???】

      「今度のお休み、私の家に遊びに来ないかしら」
      軽いその誘いに乗ってしまい、この部屋に軟禁されてからもう何日が経ったのだろう。
      気が付くと押し込められていた八潮家の地下室の中で、ましろはぎゅっと自分の身を抱きしめた。
      豪奢な牢獄とでもいうべきこの部屋だが、外部の情報を得られるものは何もない。
      来た時に身に着けていたものは全て取り上げられ、代わりに与えられたものは革製の首輪だった。
      「!」
      気が狂いそうな時間を過ごす中でコツコツと響く足音だけが変化をもたらしてくれる。
      内側からは開けることのできないドアが開き、足音の主が姿を現した。
      「食事よ」
      短く告げる瑠唯が、豪勢だが個性の無い料理が載ったトレイを置く。
      その足元にましろは必死で縋り付いた。
      「るいさん…、どうしてこんなことするの?」
      「…………」
      「お願い、首輪(コレ)外して。お家に帰らせてぇっ…」
      上目遣いに哀願するましろの瞳から大粒の涙がポロポロと零れ落ちる。
      それを見た瑠唯の中に生まれたのは憐憫や、まして罪悪感でもなく、背筋を這い上る微弱な電流にも似た快感だった」
      【回想?・終わり】

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「無かったよ! そんな思い出!」
      「失礼、これは私が自費出版する同人誌に載せるましるい小説の原稿だったわ」
      「出版しないで!」
      「そんな内容を真顔で朗読するルイも只者じゃないね」
      「『ましるい』、か…。ここからどんな展開でるいるいが受けになるのかはちょっと気になるけどね~」
      「受け? るいさんが何を受けるの? ボールとか?」
      「オコチャマは放っておいて、ナマモノ同人誌は扱いに気を付けろよ。いや、オフィシャルだからいいのか?」
      「公認しないよ!」
      「それじゃ、最後に私だね。大丈夫、明るい思い出だから~」

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【回想?・???】
      「おーさむ!おーさむ!あこちゃん、おーさむ!」
      「今日のパフォーマンスも最高に盛り上がったね~」
      「ふっふっふ…DJ美咲&ベース七深 with ドラム大魔姫あこ + 白金燐子で頑張っていこー!」
      「ウンウン、DJ美咲&ベース七深 with ドラム大魔姫あこ + 白金燐子でガンガンやってこ~」
      「この調子で行けばDJ美咲&ベース七深 with ドラム大魔姫あこ + 白金燐子でBanG Dream!大会に出られるかも」
      「あの…。DJ美咲&ベース七深 with ドラム大魔姫あこ + 白金燐子って…。長く…ありませんか…?」
      「ん~っ! それじゃ、ユニット名は…はっぴ~あらうんど~!」
      【回想?・終わり】

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「くらすっぞ、きさん!」
      「今のは何語かしら」
      「ましろちゃんが壊れちゃった…」
      「私は!? はっぴ~あらうんどって何!? もう、Morfonicaの思い出ですらないよ!」ゼエゼエ
      「慣れないツッコミを続けたせいで、シロの息が上がっちゃってんな」
      「ゴメンゴメン、『創世の卵』の『セカイ』が交ざってたみたいだね~」
      「なんなの、『創世の卵』とか『セカイ』って」
      「広町さんの言うことよ、私たちに理解できる話ではないかもしれないわね」
      「もういいよ…。みんなの私との思い出なんて、こんなのばっかりなんだ…」
      「倉田さんが部屋の隅で丸まってしまったわ」
      「やっば、悪ノリが過ぎちゃったかー」
      「こうなったら早く『アレ』を見てもらうよ」
      「ましろちゃん、お願い! こっちを向いて!」

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:wMTFmMTE

      唐突なD4DJネタで草
      くらたまもいいんちょがインストールされるか??

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:1ODFlYTA

      >>11

      しゃーない、D4DJでもミニアニメしているからな……因みにガルパピコを担当された監督がやっているのでカオスになっている。

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:mNmE5ODk

      >>12
      しゃーないって何が?

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:1ODFlYTA

      >>13

      七深とましろ、燐子担当声優がD4DJにも担当しているからな……

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      (Morfonica活動一周年記念 人気投票結果発表!
       第1位マシローロ・マーシロ 「みんなありがとう」
       第2位マシローロ・マーシロ 「フン」
       第3位マシローロ・マーシロ 「神に感謝」
       第4位マシローロ・マーシロ 「くっ、マーシロに負けた…」
       第5位マシローロ・マーシロ 「順当な順位だね」メガネ クイッ
      あなたのお気に入りのキャラは何位だったかな?)ブツブツ…
      「自分だけの深い精神世界に入り込んでいるようね」
      「も、もう一度! ましろちゃん!」
      「何…? ナイスバディでやべーお色気を振りまくガチ責め方言小悪魔ガールに何か御用?」
      「しろちゃんて自己評価が高いのか低いのか、よくわからない時があるよね」
      「今の薄暗い部屋の感じがちょうど今の気分にピッタリなんだから邪魔しないで…」
      「ラチがあかねー。しゃーない、始めちゃおう」
      ♪ポツ ポツ コボシタ フアン ガ~
      「Daylight…? いつの間にか降りてるスクリーンに映ってるこれって」


      「Morfonicaの…。MVだあ…」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「さっきの奉書紙には大切な思い出が、本当に書かれていたのよ。はい」
      「この紙はMVの収録内容案内だったんだ…。
       バンド結成、初ライブ、お花見のこと、曲作りの合宿、他にも色々…。
       メドレーで流れる曲と映像がこの一年のことを思い出させてくれる…。あっ!」


      《ましろちゃん、月ノ森に来てくれてありがとう!》


      「MV終わったな。どうだったよ?『ましろ!今!羽ばたく時!』みたいな演出にシビれたっしょ」
      「MV制作のアドバイスが欲しいって言ったら、りみ先輩も朝日さんも快く応じてくれたんだ!」
      「広町たちのおふざけはこのMVの前座のつもりだったんだよ。ごめんね」
      「……」ツー
      「ま、ましろちゃん!? ごめんなさい、泣くほどイヤだったなんて…」
      「違う、違うよ…。私のことを大切に思ってくれる友達が…仲間がいたのに…。
       一人でいじけてた私はなんてバカだったんだろう……」グスッ
      「まあな」
      「しーっ!」
      「私の方こそごめんね。みんなのこと、信じてあげられてなかった…。
       こんな私でも、これからも仲間でいてくれる?」
      「もちろん!」
      「衝突を乗り越えて深まる絆…。普通の青春って感じがするよ~」
      「出会ってまだ一年足らずだもん、まだまだお互い知らないこと沢山あるよ」
      「そうそう! そもそもシロがどうして月ノ森(ウチ)に来たのかもよく知らないし」
      「倉田さんは唯一、進路の選択と受験を経験している点は興味があるわね」
      「それじゃ良かったら聞いてくれる?中三の時、私は進路のことで悩んでいたんだ」

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:kOGZiMWV

      保守

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      「あの頃、私は自分が何をしたいのか。何ができるのかわからなくて悩んでたんだ…」


      【回想 ましろ・中三の秋】
      「羽丘女子学園オープンスクールにご参加の方はこちらで受付をお願いしまーす」
      (進路のことなんてよくわからないよ…。やっぱりお勉強ができた方が良いのかな)
      「良かったらご参加理由のアンケートにご協力くださーい」
      「今通っている花女も楽しいですが、よりハイレベルな大学を目指すために進学校の羽丘に興味を持ちました」ハキハキ
      (あの娘、しっかりしてる。やっぱり目標を持ってる人は違うのかな…)
      「ありがとうございます。ハイ、次の方」
      「ここの特待生になって、できるだけ安上がりに東京で生活するためです!」
      「ハ、ハァ。親孝行?なんですね…」
      「ポピパさんみたいにキラキラドキドキするバンド活動がしたいんや!」
      (ぽぴぱ? 目的はしっかりしてるけど、アレはちょっと…)
      「ぬぅおぉ~! 南無八幡ポピパ大明神よ、我に優秀な成績で合格する学力を与えたまえかし~!!」ナムナム
      「お祈りより勉強を頑張った方が良いんじゃないかな…。ハイ、次の方」
      「参加理由は…自分でもよくわからなくて、自分が何をしたいのか探したくて、その…」
      「ふふっ、良いと思いますよ。ハッキリした目標が無くても」
      「そうなんですか」
      「私は中等部からの羽丘生ですけれど…。
       どこでも良かった、って言うと怒られちゃいますけど、
       幼馴染みんなで同じ学校に行きたいって気持ちの方が強かったですね」
      「勉強が志望動機じゃないんですか?」
      「中学生になる前、友達の一人はその子のお父さんにお嬢様学校を勧められたんですけど、
      その子は私たちと同じ学校じゃなきゃダメってお父さんとケンカになっちゃって。
      お父さんを納得させるレベルの学校に受かるために、みんなで大慌てで中学受験して…ふふっ。
      あ、ごめんなさい、私のことばかり」
      「そういうの、何だか羨ましいです」
      「無理に今すぐ決めることは無いと思います。いっぱい悩んで考えて、素敵な未来を選んでくださいね」ニコッ
      「その…少し気が楽になりました。ありがとうございます」
      「いえいえ。それでは生徒会からスピーチがありますので講堂にどうぞ」

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      *「本日はオープンスクールにご参加いただきありがとうございます。
       在校生を代表して、生徒会から一言」
      「……氷川さん、お願い」
      「えー、せっかく会長に原稿書いてあげたのにー。あたしに頼ってばかりでしょうがないなー」
      (す、すごい。物怖じしないっていうか、ハッキリ言う人…)
      「みんな今日は来てくれてありがとー。
       羽丘はお勉強も大事だけど、るんっとすることをみんなにも見つけて欲しいなー。
       あ、あたしはアイドルやってるよ!」
      (アイドル!? 芸能科なんてあったっけ…?)
      「アイドル仲間の麻弥ちゃんはドラムが上手くてお話が面白いし、
       薫くんの舞台は見に来たファンが失神するくらいスゴイの!
       あ、Roseliaって知ってる? リサちーと友希那ちゃんがやってるプロにも注目されてるバンドで、
      うちのおねーちゃんもメンバーなんだけど、これがもう、るるるるんって…」
      「ス、ストップ、ストップです! 学校というより先輩のお友達紹介になっちゃってます!」
      「えー、ここからが面白いのに。それじゃー、みんなも羽丘でるんってしようね! バイバイ!」
      「………」ポカーン
      (と、とにかく…。お勉強ができるだけじゃなくて、一芸にも秀でた人が集まってる学校なんだ…)
      (受験だけでも大変そうなのに…。私、これといった特技なんて無いよ…)
      (私にはここはムリ…。明日、オープンスクールがある花咲川女子学園はもう少し気楽に通えるところだと良いな…)
      ***
      保守ありがとうございます
      免許を取って自動車学校を抜けるのが先か、完結するのが先か… エタルノガサキカ

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【翌日】
      (花咲川女子学園は自由な校風っていうから楽しく過ごせると良いな)
      「ここってGlitter*Greenが通ってるとこでしょ?今は受験でお休み中だけど」
      「そうそう!サプライズで一曲、演ってくれたりして!」キャッキャッ
      (Glitter*Green…人気のガールズバンドだそうだけど、私にはバンドなんて無理だよね)
      「グリグリさんもええけれど、花女と言ったらポピパさんやろ!」
      「わっ!? な、なんですかアナタ?」
      「花女にましますポピパ大権現よ、願わくば我が前にお姿を現したまえかし~」ナムナム
      (…見なかったことにしよう)

      【講堂】
      七菜「オープンスクールにご参加の皆さん、ようこそ花咲川女子学園へ。
       生徒会長の鰐部七菜です」
      (まじめでしっかりしてそうな人だな…。
       最近見たアニメでこういう人が素性を隠してアイドルやってハジケてたけど…。フフッ、まさかね…)
      七菜「我が校は自由な校風ですが、自由には自律と責任が伴わなければなりません。
       と言っても難しく考えることはありません。自分に何ができるかを考えれば良いのです。
       大盛のラーメンを完食できるかとか」
      <ドッ! アハハ!
      七菜「この前ラーメン三郎に入ったら、いかにも初心者風の赤メッシュの子が分もわきまえず
       大盛を頼んでいましたが案の定食べきれずに残してしまう羽目になってしまいました」
      (続くの!? あれ、掴みのギャグじゃなかったんだ…)
      「あの…会長…。ラーメンのお話は…もう…」
      七菜「何を言うの白金さん、大事なことでしょう。
       その上、天地返しも知らない様子で、そこでまたブチ切れですよ。
       自分が行くラーメン屋の情報も調べないなんて、ラーメンへの冒涜です。
       高校生になる皆さんは大和撫子として、淑女としてラーメンへの愛を持って……」ウンヌンカンヌン…

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:hY2ZhY2R

      【中庭】
      (や、やっと終わった…! 途中で副会長さん?が会長さんを引き摺り下ろしてなかったら
       ラーメン談義ずっと続いていたのかな)
      (なんだか疲れちゃった…ポケー ん、屋上に女の子がいる。可愛い人だな…)
      「………」フリフリ
      (い、一応、手を振っておこうかな。フリフリ えっ、身を乗り出して…)
      「………」ヒョイ
      (と、飛び降りちゃった!! どうしよう!? 先生を呼ぶ? 救急車!? えっと…)
      「シュバッ あなたは中学生? 見かけない顔ね?」
      「うわあぁっ! あ、あなた屋上から飛び降りて…大丈夫なんですか?」
      「笑顔があれば何でもできるわ! それより、あなたはどうして笑顔じゃないの?」
      「その…進路に悩んでいて…。でも、今はあなたが怖いって言うか…」
      「そうなの。それじゃ、誰もが笑顔になれる素敵な場所へご招待するわ!」
      「えっ、今から!? あの…。いいです…。だ、誰か助けて…」
      「通報があって来てみれば…弦巻さん!飛び降りて移動するのは風紀違反だと前にも言ったでしょう!」
      (風紀とかそういう問題じゃないような…)
      「こころんは身軽ですごいね! でも、はぐみだって駆けっこじゃ負けないよ!」ダッ
      「よーし、競走よ~」ダッ
      「二人とも待ちなさい! 助っ人の若宮さん、捕まえてください!」
      「お任せあれ! ブシの誇りにかけて必ずお二人を召し取ります! ゴヨウダ、ゴヨウダ!」
      (ここも何だかやべー人が多いみたい…。受験するのやめる…)

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:yNWQ2MGI

      1ですが昨日から何故か書き込みが反映されませんのでテストです
      NGワードがあるのか、アク禁なのか…?