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【SS】友希那「今週の猫ちゃんニュース Extra」

    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      友希那とリサがパーソナリティをつとめるラジオ番組が舞台のSSです


      当時、時間の都合上お届けできなかった未公開のフリートーク等を
      不定期で投稿させていただきます

      時間軸は5thと同じです
      過去スレ・概要・登場人物紹介は以下リンクを参照ください


      【SS】友希那「今週の猫ちゃんニュース 5th Season」
      https://bang-dream-ch-bbs.com/forums/topic/50962/

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「この前、幼稚園終わりに」

      「香澄が、娘を連れて実家に遊びに行くって言って」

      「行ってしまって」

      「うん」

      「この後どうしようかしら、って思ってたら」

      「ひまりに声をかけられて」

      「うん」


      『今日の夜暇なんですけど、よかったら晩ご飯一緒にどうですか?』

      『かんなと香澄いないんですよね?』


      「って言われて」

      「おー」


      『あらぁ〜』


      「ってなって」

      「ん?」


      『何ぃ〜?久しぶりじゃない〜』


      「なにその変な感じ」


      『ちょっと何〜?夜空いたからご飯食べる人探してる感じ〜?』


      「とか思って」

      「んふふふっ…」

      「いやまぁ、そうだろうねぇ」

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『いくいく!』


      「って返事して」

      「ふふっ…」

      「まぁその、友達同士のね」

      「ご飯付き合うくらいでも行ってあげようという」

      「なに?」

      「そのあと何もなくても行ってあげようっていうね」

      「いや別に、何もないよ」

      「それで一旦家に帰るから、待ち合わせ場所と時間を伝えて」

      「一旦帰るんだ」

      「それで帰ってすぐに」


      「『シャワー』浴びて」


      「なんで!?」

      「んふふふっ…」

      「なんかだいたい可愛い子とご飯行く時シャワー浴びるじゃん!!」

      「すぐにシャワー浴びて」

      「いや、何もないよ!」

      「何があるか分からないから」

      「ええ!?」

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでそんなことを考えていたらドキドキしてきて」

      「あはははははっ!!」

      「なんでよ!?」


      『これ…一人で行けないわね』


      「ってなって」

      「なんでよ!?」

      「ふふっ…」


      『一人噛ませようかしら…』


      「ってなって」

      「何回聞いてもなんでよ…!?」

      「たまにはもう一人くらい私が誘おうと思って」

      「おー」

      「ハロハピの北沢さんに連絡して」

      「あー、はぐみかー」

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「やっぱり私はどこかで」


      「『美人を連れて歩きたい』っていう気持ちがあるから」


      「ふふっ…」

      「あはははははっ!!!」

      「そういう願望があるから」

      「はぐみは美人だからなー」

      「美人を2人連れていたら気分が良いじゃない」

      「私自体が1ランク上がったみたいな」

      「あー」


      『あっ、あの人美人連れてるっ!!』


      「っていう」

      「いや……友希那も女だから」

      「ふふっ…」


      『あんな美人2人連れてるなんて良い男っ!!』


      「みたいにね…ふふっ…」

      「男!?」

      「ふふっ…」

      「女だから!!友希那!!」

      「ふふっ…」

      「良い男とかじゃないよ!!」

      「そういう感じになると思って」

      「そもそも友希那もかなり美人だから!」

      「あんまり気付いてないかもしれないけど」

      「そんなことは無いと思うのだけれどね」

      「ふふっ…うん」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで北沢さんに連絡したら来れるってなって」

      「3人で集合して」

      「おー」

      「それで何を食べる?という話になったら」

      「ひまりよね」

      「なに?」

      「即答で」


      『焼肉食べたいっ!焼肉っ!!』


      「あははははっ!!」

      「すごいわよね」


      『焼肉っ!!』


      「って言って」

      「凄いなーひまりは」


      『あなた、お菓子女王じゃなかったの?』


      「とか思って」

      「んふふふっ…」

      「確かに、スイーツバイキングとかじゃ無いんだね」

      「焼肉なのよ、ひまりは」

      「ふふっ…」

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで行きつけの焼肉屋にいって」

      「へー」

      「飲み物とお肉を頼もうとしたのだけれど」

      「うん」

      「実は私、幼稚園に迎えに行く前に」

      「ごはん食べちゃってるのよ、ちょっと」

      「あっ、そうなんだ」

      「ふりかけなんか食べちゃって」

      「ふふっ…白いご飯にふりかけかけて?」

      「そう、娘のふりかけを」

      「あははっ!」

      「香澄に『何か食べるもの無いの?』って聞いたら」

      「それを出されたのよ…ふふっ…可愛いかよっ」

      「あははははっ!!」

      「子供扱いっ!!」

      「だからそこまでお腹空いてなかったのだけれど」

      「声かけられたから来ちゃって」

      「んふふっ…」

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『私、実はそんなにお腹空いていないのよね…』


      「って言って」

      「あ、言うんだ」

      「そうしたら北沢さんが」


      『なに言ってるんですかっ!!』

      『あたしたち、”わんぱくスリー”じゃないですかっ!!』


      「とか言い出して」

      「なにそれ?」


      『な…なに…?』


      「ってなって」

      「あはははっ!!」


      『いや!あたしたちはとにかくたくさん食べる』

      『”わんぱくスリー”でしょっ!!』


      「あははははっ!!!」

      「たまにあるなー」

      「はぐみのわけわからないノリ…ふふっ…」

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そんなことを言われたから」


      『…分かったわ!!』


      「ってなって」

      「おお」


      『わんぱくスリーだから食べましょう!!』


      「ってなって」

      「あ、乗っかるんだ」


      『大ライス3つよっ!!』


      「ってなって」

      「ええ!?」

      「ふふふっ…」

      「大丈夫なの?」

      「私たちもわんぱくスリーになっちゃって」

      「モード入っちゃったんだ」

      「ひまりも入っちゃって」

      「ひまりはだって、結構わんぱくだもんね?」

      「ひまりはわんぱくだから」

      「うん」

      「でも、私もわんぱくしようと思ったら、わんぱくできるタイプだから」

      「あー」

      「じゃあ、わんぱくスリーじゃんっ!」

      「そうなのよ」

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『よーし!!』


      「って」

      「うん」


      『ハラミ塩!タレ!!』


      「って言って」

      「うん」


      『カルビ!タン!ホルモン!豚バラ!!』

      『持ってきなさい!!!!』


      「ってなって」

      「あーー!!わんぱくっ!!!!」

      「ふふっ…」

      「ふふっ…」

      「それで北沢さんも」


      『さっすがわんぱく姉さんだぁー!!!』


      「とか言って…ふふっ…」

      「あはははははっ!!!」

      「変なノリ!!」

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『ひまりがわんぱくリーダーよっ!!』


      「とかなって」

      「んふふっ…」


      『こちらわんぱくナンバー2の友希那さんっ!!』


      「とかなって」

      「ふふっ…凄いノリだなぁー」

      「それで凄く食べて」

      「なんなのよ…その会…」

      「ふふっ…」

      「それで北沢さんが」


      『やっぱりわんぱくリーダーは食べますねぇ!!』


      「とか言って、ひまりは結構食べてて」

      「ふふっ…うん」

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたら、ひまりと私で」




      『そんなことでは、まだ』


      『満腹』


      『の名前はあげられないわよ?』




      「とか言って…ふふっ…」

      「お?」

      「ふふっ…」

      「どーゆーこと?」

      「わんぱく一門の…ふふっ…」

      「わんぱく一門の?」


      『満腹の名前はあげられないわね』


      「って」

      「ん?」

      「ふふっ…」


      『わんぱく亭満腹』


      「の名前は…ふふっ…」

      「わんぱく亭満腹!!」

      「ふふっ…」

      「ええ…ふふっ…」

      「ややこしい名前!!」


      『満腹の名前はまだあげられないわね〜』


      「とか言って」

      「ん…?」

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『あなたはまだ『ペコペコ』ねっ!!』


      「って言って…ふふっ…」

      「んふふふっ…」

      「わんぱく亭ペコペコ?」


      『まだ前座にもあげられないわね!!』


      「なんて言って」

      「ふふっ…」


      『すいませーんっ!』


      「とか言って…ふふっ…」

      「酔いすぎだって」


      『あなたは太鼓でも叩いていなさい!!』


      「って言って…ふふっ…」

      「あははははっ!!」

      「噺家さんのノリでね」


      『真打の「13代目満腹」には程遠いわね!!』


      「あははははっ!!!」

      「ふふふふふっ…」

      「すっごい受け継がれてる!!」

      「そうなのよ」

      「何ぃ…?」

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでバクバク食べて」

      「お肉も追加して」

      「ええ!?」

      「すごいなぁー!」

      「大ライスも山盛りで来るのだから」

      「いや…それはすごいなぁ」

      「ひまりなんか全部食べちゃって、大ライス」

      「ええ?」

      「それで」


      『冷麺もいっちゃおっかな〜♡』


      「とか言っちゃって」

      「うわっ!!」

      「すごいわよ、リーダーは」

      「すごいなぁー」

      「それで」


      『友希那さん、どうします?』


      「って聞かれて」

      「うん」


      『いや…そろそろ私はお腹一杯かしらね…』


      「って言って」

      「うん」


      『…でも』

      『あったら全然、食べてしまうけれどね?』


      「って言ったら」

      「ふふっ…うん」

      「北沢さんが」


      『わんぱくですねぇーーー!!!!』


      「って言って…ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「すごいわよ」

      「太鼓持ちだなぁー」

      「ふふっ…」

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで3人で」


      『店潰すぞーーー!!!』


      「って言って」

      「あー!!!」

      「ふふっ…」

      「一番しょうもない発言…!!」

      「ふふっ…」

      「わんぱくスリーが通った後には何も無いからね?」

      「あー」

      「お店潰れちゃうから」

      「うん?」

      「それでわんぱくスリーがヤクザとかに頼まれて」

      「ええ?」


      『ちょっとこの金で…あの店食ってきてくれねえか…』


      「とか言われて」

      「あー」


      『わかりました』


      「とか言って食べに行くんだけど…ふふっ…」

      「んん…?」

      「わんぱくスリーが『街ひとつ食い尽くした』なんて噂もあるからね」

      「やっぱりね…ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「噂っていうか…別に」

      「その時の会話の流れでできただけだからわんぱくスリー」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「わんぱくスリーが街ひとつ食べ尽くして、最後に」

      「うん」


      『腹八分目にしとこっかなっ♪』


      「って言ったらしいからね…ふふっ…」

      「あはははははっ!!!」

      「なんか…ふふっ…お決まりのフレーズでいいそうだけど…」

      「それで結局その日も、その焼肉屋潰してしまって」

      「…いや…潰して無いでしょ?」

      「本当にもう跡形もなく」

      「何ぃ…?」


      『もうお肉ありません…!!』


      「とかなって」

      「いやでも別に、お肉が無くなっただけで」

      「潰れてないじゃん」

      「潰れちゃったからね」

      「潰れてないじゃん」

      「食べ尽くしてしまって」

      「ええ…?」

      「それで家に帰ったのだけれど」

      「うん」

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでその夜、やっぱりわんぱくスリーですから」

      「うん」

      「お腹痛くなって寝れなくなってしまって…」

      「あははははっ!!!」

      「まぁーわんぱくだからこそかぁー」

      「まぁ…」


      「他のメンバーには言えないわよね…これ」


      「あははははっ!!!」

      「恥ずかしくて?」

      「ええ」

      「いや…ダメだって友希那」

      「そんな変な人らと連んじゃ」

      「ふふっ…」

      「そんな変なノリ…」

      「ふふっ…」

      「全然面白くないから友希那」

      「リサも店を潰したくなったら頼んで」

      「あははははっ!!」

      「多分全く何にもできないってその3人じゃ」

      「ふふふっ…」

      「えー…一旦CMでーす」

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      本日はここまでです

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:iN2Y5MDU

      本当に帰ってきてる!!嬉しい…
      はぐみとひまりのノリw

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:4OGU2MTg

      復活してる!?
      このまぁまぁ変わったこと(この表現が正しいのか分からんが)を淡々と話す友希那さんにリサ姉が笑いながらツッコんでいくこのスタイルが好きなんだよなぁ〜

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:2YzJlNjU

      復活ありがてえ…ありがてえ…

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:0NjgxZTF

      これ一度でいいから
      あいあいとゆっきーに声当てて読んでもらいたいw

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd

      わんぱくだなぁ〜ww

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「この前、つぐみと燐子から聴いた話なんだけどね?」

      「うん」

      「つぐみと紗夜が喫茶店終わって一家団欒してる時に」

      「日菜がウイスキー1本持っていきなり家に入ってきたらしくて」

      「ふふっ…」

      「なかなかの出来事ね」

      「結構アタシも衝撃だったんだけど!」

      「ふふっ…」

      「日菜すごいなーっ!って思って」

      「うん」

      「ウイスキー持ちながら」


      『高級なの手に入ったんだーっ!!』ルンッ


      「とか言って」

      「うん」


      『ふっふっふーっ!』

      『3万円したんだ〜っ!!!』


      「とか言って」

      「へぇ、高級ね」

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『スコッチなんだけどね〜!!』


      「って言ったら、紗夜もテンション上がって」


      『スコッチ!?』

      『いいわね〜』


      「とかなって」

      「うん」

      「…」


      『一体どうしたの?日菜ちゃん?』


      「とか、つぐみが聞いたら」


      『ま〜ね〜♪』


      「とか言って濁すんだよ」

      「あら」

      「何?」

      「それでみんなで飲みだすんだけどさ」

      「紗夜の双子の娘とかは疑うわけ、なんか」

      「あー」


      「どーせおかねをかりにきたんだよ、ひなちゃんはっ」

      「そーだそーだっ♪」


      「とか言って」

      「ああ」

      「その…ふふっ…娘の受け取り方もまーまーすごいと思ったんだけど…」

      「ふふっ…確かにまだ幼稚園なのにね」

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで飲み始めたら、紗夜が」


      『これは美味しいわね〜〜〜♪』


      「とか言い始めて」

      「うん」


      『味がそのあたりのウイスキーとは全然違うわねっ♪』

      『分かっているじゃない♪日菜っ♪』ルンッ


      「とかまたお酒飲み始めたらいつもの謎のテンションが始まって」

      「ふふっ…」

      「それで紗夜がつぐみにもウイスキーを薦めて」


      『つぐみちゃぁ〜ん♡』

      『私と一緒に飲みましょうっ♪♪♡』


      「んふふふふっ…」

      「酒癖悪すぎるのよ、紗夜」

      「……ううっ」

      「それで紗夜も機嫌良くなって、その会が終わって」

      「まぁ、楽しければいいけれど」

      「日菜が家に帰って」

      「うん」

      「そしたら、燐子が」


      『ちょっと…!日菜ちゃん…!!』

      『いつの間に…こんなに飲んだの…!?ウイスキー…!!』

      『体に悪いよっ…!!!』


      「とか言って」

      「紗夜の家に持って行ったのとは別のウイスキーの瓶を持って」

      「日菜を怒るわけ」

      「えっ?」

      「どういうこと…?って思って」

      「うん」

    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで数日経って全部バレるんだけどね?」

      「うん」

      「実は…日菜は」


      「高級なウイスキーの瓶に」

      「安いウイスキーを入れて紗夜の家に持って行ってたんだよっ…!!」


      「うわっ…!?」

      「な…なになに…!?」

      「あははははっ!!!」

      「ふふっ…」

      「超怖くない…!?」

      「ひどっ…!」

      「怖くない…!?」

      「なんなの…?」

      「いや別に…そんなことする必要ないじゃんっ…!!」

      「怖いわよ…」

      「話聞いてアタシも怖くなっちゃって…!」

      「ふふっ…うん」

    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、燐子は申し訳ないから」


      『これ…代わりだけど…よかったら飲んで…?』


      「って言って、高級ウイスキーをお詫びにつぐみに渡すわけっ!」

      「へぇ」

      「そしたらつぐみは、そのウイスキーを持って」

      「今度は」


      『…ふふっ♪』

      『今度は…安いウイスキーの瓶に』

      『燐子ちゃんにもらった高級ウイスキーを入れて紗夜ちゃんに出しちゃおっ♪』


      「みたいな作戦を思いつくわけっ!」

      「あー」

      「これも意味わかんないじゃん…!!!」

      「んふふっ…」

      「なんなのこの話…」

      「別に、元々日菜が悪いわけでさ?」

      「うん」

      「紗夜は別にそんなに悪くないのにっ!」

      「んふふふっ…」

      「もう一回試されるみたいな!!」

      「ふっふっふっ…」

      「ふふっ…」

      「うん」

      「つぐみにっ!」

      「ふふっ…うん」

    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、そのウイスキーはその日の夜に出そうと思ってるんだけどね?」

      「うん」

      「その日の昼に、日菜がまた羽沢珈琲店に急に来るのっ!」

      「うん」


      『おじゃましまーすっ!!』


      「みたいな」

      「うん」


      『お昼寝させてもらうね〜っ♪』


      「いやいや…!!」

      「あははははっ!!!」

      「とんでもないわね…」

      「それで話聞いたら、パスパレのスタッフがまたやらかして」

      「その日の午後から全く仕事が無くなっちゃったみたいで!」

      「あらら」

      「急に暇になっちゃったからっ!」

      「なるほどね」


      『お昼寝させてもらうね〜っ♪』


      「って、大の字でリビングのソファーでっ!!」

      「ふふっ…うん」

      「寝始めてっ!!」

      「親しき中にもよね…」

      「あはははっ!!」

      「ほんとだよねっ」

    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで夜になってつぐみと紗夜が仕事終わったから」

      「つぐみが紗夜に例のウイスキーを出すわけっ」

      「うんうん」

      「そしたらそこで日菜が起きるのっ!」

      「うん」

      「もう夜だよ!?」

      「んふふふっ…」

      「ばーんっ!っていきなり起きてきて」


      『あーっ!ウイスキーじゃんっ!!』

      『おねーちゃんあたしが注いであげる〜っ♪』


      「なんなのよ…」

      「ふふっ…いきなり注ぎ始めてっ!」」

      「うん」

      「それで」


      『日菜ちゃんも良かったら飲む?』


      「って聞かれるんだけど」

      「うん」


      『うーん…いいやっ…』

      『安物のウイスキーだしね〜』


      「ふふっ…」


      『やっぱ庶民が飲むやつだよね〜』


      「んふふふっ…」

      「あははははっ!!」

      「散々人を騙しておいて毒吐いてっ!」

      「ふふっ…うん」

    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで日菜は帰って」

      「うん」

      「紗夜はウイスキーを飲むけど高級だって気づかずに」

      「とほほ…みたいなオチでさ」

      「なるほどね」

      「ふふっ…」

      「日菜イタズラ凄いなぁー!って思ってさ」

      「すごいわね…」

      「でも燐子とかはそれがなんだかんだ可愛いとか言ってさっ」

      「はぁー…」

      「それで他にも話を聞いたら」

      「去年も1個エピソードがあってね?」

      「へぇ」

      「日菜が、燐子がお出かけしてて」

      「ご飯食べれないからって、羽沢珈琲店にいくのっ」

      「うん」

      「そしたら、つぐみと娘達もお出かけしてて」

      「紗夜だけなわけ」

      「あー」

      「そうなると日菜は」


      『えぇー…!?』

      『あたしのお昼ご飯どうなるのぉ…!!?』

      『つぐちゃんのお料理が食べたいのにぃっ!!!』


      「んふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「すごいわね…」

      「すごいよねっ!」

      「ひどいわね…」

    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『あたし財布持ってきてないんだよねぇー!!』


      「うわぁ…!!」

      「あははははっ!!!」

      「すごいわね…」

      「それで紗夜の財布をもらうのっ、日菜が」

      「うん」

      「それでワインとか高級チーズとか買って」

      「全額使っちゃうのっ!!紗夜の財布っ!!」

      「ええ…?」


      『全額使っちゃった〜♪』


      「ふふっ…」

      「ふふっ…」

      「あははははっ!!」

      「それで紗夜と日菜で飲み始めて」

      「つぐみが帰ってきた頃には二人ともベロベロになっててっ!!」


      『美人アイドルと〜♪』

      『美人放送作家よっ♪』

      『よろしくっ♡』


      「とか、夕方にもなってないのに酔っ払ってつぐみに絡んじゃってっ!!」

      「めちゃくちゃつぐみに怒られてるのっ!二人っ!」

      「なにしているのよ…」

      「本当に覚えていないですね…」

      「あはははっ!!」

      「ヤバイわよ…」

      「それでイタズラすごいなぁ!日菜っ!って思っちゃってさ」

      「昔より酷くなっているわね…」

      「すごい話を聞いたな〜とか思ってさ」

      「うん」

    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでここからアタシの話になるんだけど」

      「晩ご飯後に家族でくつろいでたら娘が」


      『ドラえもんみたいっ!!』


      「ってなって、録画してるやつ」

      「うん」

      「そしたら『グレードアップ液』っていう秘密道具の回でね?」

      「へぇ」

      「モノにかけると、1時間だけ機能が上がるみたいな」

      「うん」

      「それで観てたら、のび太が宿題があるんだけど」

      「頭にかけて、宿題するスピードが早くなるみたいなっ」

      「ああ、なるほどね」

      「それで宿題終わったから、買った漫画読んでたんだけど」

      「漫画が面白くなくて、漫画に液をかけるのっ!」

      「うん」

      「そしたら、漫画がめちゃくちゃ面白くなってっ!!!」

      「ふふっ…うん」

      「娘は」


      『あははっ!!』


      「とか笑ってるんだけど、アタシは」


      『いや…どうなってるの…?』

      『漫画の内容が変わってるの…?』


      「みたいなっ!」

      「ふふっ…」

      「疑問に思っちゃってっ!」

      「変わっているのかしらね」

    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで最終的に結局のび太がジャイアンに捕まっちゃって」

      「いつものやつね」

      「そしたらジャイアンが」


      『俺様の体全身にかけろ!!』


      「みたいに言うわけっ!」

      「ふふっ…」

      「ピッコロ大魔王みたいな考え方なんだよ…!!」

      「ふふっ…」

      「怖くないのかしらね…?」

      「あはははっ!!」

      「怖いわよね…?」

      「全身にいきなりかけるのは超怖いよっ!!」

      「そうよね…」

      「何も証明されてないからね…!」

      「ふふっ…」

      「そしたら足りないのっ!」

      「今までいっぱい使っちゃってたからっ!」

      「あら」

      「それで結局お尻にかけたところで液がなくなっちゃったのっ!」

      「うん」

      「そしたら、おならがいっぱい出て、ジャイアンが宇宙に飛んでっちゃうってオチっ!!」

      「これでおしまいねっ?」

      「んふふふっ…」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「…すごいわね」

      「やっぱりドラえもんは面白いな〜とか思って」

      「いいわね」

    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたらそこで、アタシはピンと来てさっ!」

      「うん?」


      『あっ…そうだっ!!』

      『グレードアップ液を日菜にかければ全て解決するじゃんっ!!』


      「ってなったのっ!」

      「ああ、日菜がグレードアップするのね」

      「そうっ」

      「日菜にかけさえすれば、安いお酒を入れて嘘なんてつかないしね?」

      「うん」

      「昼寝もしないしだろうし」

      「ああ」

      「紗夜の財布を持っていくこともないよねっ?」

      「うん」


      『あっ…でもっ…!!』


      「ってなってっ」

      「うん?」

      「日菜のベースは『イタズラ』だからさ」

      「『イタズラ』がグレードアップしちゃう可能性もあるなぁ…ってなって」

      「なるほどね」

      「そうすると…最悪」

      「空き瓶にドブの水入れたりっ!」

      「んふふふっ…」

      「昼寝どころじゃなくて住み着いちゃうとかさっ」

      「ヤバイわね」

      「あと、紗夜のお財布をもらって」

      「クレジットカードをスキミングするとかっ!!」

      「ふふっ…」

      「んふふっ…」

      「そうなっていっちゃうなぁ…ってその時アタシは思ってっ!」

      「うん」

    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで最終的にアタシが行き着いた答えはね?」

      「うん」

      「パスパレのスタッフにグレードアップ液をかければさ」

      「うん」

      「マネージメントがまともになるでしょ?」

      「んふふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「なるほどね」

      「変な待ち時間とかも無くなって、紗夜の家に行くことも無くなるわけじゃん?」

      「ふふっ…」

      「そうすれば多分日菜ももっとお金が稼げるようになってさ?」

      「うん」

      「高級なウイスキーをちゃんと買えるようになるし」

      「うん」

      「パスパレのスタッフが一番いいかな〜」




      「………って今週思ったんだけどねー」




      「……」

      「……いや…なんなのよ…!?」

      「あははははっ!!!」

      「終わりなの…?」

      「……みんな、どう?」

      「なによ」


      「グレードアップ液があったら……」

      「何にかけます?」


      「ふふっ…何よその問いかけ」

      「あははははっ!!」

      「ストーリーテラーみたいな」

      「ふふっ…」

      「みんなも想像してみてね〜⭐︎」

      「なんなのよ…この話」

      「あははっ⭐︎」

      「一旦CMです」

    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      日菜のお話を書かせていただきました

    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd

      酔っ払うとダメだなこの姉妹は……
      筑前煮にグレードアップ液を少し垂らすと美味しいですよ

    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「半年ぶりくらいかしらね」

      「うん」

      「家族で実家に帰って」

      「あー、そうなんだ」

      「母親が用事でうちの近くまで来てたから」

      「そのまま連絡とって」

      「うん」

      「母親の車に乗って実家に行こうってなって」

      「おー」

      「それで、香澄と娘は後部座席に乗って二人で遊んだりしてて」

      「うん」

      「私は助手席に乗って、母親が運転して」

      「うんうん」

      「でも、母親の方向感覚ってめちゃくちゃなのよね」

      「へぇー」

      「自分の思った方向にあの人が向かっていると」

      「あらぬ方向に曲がっちゃうの」

      「そうなんだ…」

      「花音みたいな?」

      「花音はまだいいのよ」

      「ピュアな方向音痴だから」

      「どーゆーこと?」

    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「母親も、必ずナビを入れて運転するのだけれど」

      「ナビをセットして、ルートが表示されるでしょう?」

      「うん」


      『いや……これは違うよ』


      「とか言って」

      「おお」


      『絶対にこれ遠回りだよ…』


      「って言って信じないの」

      「ナビを?」

      「そうなの」

      「あははっ!」

      「あー、いるよね」

      「そういう人」

      「そのくせ、ナビを入れているのにナビを無視して運転していると」

      「めちゃくちゃな方向に行ってしまうの」

      「あー…」

    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、その日も」

      「ナビを無視して、母親が運転していたから」

      「私が携帯電話をね?Bluetoothに繋いで」

      「音楽でも聞こうかと思って、ナビの設定をいじっていたら」

      「うん」

      「母親が帰りの道の分岐を間違えて」


      『あああー…!!!』


      「とか言って」

      「ふふっ…うん」

      「あらぬ方向に行ってしまって」

      「あー…」

      「だから」


      『いや…何をやっているの…??』


      「って私が言ったら」

      「うん」


      『友希那がナビいじってたから』

      『どっち行けばいいかわかんなかったんでしょ…!?』


      「みたいに言うわけ」

      「うん」

    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『いや…だから…』

      『ナビを無視しているのか信じているのかどっちなのよ…!?』


      「って言って」

      「いや…ふふっ…もう辞めてよ…そんな喧嘩みたいなの…」

      「ふふっ…」

      「喧嘩になっちゃって、車の中で」

      「なにやってるの…?」

      「それで機嫌損ねちゃって、母親」

      「えっ?」

      「全然喋らなくなってしまって」

      「ええ…?」

      「なんなのよ…湊親子…」


      『はぁぁぁ………』クッソデカタメイキ


      「とか言っているの」

      「あはははははっ!!!!」

      「運転しながら…ふふっ…」

      「もー…」

    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで実家への道中に大きめのショッピングモールがあって」

      「うん」

      「そこに無印良品の『超大型店』というのが入ったみたいで」

      「おー、いいじゃん」

      「それで前日に私が無印に行きたくて」

      「その情報をネットで調べていて、知っていたから」

      「うん」

      「母親に」


      『ちょっとそこのショッピングモールに寄って欲しいのだけれど』


      「って言って」

      「うん」


      『なんで?』


      「って聞かれたから」

      「ふふっ…うん」


      『無印に行きたいから』


      「って言ったの」

      「うん」

    • 44 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたら」


      『いや…ダメだって友希那』

      『ここの無印なんてちっちゃいんだから』


      「って」

      「あれ?」


      (……いや…こっちは…!!)

      (ネットで超大型店というのを調べているのに…!!)

      (なぜ知りもしないで小さいとか言い切っちゃうのかしらね……!?)


      「とか思って」

      「んふふふふっ…」


      『「超大型店」って書いてありますけど????』


      「ってホームページ出して母親に見せて」

      「あははっ!!」

      「いやな言い方するなぁ…!!」

      「ふふっ…」

      「それでショッピングモールに寄って」

      「ふふっ…うん」

    • 45 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで無印で用を済ませて帰ろうとしたら」

      「香澄が」


      『1階のここ寄りたいっ!!』


      「とか言って」

      「うん」

      「『北海道物産展』がやってて」

      「おー」


      『別にいいけれど』


      「って言って」

      「うん」

      「行って、よく見たら」

      「北海道物産展の横に、『沖縄展』っていうのがやってて」

      「へぇー」

      「北海道物産展の横で?」

      「そうなの」

      「すごいね」

    • 46 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、その隣で」

      「『猫のグッズフェア』みたいなのがやってて」

      「ふふっ…うん」


      『いや……!?』

      『欲望のままね…!!!』


      「って思って」

      「あははははっ!!!」

      「香澄らしいねぇー…」


      『欲望がすごいわね…!!』


      「って思って」

      「確実にみんなが好きなやつをやっているのよ」

      「ふふっ…そこにすぐ飛びつく香澄も凄いねぇ」

      「そうなのよ」

      「それでなんか香澄も買っていて」

      「うん」

      「それで車に乗って、実家に帰って」

      「うんうん」

    • 47 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで家に着いたら」

      「実家で飼ってる猫の『ラン』が玄関にいて」

      「うん」

      「私に寄ってくるのよ」

      「おー」

      「『にゃーん』とか言って」

      「いつもの感じじゃないの」

      「えっ?」

      「いつもは『しゃーっ!!』とか私には言うのだけれど」

      「あははっ!!そうだったね」


      『この子…』

      『半年で私のことリセットしているじゃない…!』


      「って思って」

      「あははははっ!!!」

      「関係性が全くリセットされているのよ」

      「なんか怖っ!!」

      「ふふっ…」


      『なんなのよ…!』


      「とか思っていたら」

      「母親が」


      『今日はかんなが「お好み焼き」が食べたいって言うから』

      『ホットプレートでお好み焼きともんじゃ焼きだよー』


      「って」

      「んふふふっ…」

      「めちゃくちゃ良い家じゃんっ!!」

      「ふふっ…」

      「ふふっ…」


      『今日はお好み焼きともんじゃ焼きなのね』


      「とか思って」

      「うん」

    • 48 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでリビングに着いたら、父親が」


      『ホットプレート温めておいたぞ』


      「とか言って…」

      「ふっふっふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「それで、香澄と娘がお好み焼きを作るって言って」

      「へぇ〜」

      「できあがって食べたら」


      『おー、美味しい』

      『美味しいっ!!』

      『うんっ』


      「とか言って美味しくて」

      「最高だねぇ〜」

    • 49 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「次に、もんじゃ焼きをやろうってなって」

      「うん」

      「それで、もんじゃ焼きは私が作るってなって」

      「あー、そうなんだ」

      「もんじゃ焼きを作ろうって思ったのだけれど」

      「もんじゃ焼きって別に水を多めに作っても」

      「結局煮詰まってくれば、良い感じになるでしょう?」

      「まー、そうだね」

      「だから、水が少ないよりは多めに作ろうかしらって思って」

      「ゆるめに作っていたら」

      「うんうん」

      「母親が」


      『いや…』

      『なんでそんなゆるめに作るのよ…?』


      「とか言ってきて…ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「なんなのよ…」


      『いや、これの方が美味しいから』

      『最後カチカチになっちゃうから、水少ないと』


      「って言ったら」

      「うん」


      『いや…』

      『最初べちゃべちゃになっちゃうじゃない』


      「って言われて」

      「ふふっ…うん」

    • 50 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『いや、ホットプレートでやっていたら』

      『どんどん煮詰まっていくから、これでいいのよ』


      「って」

      「思春期の会話…?」

      「ふふっ…」


      『焦がしたところ食べるやつでしょ、もんじゃって』


      「って言うから」

      「うん」


      『それはもんじゃ本来の食べ方ではないから』

      『焦げたところ食べるやつって』


      「って」

      「あー」


      『焦げたところ食べるよりも』

      『焦げてない方が本当のもんじゃだからいいのよ』


      「って」

      「うん」


      『いや』

      『焦がして食べるもんでしょ、もんじゃって』


      「んふふふっ…」

      「なんなのよ…この喧嘩…」

      「ふふっ…」

    • 51 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『知らないでしょう?』

      『本当にちゃんと作れば焦げてなくても美味しいのだから』


      「って」

      「ふふっ…うん」


      『でも焦がしたのが私は食べたいんだから』


      「まだ言ってるじゃん」

      「ふふっ…」


      『とにかく一回食べてみればいいじゃない』

      『私が作ったやつ』


      「って言ったら」

      「うん」


      『いや…そんなゆるくしちゃってたら…もうダメじゃん』

      『美味しくないんだから』


      「あー…」


      『ダメじゃないから』


      「くぅー…」


      『美味しいから』


      「まだ返すっ!」

      「ふふっ…」


      『いや、もういい』


      「とか言って」

      「うん」




      『「ガルパ」やるわ』




      「とか言って…ふふっ…」

      「ええええーーーーー!?!?」

      「ふふふふふっ…」

      「ふふふっ…」

      「なんでぇ!?」

    • 52 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『なぜゲームをするの…』


      「ってなって」

      「うん」


      『子供じゃない…』


      「ってなって」

      「うん」

      「ソファーに座って「ガルパ」やりだしているのよ」

      「ええ…?」

      「もんじゃの口になってるのに…?」

      「ふふっ…そうなのよ」

      「ええ…?」

      「『もういい』とか言って」

      「いや…切り替えられる…?」

      「もんじゃ食べないで、ガルパをやりだしてしまって」

      「ええ…?」

      「それで、今のガルパってSwitch版が出ているのだけれど」

      「最近いろいろ内容進化してるもんね、ガルパ」

      「観たいテレビが無いからとか言って」

      「リビングのテレビに映してやりだしてしまって」

      「あー、できるよね、スイッチは」

    • 53 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、母親が今」

      「『弦巻ぃぃeeeee!』っていう」

      「あー」

      「ハロハピがやっているゲームする番組にハマってて」

      「毎週観てるらしくて」

      「面白いんだっ」

      「そしたら、母親は香澄から『ゆっきー』って呼ばれているのだけれど」

      「うん」

      「母親が私達に向かって」


      『観てなっ!!』


      「って言って」

      「うん」




      『今から「ゆっきぃぃeeeee!」やってやるからっ!!』




      「あははははははっ!!!」

      「ふふふっ…」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「あははははははっ!!!」

      「ふふっ…」

      「最高じゃんっ!!!ふふっ…」


      (なんなのよそれ…)


      「って思って…ふふっ…」

      「あははははははっ!!!」

      「ふふっ…ソファー座りながら」


      『観てなっ!!』

      『今から「ゆっきぃぃeeeee!」やってやるからっ!!』


      「あははははははっ!!!」

      「私とか香澄は『なんなの…この人…』とか思って」

      「ふふふっ…」

      「いやぁ〜!超いいじゃんっ!!ふふっ…」

      「ふふっ…」

    • 54 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『なんなのよ…ゆっきぃぃeeeee!って…』


      「とか言って」

      「んふふふふっ…」

      「それで、私と香澄と娘と父親は」

      「もんじゃ焼きを食べながら「ゆっきぃぃeeeee!」を観させられて…ふふっ…」

      「あははははははっ!!!」

      「最高の時間じゃんっ!!」

      「ふっふっふっ…」

      「凄いのよ」

      「ふふっ…」

    • 55 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで「ゆっきぃぃeeeee!」のガルパは」

      「メインにMorfonicaの桐ヶ谷さんを設定してあるのだけれど」

      「透子に設定してるんだ、友希那ママ」

      「自分に似てるからとか言って」

      「ふふっ…うん」

      「その桐ヶ谷さんが」


      「『水着にニット帽』をかぶっているのよ…ふふっ…」


      「あははははははっ!!!」

      「ふふっ…」

      「イカしてるねぇ…!ふふっ…透子のファッション…ふふっ…」

      「そうなのよ」

      「バズるかなぁー…!!?」

      「ふふっ…」

      「それでコントローラーのスティックのところが壊れているらしくて」

      「うん」


      「桐ヶ谷さんがずーっと左に歩いちゃうのよ…ふふっ…」


      「あははははははっ!!!」

      「ふふっ…」

      「演奏しようと思ってギターを取りに行っても」

      「ヴァイオリンを掴んじゃうのよ…ふふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「絶対に無理じゃんっ!!透子っ!!」

      「それで八潮さんに怒られてるのよ桐ヶ谷さん…ふふっ…」

      「あはははっ!!」


      (「ゆっきぃぃeeeee!」めちゃくちゃ面白いじゃない…)


      「とか思って」

      「あはははっ!!」

      「最高だねぇ〜友希那ママはっ!!」

      「ふふっ…」

    • 56 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで「ゆっきぃぃeeeee!」は」


      「課金で、キャラの語尾を変えられるアイテムみたいなの買って」

      「倉田さんとか二葉さんとかが「にゃーにゃー」言ってるのよ…ふふっ…」


      「あははははっ!!!」

      「そんなことになるんだっ!!」

      「ふふっ…それで」


      「にゃーにゃー言う倉田さん達との会話を聞き終わったら」

      「桐ヶ谷さんはまた勝手に左に歩いて行っちゃうの…ふふっ…」


      「あははははっ!!!」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「「ゆっきぃぃeeeee!」はそうなるのかぁー…ふふっ…」

      「ポンコツゲーマーなのよ…ふふっ…」

      「難しそうだなぁ…「ゆっきぃぃeeeee!」のガルパは攻略が…!!」

      「ふふっ…そうなのよ」

      「あと」


      「リズムゲームの時に、スピーカーの設定がおかしいみたいで」

      「押す時にちょっとズレちゃって『オールGOOD』とってるのよ…ふふっ…」


      「あははははっ!!!」

      「いや…逆に凄いなぁ!!!」

      「広町さんみたいなことやってるのよ…ふふっ…」

      「ギャグの世界の話じゃなかったんだ…!!」

      「ふふっ…」

    • 57 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      「なんなのよ…このゲーム番組…」


      「とか香澄達と言いながら」

      「ふふっ…」

      「でも結局「ゆっきぃぃeeeee!」2時間くらい観ちゃって」

      「んふふふふっ…」

      「「ゆっきぃぃeeeee!」2時間はやっぱり」

      「ゆっきーの家族じゃないと観れないねぇ…ふふっ…」

      「ふふっ…」

      「でもゲーム実況を観るってこういう感じなのね、って思って」

      「あー」

      「…やらせてみれば?YouTubeとか」

      「ふふふっ…」

      「一応薦めておくわ」

      「「ゆっきぃぃeeeee!」始まったら観よ〜⭐︎」

      「お楽しみに」

      「あははっ!」

      「それじゃ、一旦CMでーす♪」

    • 58 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      というわけで
      このSSでは設定上なかなか難しいのですが
      初めてMorfonicaをメイン(?)で書かせていただきました

      今後も少しずつ投稿させていただく予定です

    • 59 名前:匿名スタッフさん ID:3MDU0M2R

      課金でキャラの語尾変えるって、運営どんな商売しとんねん(笑)

      ゆっきぃぃeeeee!楽しそうだな

    • 60 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「えーっとね、コンビニとかでさ」

      「アニメとかのクジ売ってるでしょ?」

      「売っているわね」

      「それにウチの家は苦汁を飲まされててさー」

      「へぇ」

      「だいたい500円とか700円で」

      「A~E賞とかまであって」

      「Aが一番良い商品がもらえるみたいな」

      「うん」

      「Aは大きいぬいぐるみとかさ」

      「フィギュアとかね」

      「そうそう」

      「それでキーホルダーとかクリアファイルとか」

      「だんだんランクが下がっていくみたいな」

      「うん」

      「それで、いろんな種類のアニメで入れ替わり立ち替わりやってるじゃん?」

      「色々やっているわね」

      「ウチはそれに結構参加するんだよね」

      「へぇ」

      「でも今までA賞とか当たったことないんだけど」

      「ずっとやってて」

      「うん」

    • 61 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、この前に」

      「あるアニメのクジがやってて」


      『ママっ!あのぬいぐるみほしいっ!』


      「みたいな、一等のやつなんだけどさ」

      「うんうん」

      「結構これにアタシと有咲はお金をつぎ込んでさ」

      「へぇ」

      「まぁ、20回くらいやってて」

      「まぁまぁやっているわね」

      「でもなかなか当たらなくて」

      「難しいわね、A賞は」

      「それで、前にアタシ腰痛になった話したでしょ?」

      「娘の運動会で」

      「していたわね」

      「それで、病院に行った帰りに」

      「腰が痛いんだけど、飲み薬を飲まないといけないから」

      「コンビニで水だけ買おうと思って寄ってさ」

      「うん」

    • 62 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「その時も、アタシやってるからね?」

      「クジ」

      「ああ」


      『うぅー…うぅ…』


      「って痛みがある中くじ引いてさっ」

      「ふふっ…」


      『お水と…クジを…』


      「みたいな…」

      「ふっふっふっ…」

      「その時クジやってるからねっ!」

      「なんでその時クジやるの…?」

      「わかんないっ」

      「このラジオすら休んでおいて」

      「あははははっ!!」

      「それは本当に申し訳ないんだけど」

      「娘を喜ばせたいという思いが出てるんだろうね」

      「ふふっ…」


      『うぅー…クジを…』


      「みたいな」

      「うん」

      「店員さんも」


      『えっ…?』

      『一等って…治療薬だっけ…?』


      「みたいな…」

      「ふっふっふっ…」

      「そんな顔してたけど…」

      「ふふっ…」

    • 63 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それくらいのめり込んでね」

      「うん」

      「それで有咲も仕事帰りにコンビニ寄って」

      「5枚くらい一気に買ってっ」

      「やっているわね」

      「それで結果がアタシにLINEで送られてくるわけ」

      「有咲と最新状況を共有しないといけないから」

      「そうね」

      「有咲と被ったら最悪だからさっ」

      「うん」

      「それで」




      ポンッ

      『キーホルダー』


      ポンッ

      『キーホルダー』


      ポンッ

      『ミニタオル』


      ポンッ

      『ミニタオル』


      ポンッ

      『キーホルダー』




      「みたいなっ!」

      「ふふっ…」

      「全然当たらないんだよ…!!」

      「ふふっ…うん」

      「店員もなんか薄笑いで…!!」

      「ふふっ…」

    • 64 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でもあれ、コツあるけれどね」

      「えっ」

      「一応」

      「えっ!?」

      「コツあるのよ」

      「なに?コツって?」

      「そのコンテンツあるでしょう?」

      「うん」

      「例えば、鬼滅の刃だったら」

      「うん」


      (鬼滅の刃さん…よろしくお願いします…!!)


      「って」

      「うん」

      「例えば、ファミリーマートだったら」


      (ファミリーマートさん…よろしくお願いします…!!)


      「って」

      「…」


      (いつもありがとうございます…!!)


      「んふふふふっ…」


      (原作者さん…アニメの制作会社さん…!!)

      (どうもありがとうございます…!!)


      「って引くと…」

      「うん」




      「欲しいのが当たるのよ、あれ」




      「いや………コツじゃないよそれ」

      「ふふふっ…」

    • 65 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「いや、本当に」

      「コツでもなんでもないよ」

      「ふふっ…本当だから」

      「なんかその…神頼みとか」

      「違うのよ」

      「願掛けみたいな」

      「ダメだってそれは」

      「何言ってるの…?」

      「それは本当に当たらない人の言い分だから」

      「んふふふっ…」

      「本当に当たるのだから」

      「それで当たったの?友希那は」

      「当たったことあるわよ?」

      「意味ないからっ!それっ!」

      「いや、全然やっているから」

      「意味ないってっ!それっ!」

      「ふふっ…」

    • 66 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「ガルパのガチャ引く時も」

      「うん」


      (ブシロードさん…いつもありがとうございます…!!)


      「って」

      「んふふふふっ…」


      (木谷さん…クラフトエッグ森川さん…)

      (いつも楽しませていただいています…!!)


      「って」

      「知らないから」

      「ふふっ…」

      「それで」


      「ガチャを引く前に、当てたいキャラをタッチしたり」


      「んふふふっ…」


      「撫でたり頬擦りしたりしてから引くと……」

      「良いのが出るのだから」


      「いや…意味ないよ」

      「ふふふっ…」

      「これ本当なのよっ!」

      「いいよ」

      「自己満足だから勝手にやっててよ」

      「いやいやいやっ!」

      「違う違う違うっ!」

      「ふふっ…」

    • 67 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「これ本当なのよっ!」

      「別にいいけど」

      「バカにしちゃいけないわっ!リサっ!」

      「んふふふっ…」

      「これ本当だからっ!」

      「ふふふふふっ…」

      「本当にリサは分かっていないわっ!!」

      「いやいや…」

      「分かっていないのよっ!」

      「いや…それは」

      「外れてる回数の方が多いんだよ?」

      「いやいやいやっ!」

      「圧倒的に」

      「圧倒的に当たる確率が上がるのよっ!これでっ!」

      「当たったこともあるから」

      「そっちの記憶が強烈に残ってるだけだって」

      「いやっ!」

      「当たって無いことの方が多いって絶対」

      「いやっ!当たってなかったとしたら」

      「うん」


      「ちゃんと本当の気持ちでやっていなかった…」

      「っていうことなのよっ!」


      「んふふふふっ…」

      「いや…気持ちは関係無いって」

    • 68 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「本当にっ!」

      「しっかりとお願いできていなかったってことなのっ!」


      「いいよっ!」

      「しょうもない願掛けっ!!」


      「ふっふっふっ…」

      「いいよっ!時間もったいないからっ!」

      「いいよとかじゃないのよっ!!」


      「本当なのよっ!!」


      「あははははっ!!!」

      「いーいっ!!」

      「ふっふっふっふっふっ…」

      「いーいっ!!もうっ!!」

      「これはバカにしちゃいけないのよっ!!」

      「いやっ!やったことあるよ!?」

      「えっ?」

      「娘とかもクジ引く前にお祈りしてるもんっ」


      『おねがいしますっ』


      「って言ってるよ?」

      「だから…」

      「うん」


      『本当の気持ち』


      「でやっていないのよ」

      「本当の気持ちでやってるってっ!!」

      「うちの娘はっ!!」

      「ふふふっ…」

      「いやっ!違う違う違うっ!」

      「本当の気持ちで祈ってたってっ!」

    • 69 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「あと…本当に」


      「店内の監視カメラとかにも」

      「『よろしくお願いします』って一回頭下げないといけないから」


      「監視カメラに!?」

      「そうよ?」

      「ええ…!?」

      「ふふふっ…」

      「バックヤードで見てる店員さんとかにも」

      「気付いてもらえるように…ふふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「店員はだってっ!別に店員の調節で変わらないじゃんっ!!」

      「変わるのよっ!!これはっ!!」

      「何言ってるの…?」

      「店員が出してくるでしょう?クジの箱」

      「うん」

      「これで変わるから」

      「何ぃ…?なんなの…?」

      「マジで邪魔されたわ…アタシのトーク」

      「んふふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「ふふふっ…」

      「なんかマジで」

      「邪魔とかじゃないのよっ!」

      「いーいっ!」

      「違うのよっ!」


      「もう話さないもんっ」

      「続き」


      「ふふふっ…」

      「なんでそうなるのよっ」

      「話しなさいよリサ」

      「ふふっ…」

    • 70 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でも本当なのよ」

      「友希那の変な思想みたいな話されたらもう無理だよっ!」

      「思想とかじゃないのよっ!」

      「ふふふっ…」

      「なんなのよ?」

      「確実にこれで当たっているのだからっ!」

      「いーいっ!」

      「もう要約して話すね、アタシのフリートーク」

      「ふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「違う違うっ!」

      「いいわよっ!全然話してよリサっ!」

      「ダイジェストで話すわもう」

      「ふふっ…」

    • 71 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「話してもらってもいいけれどっ!」

      「これだけは覚えておいて欲しかったのよ」

      「一応覚えておくけど」

      「うん」

      「覚えておくというか…」


      「どうしたのリサ?」

      「聞くわよ?話?」


      「……」

      「………んふふふふっ…」

      「…聞く…ふふっ…聞くつもり無いじゃんっ…!!」

      「ふふふっ…」

      「あるわよっ!」

      「こんなに荒らされてさっ!ふふっ…アタシのトークっ!」

      「ふふっ…荒らしていないっ!」

      「自分の論を語ってきてさっ」

      「違うのよっ!」

      「もう無理だよなんかっ!」

      「違うのよっ!」


      「でも………本当にそうなのっ!」


      「ふふっ…」

      「なにが?」

      「課金額とかじゃないのよ」

      「もう分かったから」

      「うん?」

      「いい」

      「これで確実に確率が上がるのよ」

      「うん」

      「もう分かったっ」

      「うん」

      「狙ったのが出るのよっ」


      「『分かった』って言ったよっ?」


      「………ふふっ」

      「分かったっ」

      「じゃあやってね?リサ」

      「私のやつ」

      「うん」

      「じゃあ喋って、続き」

      「続きしゃべって良いんだね?」

      「ええ」

      「んふふふふっ…」

      「えーーっと…」

      「それでクジでダメなのがずっと続いててさ」

      「うん」

    • 72 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      一旦ここまでとなります

    • 73 名前:匿名スタッフさん ID:5YjljYWI

      クジはどうなったんだ…?w

    • 74 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「ある日、遊園地に行ったのっ!」

      「娘と有咲と3人でっ♪」

      「うん」

      「それで、その遊園地の中にさ」

      「抽選で当たった人しか乗れないアトラクションみたいなのがあって…」

      「へぇ」

      「当たった人しか乗れないとかあるのね」

      「そうそうっ」

      「遊園地のチケットを持ってる人が応募できるんだけどね?」

      「うん」

    • 75 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「だから、アタシと有咲と娘の3枚のチケットがあるから」

      「3枚分抽選箱からクジ引くんだけど」

      「うん」

      「娘が当たったんだよっ!」

      「普段コンビニとかで当たらないのにっ!」

      「へぇ」


      『やったぁっ!』

      『お〜、すげーじゃん』


      「とか喜んでさ〜♪」

      「それ、なぜ当たったか分かる?」

      「なんで?」




      「『そこまでの遊園地での態度が良かったから』」

      「なのよ」




      「ふふっ」

      「………」

      「ふふふふっ…」




      「………ああーーーー!!!!」

      「……友希那マジでうるさいわぁぁぁーーーー!!!!!!」




      「ふふふっ…」

      「いやっ!本当にそうなのよっ!!」


      「マジでうっさいわぁぁぁーーーー!!!!!!」


      「ふふふふふっ…」

      「ふふっ…っふふっ…」

      「マジでっ!!ふふっ…!!」

      「マジで紗夜なんとかしてよこの人ぉぉぉーーー!!!!!」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「本当にっ!!ふふっ…」

      「ほんとーに!!!!もう紗夜助けて!!!」

      「ふふっ…」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「ふふっ…」

    • 76 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「本当なのよっ!!そこまでのっ!!」

      「いや態度は確かに良かったよっ!!」

      「そうでしょう!?」

      「娘の行いとか振る舞いは確かによかったけどっ!」

      「だだこねたりとか」

      「だだこねたりとかしてなかった」

      「ほらっ!」

      「小さい子なのに偉いと思ってたよ、それは」

      「歩き方とか見てるからっ!」

      「誰が?」

      「神様がってこと?」

      「いや違うのよ」


      「『遊園地のスタッフ』が」


      「あははははっ!!」

      「遊園地の人がだって調節できないじゃんそれはっ!!」

      「本当なのよっ!」

      「クジの箱の中に入ってるんだからっ!」

      「それはもう最初から審査されているからっ!」

      「あはははははっ!!」

      「それは別にみんながみんな抽選しないしさー!」

      「一番クジとかも引く前にいっぱい買い物しないといけないからね?」

      「あははははっ!!」

      「お金落とさないといけないの?」

      「そうよ」

      「ええ…?」

    • 77 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「コンビニに行って、一番くじを一番最初に買ってはダメよ」

      「事前にそのコンビニに行って、いろいろな物を買って貢献してる人に当たるようになっているから」

      「んふふふふっ…」

      「それはだって…調整できないじゃんっ!」

      「箱にクジがばーっと100個くらい入ってるだけなんだからっ!」

      「だから当たらないのよっ!リサはっ!」

      「はぁ!?」

      「本当にっ!!」

      「……」

      「……」

      「…ふふっ」

      「…ふふふっ」

      「日常的に行っているコンビニで引かないとダメよ」

      「日常的に行ってるコンビニで引いてるよっ!!」

      「日常的に行っててもジュースとかだけ買って帰ったりするでしょう?」

      「後付けがすごいなぁっ!この人っ!!」

      「ふふっ…」

      「ジュースとかだけ買って帰る時もあるし」

      「あ、ダメよそれでは」

      「ちゃんと1000円以上毎回買わないと」

      「んふふふふっ…」

      「めちゃくちゃお金落とさないといけないじゃん…」

      「ふふふっ…」

    • 78 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「あと700円以上買った時にクジとか引かされるでしょう?」

      「あー、なんかあるよね」

      「キャンペーンみたいなの」

      「あれもね?」

      「うん」


      『いや、アタシは買い物しただけで十分ですから』


      「とか言っておけば」

      「…おかしいじゃん、そんなの」

      「ふふっ…」

      「本当に当てたい時に当ててくれるのよ」

      「ふふっ…」

      「あははははっ!!」

      「調節してないからっ!全部っ!」

      「本当なのよ」

      「うるさいよ」

      「それで?」

      「うるさい友希那」

      「続きは?」

      「いーよいーよ」

      「ふふっ…」

      「もう」

      「何よ」

      「戻れないよ」

      「ふふっ…」

      「こんな…ふふっ…」

      「本当なのよっ!」

      「こんな遠いところに連れてこられてさ」

      「んふふふふっ…」

      「腕引っ張られて」

      「ふふふっ…」

      「友希那にめちゃくちゃな体にされて」

      「ふっふっふっ…」

      「もう話せないよっ!!……ふふっ」

      「戻って良いからリサ」

      「……ふふっ」

    • 79 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで帰りに」


      『晩ご飯なんか買って帰るかー?』

      『まくどなるどがたべたいっ!』


      「とかなって、マクドナルドに行ってさ」

      「うん」

      「それで家までの途中にコンビニがあるから」


      『あー、朝ごはんも買って帰るかー』

      『りょーかーい⭐︎』


      「とか言って、コンビニに寄ってね?」

      「うん」

      「コンビニに寄ったら、やっぱりまた一番クジがあって」

      「新しいのが出てたのっ♪」

      「へぇ」

      「娘の好きなアニメのフィギュアが当たるとかいうのがっ⭐︎」

      「マクドナルドは買ったの?」

      「買ったよ?」

      「……はぁ」

      「?」


      「マクドナルド持ってるところ見せちゃった…?」

      「店員に…?」


      「んふふふふっ…」

      「もしかして…?」

      「んふふふふっ…」

      「マック持ってるところ見せたよ?」

      「店員さんに」

      「あーーーーーっ!!」

      「これはダメねっ!!」

      「関係無いじゃんっ!!!」

      「マックと別にっ!!」

      「ふふふっ…」

    • 80 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「『夕飯をウチで買わないとか…!!』って思われて」

      「無いよっ!!」

      「それでクジもダメに」


      「あーーーもうダメだこれ」


      「ふふっ…」

      「また…ふふっ…腕引っ張られて」

      「ふふっ…」

      「ふふっ…めちゃくちゃに…」

      「本当なのよっ!」

      「マックはだって関係が…」

      「マックを見せちゃうとっ!」


      「友希那さん……今日どうしちゃったの…?」


      「ふふふっ…」

      「今日どうしたのよ…?ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「マックの袋持っていたらそれは当てられないわよ」

      「店員さんの気分を悪くするの?」

      「そうよ?」

    • 81 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「だって…ふふっ…アタシも結構長くコンビニでバイトしてたけど」

      「そんなことしてなかったもん」

      「その時はだって一番クジ無かったでしょう?」

      「あったよ」

      「ふふっ…」

      「あったよ一番クジ」

      「あなたは真面目にコンビニ店員に向き合っていなかったということよ」

      「んふふふっ…ずるいよそのあと付けで足していくやつ」

      「モカとかはちゃんとしていたわよ」

      「モカが一番ふざけてたからっ!」

      「『しゃーしたー』とかっ!!」

      「ふふっ…」

    • 82 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで?」

      「んふふふっ…」

      「それで一番クジやろうってなって」

      「娘が引いたら、一等のフィギュアの詰め合わせが当たったのっ!!」

      「ええ!?」

      「ほ〜ら?」

      「ど〜よ?友希那ぁ〜?」ドヤァ


      「………ワイロ的なやつ…やった…?」


      「んふふふふっ…」

      「……相当買い物したでしょう…?」

      「んふふふっ…」

      「いつもどおりの買い物だよっ!」

      「娘が」

      「なによ」

      「監視カメラにペコペコしていたでしょう?」

      「あははははっ!!」

      「してないよっ!!」

      「ふふっ…」

    • 83 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『やったぁっ!』

      『やったなっ!!』


      「とかなって、家に帰ってさ」

      「うん」

      「マックのハッピーセットのおもちゃを見てみたら」

      「これもシークレットのやつだったのっ!!」


      「……これ」


      「うん?」

      「完全に……入っているわね…」

      「なにが?」

      「これあるのだけれど…『確変』みたいなのがあるのよ」

      「んふふふっ…」

      「当たる時期みたいなの」

      「ふふっ…」

      「なんでも当たる時期みたいなのがあって」

      「終わるまでいっぱいやった方がいいわよ?」

      「…宝くじとか娘に買わせればいいの?」

      「そうよっ!」

      「カジノとか」

      「ええ」






      「…………っていう話を」

      「マジでギャンブル漫画とか散りばめて楽しくお届けしようとしてたけどね今日っ!?」




      「んふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「すっごい散りばめてっ!!」

      「ふっふっふっふっ…」

    • 84 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それがっ!!」

      「なんか変な信者が途中からっ!!」

      「ふふふっ…」

      「途中から入ってきてできなかったけどっ!」

      「悪いけれど」

      「なに」


      「これをギャンブルだと思うのはダメ」

      「『徳』だから」


      「あははははっ!!!」

      「うるさい友希那っ!」

      「店への奉仕精神、徳の話だから」

      「さっきおもいっきり『確変』とか言ってたじゃんっ!」

      「ふふっ…」

      「ギャンブルじゃんっ!」


      「私もリサの娘に競馬の予想を頼みたいのだけれど」


      「あはははっ!!」

      「友希那は予想屋あいあいでも見てろっ!!」

      「んふふふふっ…」

      「あー疲れたぁー…一旦CMいきまーす」

    • 85 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      久々にいちゃいちゃ(?)する友希那さんとリサ姉を書かせていただきました

    • 86 名前:匿名スタッフさん ID:zNzA2Zjc

      リサ姉のツッコミのキレ、流石です。

    • 87 名前:匿名スタッフさん ID:xNzc1NzJ

      リサ姉のツッコミ過去一で好きかもw

    • 88 名前:匿名スタッフさん ID:lNWJiOGR

      にゃーんちゃん帰ってきてる…!!!
      嬉しい…っ、そして安定の面白さ!

    • 89 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「この前、雑誌のインタビューの帰りにタクシーを用意されて」

      「うん」

      「それで5分くらい乗ってたら、運転手が」


      『…あのー…失礼なんですけど』

      『何をされている方なんでしょうか…?』


      「って聞かれて」

      「…ほぉ」

      「意図が分からないから」

      「確かに…」


      『…なんでかしら』


      「って聞いたの」

      「うん」

      「そうしたら」


      『…あのー…』

      『久しぶりに「VIP」の予約を承りまして…』


      「って言われたの」

      「おおっ!」

    • 90 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『…な…なんなのそれ…?』


      「って聞いたら」

      「うん」


      『「このお客様は厳重にお送りして下さい」っていう』

      『特命みたいなものでして』


      「みたいな」

      「ええー!?」

      「そんなのあるんだっ!!」


      (今日私…VIPなのね…)


      「ってなって」

      「今までアタシも一回も無いなぁー」

      「そんなこと言われたの」

      「VIPなのよ」

      「私」

      「ええ!?」

      「ふふっ」

      「………友希那………ごとぎが…??」

      「ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「VIP…?」

      「ふふっ…そうなのよ」

      「ええ…?」

    • 91 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「だから」


      『VIPって普段どういう人が使っているのかしら』


      「って聞いてみたの」

      「気になるもんね」

      「そうしたら」


      『まぁーだいたい政治家さんとか』

      『企業の社長さんとかですねぇー』


      「あははははっ!!!」

      「そう言われて」

      「ふふっ…うん」


      『お客様は何をされている方なんですか?』


      「って聞かれたから」

      「おー」


      『あっ…いやぁ…まぁ…』


      「あははははっ!!!」

    • 92 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『その…』

      『…ミュージシャンなのだけれど』


      「って言ったら」

      「うん」


      『あっ、ミュージシャンの方でしたかっ』

      『いやーまぁー大変ですよねぇーミュージシャンも』


      「とか言われて…」

      「あはははははっ!!!!」


      (ちょっと…)

      (…扱い軽くなっているじゃない)


      「とか思って」

      「あはははははっ!!!」

      「本当だねぇ」


      (少し厳重じゃなくなっているじゃない…)


      「とか思って」

      「確かに」

      「…っていうかそもそも」

      「Roseliaのボーカルってことに気付いてないってことだもんねっ」

      「ふっふっふっ…」

      「そうなのよ」

      「それは扱い軽くなっちゃうよぉ…」

    • 93 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でもVIPだからやっぱり運転とか丁寧なのよね」

      「へぇー」

      「それでよく見たら内装とかも普通のタクシーと違うのよね」

      「おー、そうなんだっ」

      「シートが革張りだったり」

      「へぇー…じゃぁ車自体がVIP仕様なんだっ」

      「そうなのよ」

      「だから、つかの間のVIP気分よね」

      「私からしたら」

      「そっかぁ」

      「もう弦巻さんとかになった気分で」

      「あー確かにそうかも」

      「普通の生活をしているところから」

      「いきなりVIPになったから」

      「うん」


      「『笑ゥせぇるすまん』の気分よね…」


      「あはははははっ!!!」

      「急に生活変わるからねぇ」

      「笑ゥせぇるすまんはっ」

      「そうなのよ」

      「ふふっ…」

    • 94 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「だから今思えば…」

      「うん?」


      「運転手も『恰幅の良い男性』だった気がするわね…」


      「ええ…?」

      「黒いハット被って…ふふっ…」

      「あれ…?」

      「たまに高笑いしていた気もするわね…」

      「………喪黒福造じゃん」

      「ふふふふふっ…」

      「……だったのかしらね」

      「今思えば」

      「ええ…?喪黒福造じゃん…それは」

      「ハット被っていたからね」

      「……すっごい色してなかった…唇とか…?」

      「…ああ…!していたわねっ…!!」

      「やっぱ喪黒福造じゃん…!!」

      「ふふっ…」

      「赤っぽい色をしていたかしらね…唇…」

      「『喪黒タクシー』とかじゃなかった…?業者名…」

      「タクシーの頭頂部に『も』と書いていたかもしれないわね…」

      「あははははっ!!」

      「『も』か、もしくは、『笑』って書いてあったかもしれないわね…」

      「あははははっ!!」

      「ふふふっ…」

      「ヤバイじゃんっ!!」

      「私もやっぱり一度はこのような『VIP』な暮らししたいと思っていたから…ふふっ…」

      「あはははははっ!!」

      「笑ゥせぇるすまんの登場人物みたいな思想になってるじゃん友希那っ!!」

      「ふっふっふっ…」

      「そーゆー人のところに現れるんだよっ!喪黒福造はっ!」

      「そうなのよ…」

      「ふふっ…」

    • 95 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで聞いてみたのよ」


      『このVIP待遇のタクシーに』

      『他に乗せたミュージシャンはいるのかしら?』


      「って」

      「うんうん」

      「そうしたら」


      『あのねぇ…』

      『唯一一人だけ載せたことあるんですよねぇ…』


      「って言うのよ」

      「おおっ!」

      「その一人が誰なのかを聞いたら」


      『唯一乗せたのがねぇ〜』

      『Afterglowの青葉さんなんですよぉ〜』


      「って言って…」

      「あはははははっ!!!」

      「モカなんだ…」


      (私もついに…モカクラスになったのね…!!)


      「って思って」

      「いや……モカだよ…?」

      「ふふっ…」

      「Afterglowの超問題児…」

      「ふっふっふっ…」

      「どこがVIP…?」

      「ふふっ…嬉しいわよね」

      「やっぱりモカに追いつけた、というのは」

      「ええ…?」

      「モカだよ…?」

      「ふふふっ…」

    • 96 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでそのあと確か…」


      「恰幅の良い運転手の行きつけのバーに行ったかしらね…」


      「行っちゃってるじゃんっ!!」

      「『一杯どうです?』とか言われて…ふふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「よく喪黒福造が通ってるバーだっ!」

      「ふふっ…」

      「それでバーの帰りにまた家まで送ってもらって」

      「あー…バーに寄ってから…?」

      「バーに寄ってからね」

      「ふふっ…」

      「なんなのこの話…」

    • 97 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで家に着くくらいになったのだけれど」

      「うん」

      「VIPが普通の家に住んでいると思われるの嫌だから…」

      「あははははっ!!!」

      「まーそっかー」


      「少し手前の嘘の高級マンションの前で降ろしてもらって」


      「あははははっ!!!」

      「なんなのその見栄はる感じぃ…?」

      「それでその高級マンションのエントランスに入って」

      「タクシーが去るまで隠れてるのよ私…ふふっ…」

      「あははははっ!!」

      「いやいいよ別に…そんなの…」

      「ふふっ…」

      「でもタクシーが10分経ってもずっとそこに留まっているのよ」

      「なにか作業しているのか分からないけれど」

      「あー、料金のとかね」

      「だから知らないマンションのエントランスに」

      「ずーっと隠れて…ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「変な時間を過ごして…ふふっ…」

      「やめなよっ!そんなことぉ!」

    • 98 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで15分くらいして去って」

      「おー」

      「トボトボとそこから歩いて家まで帰って」

      「うん」

      「それが18時くらいだったかしらね」

      「あー、まだそんな時間かー」

      「そんな時間よ」

      「……んふふふっ」

      「バーに寄って…そんな時間なんだ?」

      「まぁ…バーは16時くらいから空いてるから」

      「浅い時間にバーやってるなぁ!!」

      「ふふふふっ…」

      「そうそう」

      「あのヒゲモジャの店主浅い時間にやってるんだっ!」

      「あれ浅い時間なのよ」

      「ええ…!?」

    • 99 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで家に帰ってからも私はまだVIP気分だから」

      「あー、まだ解けないんだっ」

      「VIPよ、私は」

      「魔法にかかっているから」

      「うん」


      「VIPは子供をベビーシッターに預けるから」


      「うん?」

      「紗夜を雇って」

      「いや…それたまたま娘が紗夜の家に泊まりに行っただけでしょ…?」

      「この前話してたじゃん」

      「VIPはベビーシッターに頼むのよね」

      「ベビーシッターって言わないってそれ」

      「ふふっ…」

    • 100 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『VIPは料理なんてしていられないわね…』


      「とか思って」

      「んふふふふっ…」

      「晩ご飯よ」

      「あー」


      『VIPは出前よっ!!』


      「って言って」

      「おー!」

      「VIPだねぇー!」

      「普段なら頼まないけれどVIPだから」

      「うん」

      「宇田川さんがやっているラーメン屋に頼むことにして」

      「あははっ!巴の店に出前頼むんだ」

      「確かVIP専用のラーメン屋だった気がするわね…ふふっ」

      「いや…ないよそんなの」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「そんな経営方針じゃないって巴」

      「ふふっ…」

    • 101 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでVIP専用の出前メニューを見ていて」

      「うん」

      「VIPだから」


      『一番美味しそうなとんこつ醤油ラーメンを頼もうかしら』


      「ってなって」

      「…一番美味しそう、は別に人によるけどね」

      「ふふふっ…」

      「一番高そう、ならわかるけどさ」

      「いつもだったら一番ダメそうな塩ラーメンだけれど」

      「いやだから人によるけどね!それは」

      「ふふっ…」

      「アタシは塩ラーメン一番美味しそうだもんっ!」

      「それは無いと思うのだけれどね」

      「人それぞれだから」

      「香澄もそれにするって言って2つ頼もうとして」

      「うん」

    • 102 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで宇田川さんに電話したら」


      『すいませんっ!湊さんっ!!』

      『合計2000円以上じゃないと出前できないんですよぉ!!』


      「とか言われて」

      「あー、あるよねそのライン」


      (ふっざけないでよっ…!!)


      「ってなって」

      「あー」


      (VIPなのよ!?こっちは!?)


      「とか思って」

      「んふふふふっ…」


      (1500円で頼ませなさいよ!?)

      (VIPなのよ!?)


      「とか思って…ふふっ…」

      「知らないから」

      「巴サイドは」

      「ふふっ…」


      (VIPなのだから1500円で頼ませなさい!!)


      「とか思って」

      「知らないんだよ巴は」

      「しょうがないから500円のチャーハンも頼んで」

      「2000円にして」

      「うん」

      「しょうがないからって思って」

      「んふふふっ…」


      (VIPになに出費させているのよ!!)


      「とか思って…ふふっ…」

      「VIPなら文句言わずに払えっ!!!」

      「ふふふふっ…」


      (VIPに払わせているんじゃないわよ!!)


      「とか思って」

      「ふふっ…うん」

    • 103 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで混んでて、出前来るまで1時間半って言われたの」

      「へー、大繁盛じゃん巴の店」

      「それで時間があるから」

      「そうだね」

      「たまにうちのテラスに野良猫が来るのだけれど」

      「へぇーそうなんだ」

      「いつも私はテラスに猫餌を出しておいてあげているの」

      「あー」

      「野良猫用に」

      「優しいなぁ…友希那さんは」

      「それが無くなってるから多分食べていると思うのだけれど」

      「うん」

      「だから今日はVIPだから」

      「うん」


      『VIPの野良猫よっ!!』


      「って言って」

      「んふふふふっ…」

      「ふふっ…多めに餌を出しておいてあげて」

      「んふふふふっ…」

      「VIPの餌を出してあげて」

      「ふふっ…うん」

    • 104 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでその後、お風呂に入ろうと思って」

      「うん」

      「VIPだからやっぱり」

      「香澄と一緒にお風呂に入っちゃうわよね?」

      「VIPだから」

      「んん…?」

      「VIPだから服その辺に脱ぎ捨てて」

      「香澄とお風呂入っちゃうわよね」


      「……いや」

      「それ……娘のいない一夜謳歌してるだけじゃん」


      「ふふっ…」

      「脱ぎ捨てるとか…」

      「早く謳歌しようとしすぎて焦っちゃってるじゃん」

      「いつもだったらやらないわよ?」

      「VIPだから今日は、って思って」

      「いつもは娘をお風呂にいれないといけないだけだから」

      「ふふっ…」

    • 105 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それですでにお風呂は沸いていたから」

      「おー、VIPじゃん」

      「そうなのよ」

      「香澄はできる女なのよ」

      「ふふっ…」

      「それで今日の私はVIPだから」

      「その日は特別に…ふふっ…バブ入れちゃうわよね?」

      「あはははははっ!!!」

      「あーバブ入れちゃうかぁー」

      「VIP用の熱めのお湯にバブ入れちゃうけどね?」

      「まぁ別にいいけどね」

    • 106 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでお風呂から出て」

      「ふふっ…VIP用のドライヤーで乾かして」

      「…なに?VIP用のドライヤーって」

      「ふふっ…」

      「VIPのドライヤーで乾かすわよね」

      「なに?VIP用のドライヤーって」

      「香澄の髪も乾かしてあげて」

      「なに?」

      「VIPのドライヤーよね」

      「『強弱のできる』VIP専用の」

      「あははははっ!!」

      「一般人のドライヤーもできるよっ!!」

      「そんなことは無いと思うのだけれどね」

      「何言ってるの…?」

      「ふふっ…」

    • 107 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでVIPのラーメンが来たのよ」

      「うちに」

      「うん」

      「でもVIPだから食後のデザートが欲しいわねってなって」

      「VIPだねー」

      「VIP用のキッチンのVIP用の棚を開けて」

      「うん」

      「VIP用のブラックサンダーを…ふふっ…」

      「んふふふふっ…」

      「VIP用のブラックサンダー…?」


      「特別な日に食べようと思っていたVIP用のブラックサンダーよ」


      「あははははっ!!」

      「VIPはブラックサンダー特別な日に食べようと取っておかないよ!!」

      「VIP用のブラックサンダーよ」

      「めちゃくちゃ安いし!!」

      「ふふっ…」

      「食後に香澄とブラックサンダー食べるんだっ!!」

      「ブラックサンダーを食べるのよ私たちは…ふふっ…」

      「ふふっ…まぁ別にいいけどね」

    • 108 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで調子に乗って普段お酒飲まないけれど」

      「日菜からもらった日本酒が家にあったから」

      「おー!調子乗ってるねー!」

      「それも飲んでラーメンとかデザートとか2人で食べて謳歌してたら」

      「うんうん」

      「ちょっと…VIP用のイチャイチャをしたくなってきちゃって」

      「んふふふふっ…」

      「リビングのソファーで」

      「ふふふっ…まーそっか」

      「VIP用の技を」

      「あははははっ!!!」

      「特別な日に仕掛けようと思っていたVIP用の技を…ふふっ…」

      「もういいからっ!!それ以上っ!!!」

      「ふふっ…」

    • 109 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでそんなことをしていたら」

      「そのままリビングで寝ちゃったのよ…私たち」

      「あー…」

      「それで朝起きたら…」

      「うん」

      「服とか下着とかその辺りに散らかってて…」

      「んふふふっ…」

      「キッチンは汚くて…」

      「ラーメンの返す食器も洗ってないからぐちゃぐちゃになってて…」

      「うん…」

      「テラスの猫餌は風でぶち撒けられてるのよ…」

      「んふふっ…多めに入れてたからね」

      「それでもう少しで娘を紗夜の家に迎えにいかないといけない時間で…」

      「ヤバイじゃん」


      『……な……なんなの……!?』

      『この地獄は……!!?』


      「とか思って…」

      「ええ…?」

    • 110 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでもう昨日VIPの自分とは天と地の差なのよ…」

      「まぁー…ふふっ…そっかぁ」

      「それでね…?」

      「思い返してみたら……」

      「うん?」

      「前日に酔った後に微かに覚えているのだけれど……」

      「…うん」

      「確かなのだけれど……」


      「あの黒いハットの男が家に来て………」


      「………うん」




      「『ドーン!』ってやられたのよね……」

      「確か……」


      「ふふっ…」




      「……」

      「……」

      「……嘘ついちゃったじゃん友希那」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「友希那たまにする嘘の話しちゃってるじゃんっ!!」

      「ふふふっ…」

      「酔ってしまって微かになのだけれど…」

      「『ドーン!』ってやられた記憶があるのよね…」

      「あははははっ!!!」

      「うそ!うそ!うそ!!」

      「嘘じゃ無いわよね…」

      「娘のいない一夜を香澄と楽しんだだけの話だからっ!!」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「何も起こってないんだよっ!友希那のまわりでっ!!」

      「ふふっ…そんなことは無いと思うのだけれどね…」

      「ふふっ…もう嘘トークやめなよ?」

      「最近多いから」

      「ふふふっ…」

      「えーっと…じゃあ一旦CMいこっかなー?」

    • 111 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      VIPのお話を書かせていただきました

      皆さんコメントありがとうございます!
      また引き続き書かせていただく予定です

    • 112 名前:匿名スタッフさん ID:mNjJkNmM

      友希那さんのだんだんと変な方向に行き、最終的に嘘で締めるトーク大好きです。次回も楽しみにしています。

    • 113 名前:匿名スタッフさん ID:2YzJlNjU

      夏のドーン!
      は、関係ないですねすいません

    • 114 名前:匿名スタッフさん ID:iYmRkMzE

      やっぱり、猫ちゃんニュースを…最高やな!

    • 115 名前:匿名スタッフさん ID:wZmQxNzF

      香澄のセリフ一言も無いのに
      香澄の可愛さしか印象にない…
      これがこのSSの本質だよなぁ

    • 116 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「アタシはねー、車の免許を取って少し経つんだけど」

      「そうね」

      「数ヶ月かな?」

      「でも結局あんまり運転してないんだよねー」

      「そうなの?」

      「というのもさ」

      「免許をとってすぐくらいの時に運転してたんだけど」

      「助手席に有咲乗せて、後ろに子供乗せて」

      「うん」

      「そうなんだけどさ」

      「やっぱり結構…ミスが目立ってさ…」

      「ふふっ…うん」

      「それはやっぱり有咲の方が運転歴は長いからさぁ」

      「有咲に注意されるわけっ」

      「運転歴長いって…そんなに変わらないでしょう?」

      「まぁ…一、二ヶ月かな?」

      「ふふっ…全然変わらないじゃない」

      「でもアタシからしたらやっぱりちょっとは」

      「コンプレックスみたいなのもあるんだよっ!」

      「そういうものなの?」

    • 117 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで運転してたら有咲が」


      『…ちょっと車間距離近くない…?』


      「とかさ」

      「ふふっ…」


      『…えっ…?』

      『…今…?えっ…?車線変更しなくていーの…?』


      「とか色々言われてて」

      「ふふっ…うん」

      「そんなこと色々言われると」

      「本来曲がらないといけないところで直進しちゃってさー」

      「ふっふっふっ…」

      「車線変更とかもしそびれちゃったりして…」

      「うん」

      「そうなってくるとやっぱり」

      「アタシもね?」

      「うん」




      『……』

      『……』

      『……あー』

      『……一人で運転したいなーっ…!!』




      「って」

      「ふっふっふっ…」

      「いざこざが起きているじゃない」

      「あははははっ!!」

      「アタシもイライラしてきちゃってさー」

      「有咲に言っちゃったのっ!」

      「ふふっ…うん」

    • 118 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でも普段からキレ慣れてないから…」

      「リサはあまり有咲にキレないわね」


      『……あ〜』

      『…一人で運転したいな〜…あははっ』


      「みたいな」

      「ちょっと笑いに変えるみたいな言い方で言ってたのっ」

      「なるほどね」

      「でも有咲からしたらもっと意味わかんないじゃん?」

      「腹立つでしょ?」

      「あー」

      「だから」


      『はぁ…?』

      『何人のせいにしてるんだよ』


      「とか言われちゃってっ!!」

      「ふふふっ…」

      「なにやっているのよ…」

      「ふふっ…」

      「それでまーまー有咲と揉めてさっ!!」

      「うん」

      「最終的に」




      『あーもう分かったっ!!』


      『アタシ運転しないっ!!!!』




      「ふふふっ…」

      「ふふっ…」




      『アタシはもう家族を乗せて運転しないからっ!!!』




      「ってなってっ!」

      「んふふふっ…しょうもないのよ…喧嘩の内容が」

      「あははははっ!!!」

      「ふふっ…」

    • 119 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「いやでもね?」

      「この話を沙綾にしたのっ!この前っ!」

      「Poppin’Partyのね」

      「そしたら全く同じことがあったんだってっ!」

      「そうなのね」

      「沙綾も運転してる時に、たえにあれやこれや言われて」

      「イライラして、停車したんだって」

      「あら」

      「そのまま路肩に止めて」

      「うん」




      『………』


      『………はいっ』

      『ここからはもう……たえが運転して?』




      「ってっ!」

      「んふふふふっ…」




      『もう私運転しないもんっ…』プクー




      「みたいになったらしくて」

      「ふふっ…」

      「意外と可愛いところあるわね山吹さん」

      「あははっ!!」

    • 120 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「たえと居る時は意外とそうなるみたいだよ?」

      「山吹さんは普段素顔を見せないから新鮮ね」

      「そーそー」

      「それで運転しないっ!ってなったらしくて」

      「いやだから本当に」

      「運転してる人の隣で絶対になんか言っちゃいけないのよ」

      「ほんとそーだよねっ?」

      「そうよ」

      「本当にイラつくから」

      「それはルールとしてあるよね?」

      「あるかもね」

      「でも流石にこのままじゃアタシも良くないと思ってさ」

      「ふふっ…それで運転しなくなっちゃうのはカッコ悪すぎるわよ」

      「あははっ!!」

      「有咲にずっと運転してもらってるのはダサすぎるから」

      「練習というか、ちょっとずつ慣れなきゃって思ってさー」

      「うん」

      「それでこの前パスパレのライブが横浜アリーナであって」

      「アタシパスパレと一緒にテレビ番組やってるから」

      「それもあってライブに招待されたんだよね」

      「へぇ」


      『それじゃー良い機会だし』

      『車でいっちゃおっかな〜⭐︎』


      「ってなって」

      「いいじゃない」

    • 121 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      続きは後日書かせていただきます

    • 122 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd

      リサありさもたえさあやも
      みんなかわいいかよ…

    • 123 名前:匿名スタッフさん ID:2ZWJkMmV

      友希那さん香澄の隣で口出ししてそうだけど…どうなんだ

    • 124 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      >>123
      5年前に香澄の運転に付き合う友希那さんのエピソードを書いたのですが
      その時は口出ししてなかったみたいです(笑)
      https://bang-dream-ch-bbs.com/forums/topic/16800/#post-29846

    • 125 名前:匿名スタッフさん ID:iMGMzMmZ

      10年後の世界なのに
      なんでこのSSに出てくるキャラはみんな可愛いかよなんだろう…

    • 126 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「夕方6時半開演でね?」

      「うん」

      「調べたら横浜アリーナまで下道で一時間くらいでさ」

      「高速は?」

      「高速はだって怖いんだもんっ」

      「ふふっ…」

      「怖いよ…高速はっ」

      「高速なんて使えばすぐ着くのだから」

      「30分くらいで着くみたいだけど怖くて乗れないからアタシ」

      「ふふっ…」

      「下道で調べたら一時間くらいでさー」

      「いやいや…」

      「だから夕方6時半開演ってことは6時くらいには着いておきたいでしょ?」

      「それはそうね」

      「でもアタシは素人だからもうちょっと余裕をもって」


      『4時半出発でいこ〜⭐︎』


      「ってなって」

      「うん」

    • 127 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そんなふうに思ってたら有咲に」


      『ガソリン全然入ってないぞー?』


      「って言われてさぁ」

      「あら」


      『入れていった方がいいよ?』


      「みたいに言われてさ」

      「うん」


      『…ああー…なにそれ…!!』

      『ヤバイじゃん…!!』


      「ってなって…」

      「んふふふっ…ガソリンくらい入れれるでしょう」

      「ふふっ…」

      「しかもなんか…」


      『あとついでに洗車もお願いできる?』

      『最近汚れてきちゃっててさ…』


      「みたいに言われちゃって…!!」

      「あらら」

      「じゃあそれも時間かかるなぁ…って思ったら」

      「結局4時出発かぁー…ってなってね?」

      「早まったわね」

    • 128 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで4時に出発して」

      「有咲に言われたガソリンスタンドに行ってさ」

      「指定のガソリンスタンドがあるのね」

      「よくわかんないんだけどここが安いってのが有咲の中であるんだって」

      「うん」

      「それでお店に入ったら」


      『オーライっ!オーライっ!』


      「とか言われるでしょ?」

      「うん」

      「あれ…怖いねぇ…!」

      「ふっふっふっ…別にそんなことはないと思うけれど」

      「近くに来るんだもん…ガソリンの給油のやつがぁ…!」

      「当たり前でしょう」

      「ふふっ…」

      「でもまぁ指示通りに寄せてさ」


      『うわっ!我ながらめっちゃうまく入れれたじゃんっ!!⭐︎』


      「とか思って」

      「良かったじゃない」

      「車降りたら…」

      「とんでもなく斜めになってるんだよね………」

      「ふふふっ…」

      「めちゃくちゃまっすぐだと思ったのに…」

      「ふふっ…それは残念だったわね」


      『』ガーン…!!


      「とか思ってさぁー…」

      「今どきそのリアクションする人見ないわよ」

      「ふふっ…」

    • 129 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで全て終えてガソリンスタンドを出ようと思ってさ」

      「うん」

      「すぐに交差点があるんだけど」

      「ナビがなんか上手く作動してなくてっ…!!」

      「あら」

      「ナビはずっとガソリンスタンドに留まってるんだよっ…!!」

      「ふっふっふっ…」


      『ちょっとぉ!?』

      『なにしてるのぉ!?』

      『なにこれ!?どっち!?』


      「みたいになっちゃってっ!!」

      「ふふっ…なんとなく分かるでしょう」


      『これはもうっ…!!』

      『右だねっ!!』グイッ


      「って曲がったら………左ね?」

      「ふっふっふっ…」

      「ふふふっ…」

      「いきなりミスっ!!」


      『ふざけないでよっ!!』


      「ってなってっ!!」

      「完全にロスっ!!」

      「なんとなく分かるから」

    • 130 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『こっからちょっと急がないとヤバイじゃんっ…!!』


      「とか思って」

      「うん」

      「最初のうちはナビも新しいからさ」

      「ちゃんとナビしてくれてたんだけど」

      「ある程度経ったら急に何も喋らなくなってっ…!!」

      「ふふっ…そんなこと無いでしょう」

      「なにあれ?」

      「うん?」

      「だから多分アタシに慣れてきたのか」

      「舐めてきてるんだよっ!」

      「ふっふっふっ…詳しく聞かせてよ」

      「本当に急に何もナビしなくなるんだよっ…!!」

      「それは無いわよ」

      「あるんだってっ!!これがっ!!」

      「ふふっ…」

    • 131 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「だってずっと真っ直ぐ走ってたら」

      「急に『………右方向です…』みたいなっ!!小さな声でっ…!!」

      「ふふふっ…」


      『ええっ!?』

      『今のところ右なのっ!?』


      「みたいなっ!!」

      「ふふっ…言ってるでしょうそれはちゃんと」

      「言ってないよっ!?」

      「ふふっ…」

      「後付けで行ってくるんだよっ!!最新のナビがっ!!」

      「なんなのかしら」

      「事後報告で舐めてきてるんだよっ…!!」

      「ふふっ…うん」

      「話が違うんだよっ…!!」

      「そんなこと無いけれどね」

      「それがうちのナビにはあってっ!!」

      「ふふっ…」

    • 132 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで極め付けはさぁー」

      「まだあるの…」

      「アタシもよくわからないんだけどさ」

      「うん」

      「パスパレのCD聴きながら運転してたのっ」

      「予習しとかないとって思って、パスパレの新曲っ」

      「ああ、この前発売されたやつね」

      「そうそう」


      『良い曲だな〜』

      『ライブで絶対盛り上がるじゃんっ⭐︎』ワクワク


      「とか思いながら走ってたんだけど」

      「うん」

      「途中まで全然気付いてなかったんだけど…」

      「カーナビの曲名の表示を見たらね?」

      「うん」




      『 ひとりじゃないんだから / 彩×モカ×リサ×花音×つぐみ 』




      「って表示されてるのっ…!!」

      「……なになに…?」

      「ひとりじゃないんだから って曲名が表示されてるんだよ…!」

      「流れてる曲はパスパレの新曲なんだよ!?」

      「ふふっ…意味がわからないじゃない」

      「めっちゃくちゃ昔のアタシも演奏してた曲だよ!?」

      「今聴かないでしょう」


      『めちゃくちゃ舐められてるじゃんっ!!』


      「って思ってっ!!」

      「ふふっ…うん」

      「『ひとりじゃないんだから』って」

      「カーナビにめちゃくちゃ励まされてるんだよっ!!」

      「カーナビのせいで遅れてるのにっ…!!」

      「んふふふふっ…なんなのよ一体」

      「ふふっ…」

    • 133 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでそんなこんなしてたら」

      「着いたのが6時半でさ…!!」

      「ギリギリじゃない」

      「結局5分押しくらいで始まったから間に合ったんだけどさぁー…」

      「そうなのね」

      「もう疲れちゃって…運転」

      「ふふっ…」

      「それで席用意してくれててね?関係者席」

      「うん」

      「それでその関係者席に行ったら」

      「薫が先に来ててさ」

      「へぇ」

      「薫は麻弥を見に来たと思うんだけど」

      「まぁ、そうでしょうね」


      『薫じゃんっ♪』


      「とか挨拶してさ」

      「うん」

    • 134 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「席に着こうとしたら……観客がさ」

      「うん?」




      『おい!?今井……!!Roseliaの今井リサだっ!!!』




      「みたいな」

      「ふふっ…うん」




      『リサさんだっ!!Roseliaのリサさんっ!!!』


      『リサ姉っ!!!』




      「みたいなっ!!」

      「ふふっ…」




      『Roseliaの今井だっ!!』


      『Roseliaのリサさんだっ!!』


      『リサ姉だっ!!!!』




      「みたいにめちゃめちゃ盛り上がってきてっ」

      「うん」

    • 135 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「あの……SLAM DUNKのさ」

      「うん」




      『おい!!!』

      『海南大附属の牧がいるぞっ!!!』




      「みたいなっ!!」

      「…知らないわよ」

      「ふふふっ…」

      「そんな風になってっ!!」

      「なんなのよ」

      「牧なんだよっ!アタシ!」

      「全然違うわよ」

      「それでアタシも」




      『やっほー⭐︎』ウインク




      「とか答えててさ〜」

      「牧に謝りなさい」

      「ふふっ…」

    • 136 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで薫に聞いたら」

      「薫が先に来た時にやっぱり『薫様ー!』みたいになったらしくてさ」

      「いつものやつね」

      「その時に」




      『ふふっ、この後Roseliaのリサも来るからね?』




      「とか言ってくれててさっ」

      「なるほどね」

      「さっすがだよね〜」

      「気持ちよくさせてくれるんだよ薫はさ〜」

      「ふふっ…うん」




      『みんなありがとねー⭐︎』




      「なんて手を振ってさ〜」

      「ふふっ…」

      「それでライブ始まったら」

      「いつも通りめちゃくちゃ楽しくてさ〜」

      「いいわね」

      「薫と一緒にさ?」

      「ペンライト振ってっ!」

      「ふっふっふっ…」

      「それでライブ楽しんでさっ」

      「良かったじゃない」

      「パスパレちゃん達との挨拶を終えて帰るんだけど」

      「帰りも車だからさー」

      「それはそうね」

    • 137 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでパスパレちゃん達の新曲生で聞いたらめちゃくちゃ良かったから」


      『もっかい車の中で聴こ〜⭐︎』


      「って思ってCD入れてさ?」

      「うん」

      「そしたら………曲名に」

      「うん」




      『 走り始めたばかりのキミに / Poppin’Party 』




      「って表示されたのっ…!!」

      「ふっふっふっ…意味わからないじゃない…」

      「いやマジで意味わかんないっ…って思ったんだけどさ」

      「うん」

      「でも……曲名が」


      『 走り始めたばかりのキミに 』


      「なんだよっ!!」

      「あー」


      『……これ…!!』

      『アタシを応援してくれてるんだっ……!!!』ジーン


      「ってなってっ!!」

      「ふふっ…確かに偶然にしては凄いわね」

      「やっぱりあれだけカーナビに振り回されても」

      「結局はアタシを見捨てないっていう」

      「うん」


      「有咲みたいなツンデレカーナビだったんだよっ!!」


      「んふふふふっ…」

      「ツンデレ好きね、リサは」

      「あはははっ!!」

      「やっぱりツンデレは最高だよね〜っ♪」

      「はいはい」

      「それじゃあ、CMにいきましょう」

    • 138 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      本日はここまでです
        

    • 139 名前:匿名スタッフさん ID:lNWJiOGR

      このカーナビのボイスは有咲なのかな?

    • 140 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「えーっと…ここで番組の最後にねー」

      「ある悩みを持っていて、その悩みを以前現れた『クソ宇田川さん』に解決してほしいという」

      「ふふふ…」

      「そういうね、メールがホント久しぶりに来てるんですけど」

      「そう」

      「クソ宇田川さんっていうのは6年前に『友希那がモカと一緒にご飯を食べているときに生まれたキャラ』」

      「ふふっ…」

      「『クソな言動をする宇田川さん、略してクソ宇田川さん』ってことで」

      「懐かしいわね」

      (詳細はこちらをお聴きください)

      https://bang-dream-ch-bbs.com/forums/topic/9591/#post-10114

    • 141 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「あの人にまた?」

      「そう、あの人になんかまたメールがね」

      「悩みを解決して欲しいっていう依頼が来てるんだよ」

      「もうあまり覚えていないわね」

      「悩みがね」

      「じゃあ、相談してみたらいいんじゃない?」

      「ふふふ…」

      「あー、いい?相談しても?」

      「してみたらいいんじゃない?」

      「してみて、いいですか?」

      「ええ」

      「ふふっ…そっか」

    • 142 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「えーっと、じゃあ、こちらの依頼」


      『クソ宇田川さん、お久しぶりです』

      『私には長く連れ添った双子の妹がいるのですが、そんな妹がこの度、私の同僚と結婚します』

      『お祝いの言葉をかけたいのですが、恥ずかしくなってしまいなかなか行動に移せません』

      『一体どのような言葉をかけたら良いでしょうか』


      「っていう事なんだけど」

      「えーっと、どうですかね?」






      『なるほどなァ…』

      「あっ…!クソ宇田川さんだっ…!!」

      「ふふっ…」

      「帰ってきてくれたんだっ…!!」

      『おめェの妹かァ…』

      『結婚するんだなァ…めでてェなァ…』

      『なるほどォ…悩んでるんだなァ……』

      「うん」

      『でもォ…そうかァ…』

      『お祝いの言葉…』

      『……』

      『……お祝いの言葉っつーのはァ大抵』


      『おめでとう』


      『っつーのがァ…セオリーなんじゃァ…ねーのかなァ……』

      「…………んふふふふっ…」

      『……』

      『……まァ…』

      『……』

      『…んんー…』

      『……』

      『……』

      『夕陽に聴けェ…』






      「あははははっ!!!」

      「だからいっつも夕陽に投げちゃうんだよぉ…クソ宇田川さんはぁ…」

      「ふふっ…」

    • 143 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「いや…違う違うっ!!」

      「はい?」

      「長く連れ添った双子の妹と、自分の同僚とが結婚っていうのがあるからっ!!」

      「はい?」

      「その中でのお祝いの言葉だからっ!!」

      「いろいろあるじゃんっ!!」

      「これまでの思い出とかっ!!」

      「お祝いの言葉が分からないということですから」

      「近しい人間からしたら難しいんだよっ!!」

      「お祝いの言葉をなんて声かけたら良いのか?ってことでしたから」

      「だいたいそういうのは『おめでとう』なんじゃないかって」

      「本当にお祝いの言葉が分からないわけじゃ無いんだよっ!!」

      「ふふっ…」

      「バカだなぁ!!!クソだしっ!!!」

      「ふふっ…」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「なんなのよ…クソ宇田川さん…」


      『ご結婚おめでとうございます』

      『今年も良い1年になりますよう』


      「みたいな感じの方が丁寧かもしれないわね」

      「あははははっ!!!」

      「いや…なんか誕生日のお祝いみたいになってるからさぁー…」

      「ふふっ…」

      「いやもう本当にお悩み解決しないとコーナー終わっちゃうからねっ!!」

      「まだコーナー再開して一発目なのに…」

      「ふふふっ…」

      「えー…そういうことで今週はこのあたりで」


      「Roseliaの今井リサと」

      「湊友希那でした」


      「また来週」

    • 144 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      というわけで久々にこちらのコーナーをお届けしました

      今後もフリートークと並行して書かせていただく予定です
      お悩みは現在募集しておりません、ご了承ください

    • 145 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「この前、娘を幼稚園に送っていった帰りに」

      「友希那ってホント幼稚園帰りの話多いね」

      「……別にいいじゃない」

      「別にいいけどさ」

      「『幼稚園帰りの話多い』って言われても別に『ふーん』じゃない」

      「あなたのように『ファンに気づかれた話多い』はなんかイヤじゃない」

      「んふふふっ…」

      「アタシの反撃も少しは受けてよぉ…」

      「『幼稚園帰りの話多い』って言われても別になんとも思わないけれど」

      「『ファンに気づかれた話多い』はちょっと感じ悪いじゃない」

      「いやもういいって」

      「『ファンに気づかれた話多い』は言われてグサっと来るじゃない」


      「もういいってっ!!アタシが悪かったからっ!!!」


      「ふふっ…」

      「それで幼稚園の帰りなのだけれど」

      「うん」

    • 146 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「ちょうどタイミングが重なったのか」

      「美竹さんと有咲もいたのよね」

      「あー、2人も娘を送っていってたのかー」

      「そう」

      「それで3人とも時間あるから、帰りに少しどこかに寄ろうということになって」

      「おー」

      「いわゆる『ママ友』というやつかしらね」

      「あははははっ!!!」

      「友希那の口から『ママ友』っていう言葉を聞く日が来るなんてねぇー…」

      「ふふっ…」

      「ママ友なのよ、私たちは」

      「んふふふふっ…」

      「学生時代に、友希那と有咲と蘭がママ友になってるって言って」

      「誰が信じるだろうね…ふふっ…」

      「一番子供がいるイメージが湧かない3人だから」

      「それが立派にお母さんやってるんだもんねぇ」

      「そうなのよ」

      「ふふっ…」

    • 147 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで道を歩いていたら」

      「今まで何も無かったところに占いのお店ができていて」

      「おー」

      「占いのお店に入ったの」

      「ふふっ…ママ友3人で?」

      「そうなのよ」

      「んふふふっ…娘がいなくなってから楽しんでるなぁー」

      「ふふっ…」

      「それでおばさんの占い師で」

      「3人横並びで占ってもらったの」

      「姓名判断と手相を」

      「うん」

      「それで一人一人占われるのだけれど」

      「うんうん」

      「最初が美竹さんで」

      「うん」

      「美竹さんは」


      『あなたはとにかく「食べるコト」と「歌うコト」に恵まれています」


      「おー、歌うコト」


      『だから「歯」が無くなったら貴方の人生は終わりです」


      「って言われていて」

      「あははははっ!!!」

      「独特な占いだねぇ…」

      「ふふっ…」


      「「歯」が無くなったら死んだも同然です」


      「みたいに言われて」

      「ふふっ…歯が無くなると…そっかぁ」

    • 148 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「次に有咲が言われていて」

      「うん」


      『あなたは本当に「自由」です」


      「って言われただけなの」

      「えっ?えっ?えっ!?」

      「ふふっ…」

      「ふっふっふっ…」

      「ええ…?」


      『あなたは自由です」


      「みたいな」

      「具体性が全く無いじゃん」

      「そうなのよ」

      「ええ…?」

      「それで有咲も」


      『いや……ちょっと家族もいるし、まだ娘も小さくて』

      『仕事もあるんで…そんなに自由には遊んだりできないんですよ』


      「って言ったら」

      「おおー」


      『いえ、でも家庭を顧みず、何かをした方がいいです貴方は』

      『実家のことも、仕事も顧みず、何かをやったほうがいいです』


      「みたいな」

      「あー」

      「ふふっ…『自由』を色んな言い方で言われているだけなの」

      「あははははっ!!!」

      「特に追加の情報は無いんだ…!」

      「無いのよ」

      「んふふふふっ…」

      「比較的自由だと思うけどなー有咲は」

      「ふふっ…」

    • 149 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「あと有咲は」


      『あと、貴方は「上に立つ線」が手相にあります』


      「って言われていて」

      「ええ!?凄いじゃん有咲っ!」

      「でもその占い師の人が滑舌がものすごく悪くて」

      「ふふっ…うん」

      「『上に立つ線』を3人とも全員『ウエイター線』って聞こえていて」

      「あははははっ!!!」


      (ウエイターになる線が有咲に出てるんだ…)


      「みたいになって」

      「んふふふっ…」

      「自由でウエイターな有咲とか意味がわからないじゃない」

      「意味が全然わからないよ…」

      「自由なウエイターとか紗夜くらいしかいないから」

      「あはははっ!!」

      「そんなこと無いからっ!!」

      「ふふっ…」

      「紗夜は紗夜でしっかり喫茶店やってるからさー」

      「ふふっ…」

      「それで最後に私が占われて」

      「おお」


      『貴方は…経営者にはなれません』


      「って言われて」

      「あははははっ!!!」


      『とにかく貴方は経営者にはなれません』


      「って言われて」

      「1個ずつ選択肢を消していくんだ…占い師…」


      (私だけ…酷くないかしら…?)


      「とか思って」

      「ふふっ…『向いてます』だったらわかるけど…」

      「そうなのよ」

      「凄いなぁ」


      (変な占い師…)


      「って思って」

      「あははははっ!!!」

      「いやそれはそう思うよね…ふふっ…」

      「それで占いのお店を出て」

      「ふふっ…うん」

    • 150 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで、最近桜が満開になったでしょう?」

      「あー、そうだね」

      「それで、有咲と美竹さんって花とか木とか好きじゃない」

      「大好きだよね〜」

      「美竹さんなんて職業にしているのだから」

      「有咲も未だに盆栽可愛がってるもんねぇ〜」

      「ふふっ…そういえばこの前有咲に」


      『リサと盆栽のどちらが美しいかしら?』


      「って聞いたの」

      「めっちゃ嫌なこと聞くじゃんっ!!!」

      「ふふっ…」

      「や…辞めてよっ…!!」ワクワクッ

      「そしたら」


      『今はまだリサだな〜』


      「って言っていたわよ、良かったわね」

      「あははははっ!!!」

      「今は!?」

      「ふふっ…」

      「今はまだ!?」

      「盆栽って歳を取る毎に美しくなっていくのよ」

      「………何が言いたいの?」

      「ふっふっふっ…」

      「だから、桜を見に行こうとなって」

      「全然解決できてないんだけどっ…」

      「ふふっ…」

    • 151 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そうしたら、美竹さんが」


      『あっ、そういえば』

      『上野公園にソメイヨシノの原木があるらしくて』

      『良かったら行ってみませんか?』


      「って言うわけ」

      「へぇ〜!」

      「上野公園にあるんだっ!」

      「だから、日本にあるソメイヨシノは全てその原木から派生しているのよ」

      「凄いじゃん」

      「その原木を元に増やされているらしいから」

      「うん」


      『マジでっ!?めっちゃ見てみたいっ!!

      『へぇ、いいわね』


      「ってなって、行こうとなって」

      「うんうん」

    • 152 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで3人で、スマホでだいたいの場所を検索しながら」

      「その原木の画像を出して」


      『どこにあるんだろう』

      『桜の数が多いから探すの大変ね』


      「とか言いながら、画像と照らし合わせながら探していたのよ」

      「うん」

      「そしたら」


      『あっ!!』

      『これじゃねーかっ!?』


      「みたいな木があったのよ」

      「おー、やったじゃん有咲」

      「画像と全く一緒で」

      「うんうん」


      『本当だ』

      『これね』


      「みたいになったのだけれど」

      「うん」

      「ただ…何処にも『これが原木です』みたいな看板とかが無いの」

      「ええ?原木なのに?」

      「書いていないのよ」

      「あれ?」

      「なんだったら原木の前にゴミ箱設置されているから」

      「あははははっ!!!」

      「それはちょっと…原木の扱われ方じゃないねぇ…」

      「ふふっ…」

    • 153 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「花見シーズンよ?ゴミ箱も溢れかえっているのよ」

      「んふふふっ…」

      「むしろそっちに目がいってしまうくらいの」

      「ふふふっ…それはちょっと原木のプライドは傷ついてるねぇ…」

      「本当に誰も原木見ていないのよ」

      「あー…」

      「原木の下にレジャーシート敷いて背を向けているのだから」

      「あははははっ!!!」

      「本来一番見ないといけないのにねっ!!原木なんてっ!!」

      「そうなのよ」

      「美竹さんと有咲も」


      『………はぁ?』

      『もっと原木大事にしろよっ…!!』


      「とかなってるのよ…ふふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「有咲と蘭お怒りっ…ふふっ…」

    • 154 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そんな感じで桜を見ていて」

      「うん」

      「それで上野公園に大きい噴水広場があるのだけれど」

      「あー、あるね」

      「その噴水の縁に座って3人でお菓子を食べていたのだけれど」

      「いや可愛いなぁ!!」

      「美竹さんが持っていたお茶菓子を食べていたのよ」

      「ふふっ…完全にママ友だねぇ」

      「ふふっ…」

      「それでふと左を向いたら」

      「瀬田さんと大和さんが偶然座っていたのよ、噴水の縁に」

      「ええ!?すっごい偶然だねぇー!」

      「それで瀬田さんがすごく真剣な顔でブツブツ大和さんに話していて」

      「大和さんもそれを真剣に聞いているのよ」

      「…ほぉ」

      「あまりにも真剣に話しているから声をかけずらくて」

      「まぁ、そうだねぇ」

    • 155 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで何を話しているのか耳を澄ませて聞いてみたら」


      『……罪というのは人を通り過ぎていくもので』

      『人がもし輪廻転生しても……それは……変わらないのさ』


      「…なになに…?」

      「これくらいの低いトーンで」

      「怖いなぁ…」

      「その怪しげな話を隣の大和さんも真剣な眼差しで」


      『…うん』

      『……うん』


      「みたいな感じで聴いているのよ」

      「はぁー…」

      「教祖様と信者みたいなテンションで」

      「あー…そういう感じなのかなぁ…?」

      「ずっと罪や輪廻転生のような話をして」

      「どんどん深い話になっていって」

      「…うん」

    • 156 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」




      『人には……「業」というものがあり…』

      『誰しもがその業を持って生きているんだが………』


      『その業の後に来るものが………』




      「って言ったら」

      「なになに…?」

      「その声をかき消すように後ろの噴水が『ドバーッ!!』って出て」

      「おおっ!!

      「話が聞こえなくなってしまったの」

      「あはははははっ!!!」


      (えっ…?)

      (業の後は何なの…?)


      「みたいになって」

      「あははははっ!!」


      (えっ…?)

      (業の後を…!!業の後を私に教えて…!!)


      「あははははっ!!!」

      「友希那に業の後を教えてっ!!」

      「ふふっ…」

      「気になりながらも噴水が出てしまっているから」

      「聞こえないの」

      「ふふっ…それはしょうがないもんねぇ…」

    • 157 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで噴水が引くまで待って」

      「うん」

      「1分くらいして噴水が引いたの」

      「うんうん」

      「そうしたら瀬田さんが」




      『……だから』

      『…「グリーンスムージー」というのは…正しく定義があるのさ』


      (………ええっ!?)




      「あははははっ!!!!」


      (グリーンスムージーの話になっているのだけれど…!?)


      「あははははっ!!」

      「それは終わっちゃったんだよ」


      (ええっ…!?)

      (どこでっ…!?どうやってグリーンスムージーの話になったの…!?)


      「あははははっ!!!」


      (ずっと罪の話をしていたわよね…!?)


      「んふふふふっ…」

      「1分あったから変わっちゃったんだってー」

    • 158 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで」


      『グリーンスムージーというのは…』

      『乳製品を入れると…それはもう…グリーンスムージーではないんだよ…』


      「って言って」

      「…はぁ」


      『乳製品を入れることによって…』

      『ミックスジュース…これと同様の物になってしまうのさ………』


      「って言って」

      「…なんでそのトーンで喋ってるの…?」

      「ふふふっ…」


      『だからグリーンスムージーというのは…』

      『野菜……これだけで構成しないといけないのさ………』


      「って言って」

      「大和さんも」


      『…うん』

      『……うん』


      「って真剣な眼差しで聞いていて」

      「んふふふふっ…」

      「業の話の後にグリーンスムージーの話よく聴けるなぁ」

      「ふふっ…」

    • 159 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでグリーンスムージーの話をしばらくしていたら」

      「また噴水が『ドバーッ!!』って出てきて聴こえなくなって」

      「うん」

      「それで1分くらい経って噴水が引いたの」

      「うん」

      「そうしたら瀬田さんが」




      『だから…「許し」というのは……』

      『一番最後に来るものだから…』




      「って言って」

      「えっ!?」


      (えっ…!?)

      (も…戻っている…!?)


      「あははははっ!!!」

      「ええ!?」

      「ふふっ…」


      (えっ…!?)

      (どうやってっ…!?)

      (怖い怖い怖いっ…!!!)


      「ってなって」

      「あははははっ!!!」

      「戻ったんだっ!!」

    • 160 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      (なぜっ…!?えっ…!?)

      (罪と業の話の間に…)

      (どうやったらグリーンスムージーの話を挟めるの…!?)


      「って思って」

      「あははははっ!!!」


      (どうやってできるの…!?)


      「って思ったのよ」

      「んふふふっ…」

      「凄いんだって…薫の話術が…ふふっ…」


      (怖っ…)


      「とか思って…」

      「薫は謎だねぇ…昔から」

      「謎なのよ本当に」

      「ふふっ…帰ったら有咲にも詳しく聞いておくよ」

      「ええ、そうするといいわ」

      「ふふっ…」

      「話がひと段落ついたところで一旦CMでーす」

    • 161 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      薫さん、お誕生日おめでとう

    • 162 名前:匿名スタッフさん ID:lNWJiOGR

      薫さん、おめでとうございます!

      業とか言うから浮気したのかと、ヒヤヒヤしたけれど…
      ………めっちゃ、話し気になる…

    • 163 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd

      ママ友会の感じすごく良いなぁ…

    • 164 名前:匿名スタッフさん ID:0NDNlYTU

      >>52
      預言者かな?

    • 165 名前:匿名スタッフさん ID:2YzJlNjU

      言われてみれば、コンシューマーゲームのガルパをネタにしてたわここの主

    • 166 名前:匿名スタッフさん ID:mNWQ1MWJ

      >>164
      普通にすごいw

    • 167 名前:匿名スタッフさん ID:4ZTE3NGU

      ついに我が家でも「勝手にバイオリンに向かって歩いてく透子」が見れるのか

    • 168 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      >>164
      今知りました…
      不覚にも笑ってしまいました

    • 169 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「えーっと…ここで番組の最後にねー」

      「ある悩みを持っていて、その悩みを以前現れた『クソ宇田川さん』に解決してほしいという」

      「ふふふ…」

      「そういうね、メールがまた来てるんですけど」

      「来るわね」

      「あんまり気が進まないんだけど…」

      「でも来ているのだったら読むしかないわね」

      「相談する?」

      「してみたらいいんじゃない?」

      「してみて、いいですか?」

      「ええ」

      「ふふっ…そっか」

    • 170 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それではメールを紹介します」




      『車の教習場に通っているのですが』

      『全く運転ができるようになりません』

      『教官にもよく怒られるし免許なんて取れる気がしません…』

      『よく泣きながら運転しています…』

      『どうにか励まして貰えないでしょうか』




      「というお便りなんだけど」

      「アタシも最近まで通ってたから凄く分かるなぁ…」






      『なるほどぉ…なァ…』

      『お前はァ…今ァ…教習場に通っているのかァ…」

      『それでェ…全く取れる気がしなくてアタシに励まして貰いたいんだなァ…?』


      『でもよォ…アタシが励ましたところでェ…免許が取れるわけじゃァ…ねェよなァ?』

      『だからァ…励ましてもらいたいっていうのはァ…』

      『ちょっとアタシにはァ…意味がわからねェ…なァ…』


      『何言ってるんだろうなァ』

      『こいつはよォ』


      「あははははっ!!!」

      「ふふっ…」

      『そういうことだからァ…免許も取れねェんじゃねェかァ?』

      「ひどいっ…!!」

      「ふふっ…」


      『クソだなァ』

      『おめェはァ』


      「あははははっ!!ひどいっ!!!」

      「ふふふっ…」


      『まァ……夕陽に言ェ…』






      「あははははっ!!!」

      「口悪いなぁ!!今日っ!!」

      「ふふふっ…」

    • 171 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「いや…だいぶ凹んでるんだから!この子は!!」

      「はい?」

      「免許取れなくて!アタシも気持ち分かるよ!」

      「はい?」

      「んふふふふっ…はい?じゃなくて!!」

      「ふふふっ…」

      「酷いよ!今週のクソ宇田川さん!!」

      「クソだなとか言ってたよ!?」

      「いやいや」

      「でもそうなんじゃない?」

      「教習場に通っているのに運転できるようにならないのだから」

      「うん」

      「励まして貰ったところで取れるようになる訳じゃないわよね」

      「酷いよ…ふふっ…」

      「ふふっ…」

      「最後夕陽に聞いてくれとかじゃなかったよ?」

      「夕陽に言え、みたいな」

      「ふっふっふっ…」

      「私に言われてもちょっと分からないわね」

      「ふふっ…なんなのよこの別人設定…」

      「ふふふっ…」

      「えー…そういうことで次回もお楽しみに」


      「Roseliaの今井リサと」

      「湊友希那でした」


      「また来週」

    • 172 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      クソ宇田川さんの口調は
      ガルパの”ガールズアンソロジー”イベントストーリー4話を
      イメージしておりますので
      もし知らない方がおられましたらご参考下さい

    • 173 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「アタシの家の近所に『旭湯』っていう銭湯があるんだけど」

      「うん」

      「リスナーの皆も知ってる人多いと思うけど」

      「RASの六花がやってて」

      「そうね」

      「その銭湯が変わってるところが」

      「食事処が中にあって、ますきが店長で」

      「銭湯入った後に、そこで晩ごはんも食べれるみたいな」

      「へぇ」

      「朝日さんが番台に座って、佐藤さんが店長をやっているのね」

      「そうそう」

      「ますきめっちゃ料理上手いからさっ!」

      「らしいわね」

      「もう本当に何でも美味しいのっ!」

      「ますきの得意料理が中心のメニューになってて」

      「いいわね」

      「銭湯上がりにそんな美味しい料理が食べられるなんて最高だから」

      「結構うちの家族は通っててね?」

      「うん」

    • 174 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでちょっと前に」

      「彩を連れて行ったのっ♪二人でっ」

      「Pastel*Palettesのね」

      「それで彩もめちゃくちゃいっぱい食べてさ、はしゃいで」

      「うん」

      「チャーハン、お刺身、グラタン、最後にケーキとか」

      「ふふっ…凄い組み合わせね」

      「あははっ!!」

      「メニューの種類が多くて悩んじゃって、彩が」

      「食べ合わせとか何でもいいのね、あの子は」

      「ふふっ…」

      「それで彩がますきの料理を食べる度にね?」


      『うわぁ…!!美味しいっ…!!』

      『美味しいっ!!美味しいよぉっ!!!』


      「ふっふっふっ…」


      『今まで食べてきた中で一番美味しいっ!!!!』


      「みたいなっ!!」

      「ふふっ…」

      「ふふふっ…」

      「本当に感動してさっ!彩がっ!」

      「へぇ」

    • 175 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「やっぱ彩って純粋じゃん?」

      「純粋よね」


      『ええ!?一番美味しいっ!!』

      『リサちゃんいつもここ来てるの!?』

      『一番美味しいっ!!!!』


      「ふっふっふっ…」

      「あははははっ!!!」

      「凄いわね」

      「凄いんだよ彩のテンションがっ!」

      「子供よねもう」

      「本当にそうだよね」

      「初めてレストランに連れてきてもらった子供みたいな感じでさ?」

      「ふふっ…うん」


      『一番美味しいよぉ〜!!!!』


      「みたいにテンション上がっちゃって」

      「ふふっ…」

      「それでお酒も結構進んじゃってさ」

      「うん」

    • 176 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで2人で料理を食べてたら」

      「中盤くらいかな?」

      「急にますきが私たちの元に現れて…」

      「えっ?」




      ダンッ!!!




      「ってテーブルをっ!」

      「えっ…?なになに…?」




      ダンッ!!!!!


      『………こんなに気分がいいのは…久しぶりだぜ』


      『飲みな?』




      「って瓶ビールをっ!!!」

      「ふふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「あははははっ!!!」


      『うわーっ!!』


      「ってなってっ!!」

      「凄いわね」


      『女海賊のセリフじゃんっ!!』


      「ってなってっ!」

      「んふふふふっ…」


      『ワンピースのアルビダじゃんっ!!!』


      「って思ってっ!!」

      「ふふっ…最近ジャンプネタ多いわね」

      「ふふっ…」

      「料理も美味しいし店長も粋だし」


      『素敵なお店だね〜⭐︎』


      「って彩と二人で話しててさ」

      「うん」

      「そんなお店によく通ってるって話なんだけど」

      「ええ」

    • 177 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「数日前にさ、今度はアタシ一人で仕事帰りに寄ったんだけどさ」

      「うん」

      「そしたらアタシの他に、蘭とモカと娘が食事してたんだよっ」

      「偶然っ!」

      「へぇ、家族で来てたのね」

      「ますきに注文した後に蘭達がいるのに気づいたんだけど」


      (家族で食べてるから邪魔しちゃ悪いかなー?)


      「って思って声はかけずにいたのっ」

      「うんうん」

      「それで料理を待ってたんだけど」

      「蘭の娘が急にぐずりだしてさ?」

      「うん」


      『帰りたいよぉー』

      『もう帰りたいー』


      「みたいな」

      「うん」

      「そしたら蘭が」


      『いや…まだモカが食べてるでしょ』

      『ダメだって』


      「みたいなっ」

      「よくありがちなさ?」

      「うちの娘もたまにあるわね」

    • 178 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      『帰りたいー…』

      『ダメ、まだモカが食べてるから』

      『うぅー…じゃあだっこしてっ!』


      「みたいな」

      「うん」


      (へぇー)

      (この歳でも抱っこして欲しいとか言うんだー)


      「とか思って」

      「うん」


      『だっこー』

      『だめ』

      『だっこー!』

      『だめ!』

      『だっこだっこー!』

      『ダメ!!ダメだから!!』


      「みたいなやりとりが続いてさ」

      「続くわね」

    • 179 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それで遂に蘭がキレたんだよ」

      「あら」


      『………いい加減にしなよ!?』

      『何処だと思ってるのここ!?』

      『…』

      『何処ここ!?』

      『…』

      『何処ここ!?』

      『……お店でしょ!?』

      『…』

      『何処ここ!?』

      『お店でしょ!?』

      『…』


      『………ここ何処!?』


      「みたいなっ!」

      「ふふっ…」


      (…………いや)

      (何処ここって聞いてるけど要所要所答え言ってるけどなぁー…)


      「とか思ってさ」

      「んふふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「ヒントを与えているわね」


      (ヒント出ちゃってるけどなぁー…)


      「とか思いながら聞いてたのっ」

      「ふふっ…うん」

    • 180 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でも娘も全然言うこと聞かなくて」

      「あらら」

      「蘭がどんどんエスカレートしていっちゃってさ」

      「お店だと他の人の迷惑になるとか考えちゃうわよね」

      「そうそう」

      「それで」




      『……なんなの!?』

      『本当にいい加減にしなよ!?』


      『あー…もう…』

      『もう本当に』


      『今日見てきた動物達の方がよっぽど可愛いね』




      「みたいなっ」

      「んふふふふっ…」

      「多分なんだけど、動物園の帰りなんだろうね?」

      「うん」


      『今日見た動物の方が可愛い』


      「みたいな」

      「ふふふっ…うん」


      (凄い娘に言うじゃん蘭)


      「とか思いながら聞いててさ」

      「うん」

    • 181 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたらモカが」

      「あら」




      『んー』

      『でもー』


      『今日の動物みーんな可愛かったけどねー』




      「みたいなっ」

      「ふっふっふっ…」

      「フォローなのかなー?」

      「……フォローなの?」

      「ふふっ…」

      「フォローなのか…話を逸らすのか…みたいなっ」

      「ふふっ…援護射撃みたいに聞こえるのだけれど」

      「あはははっ!!」

      「うーん、どうなのかなー?」

      「モカとしては、優しそうなトーンでさ」

      「『動物が可愛かったからしょうがないかー』みたいなニュアンスなのかしら」

      「うん、多分そんな感じのトーンで」

      「うん」

    • 182 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でも蘭と娘はヒートアップしてるからモカの言葉なんて全く聞いてなくて」

      「ふふっ…うん」


      『だっこー!』

      『だっこしてー!』


      「ってずっと言ってて」

      「続くわね」

      「そしたら」




      『……あーもうダメだ』


      『オラウータン以下だね!』




      「ふふふっ…」

      「ふふっ…」


      『今日見たオラウータン以下』

      『オラウータンの方が賢いし自分で静かに餌食べてたから』


      「みたいに言うのっ!!」

      「ふふっ…結構言うわね」


      (オラウータン以下って言っちゃうんだ…)

      (相当怒ってるなー蘭)


      「とか思って」

      「うん」

    • 183 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたらモカが」


      『………なんか今ー』

      『アフリカのティオティオ島で』

      『オラウータンの研究が進んでるみたいだよー』


      「っていう…」

      「ふふふふっ…」

      「謎のフォローなのか…なんなのか…」

      「ふふっ…」

      「『本当に頭良いからそこまで悪いって意味じゃ無いよー』みたいなことなのかしら」

      「ふふっ…そうなんだよ」

      「『研究が進んでるんだよー』みたいな話をして」

      「優しいわねモカは」


      『ティオティオ島は』

      『綺麗な貝殻がたくさん取れるみたいだよー』


      「みたいなティオティオ島のことも話してっ!」

      「ふふっ…うん」

    • 184 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「でも蘭と娘はまだヒートアップしててさ」

      「まだダメなのね」

      「そしたら蘭が」




      『………はい』

      『猿だね、猿以下』


      『猿山にいた猿以下だね』




      「みたいなっ!」

      「ふふっ…結構言ったわね」


      (娘に猿以下って言っちゃうんだ…)


      「みたいに思って」

      「うん」


      『猿っ!猿っ!』


      「みたいになって」

      「ふふっ…うん」

    • 185 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたらまたモカが」


      『………でもなんかー』

      『アフリカは猿が凄く人気あるみたいだけどねー』


      「ふふふっ…」

      「ふふっ…」

      「何そのフォロー…」

      「あはははっ!!!」

      「さっきはアフリカのティオティオ島で言ってたけど」

      「今度はアフリカ全般で言ってきてっ!」

      「全般になってるわね」


      (アフリカに住む気でもあるの…?モカ…?)


      「とか思っちゃってさー」

      「ふふっ…それは無いと思うけれど」


      (家族でアフリカに移住して高校生になったら娘だけ一人返して)

      (日本でDJ活動させる気なの…?モカ…?)


      「とか思ってさー…」

      「…何を言っているの?リサ」

      「ふふっ…」


      『アフリカは猿が人気あるけどねー』

      『さるじゃないもーん』


      「みたいになってて」

      「ふふっ…うん」

    • 186 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「それでモカが食べ終わったみたいでお会計しにいったのっ」

      「ますきの所に」

      「うん」

      「でもその間も蘭と娘はやりあってるのっ!」

      「うん」


      『猿っ!猿っ!』


      「みたいなっ!」

      「ふっふっふっ…」

      「そしたら娘もなんか」


      『ウキーッ!!』


      「みたいな挑発をっ!!」

      「んふふふふっ…」

      「だから多分よくあることなんだろうね?」

      「蘭と娘が喧嘩するのは」

      「うん」

      「それで」


      『猿っ!猿っ!猿っ!猿っ!』

      『ウキーッ!!』


      「みたいなのをやってるうちに」

      「モカがお会計を終わって蘭と娘のところに帰ってきたのっ」

      「うん」

    • 187 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      「そしたらモカが帰ってきたくらいのタイミングで」

      「蘭が」




      『はいっ!!猿っ!猿っ!猿っ!』

      『猿っ!』

      『猿ーーーっ!』


      『……でも』




      『ホントに……世界で一番可愛い猿っ♪』




      「って言ってっ!!!」

      「んふふふふっ…」

      「ふふっ…ふふっ…」

      「蘭が娘をギュー!!って嬉しそうに抱きしめてっ!!」

      「ふふっ…うん」

      「それでモカが蘭の手を引いて皆で笑いながらお店を出ていったのっ!!!」

      「ふふふふっ…幸せね」

      「ほんとにっ!!」


      (幸せな家族ーーーーー!!!!)


      「って思ってっ!!」

      「ふふっ…うん」

    • 188 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV



      (ホント素敵な家族だな〜〜)


      「って思いながらパッとレジを見たらね?」

      「うん」

      「レジのテーブルに肘をついて」




      (………いい家族じゃねーか)ニヤリ




      「みたいな顔をしてたんだよね〜」

      「…相変わらず渋いわね」

      「ふふっ…」


      「っていう」

      「素敵な銭湯と家族のお話でした⭐︎」

      「ふっふっふっ…」

      「凄いわね」

      「その時はいつも以上に料理が美味しく感じたよね〜♪」

      「良い劇を見た気分だわ」

      「あははっ⭐︎」

      「友希那も今度一緒にいこーねっ?」ウインク

      「ええ、お邪魔させてもらうわ」

      「うんうんっ」

      「ってゆーことで、一旦CMでーす⭐︎」

    • 189 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      というわけで、旭湯のお話を書かせていただきました

    • 190 名前:匿名スタッフさん ID:xNjljNWV

      >>188
      「レジのテーブルに肘をついて」のセリフはリサの間違いでした
      失礼しました

    • 191 名前:匿名スタッフさん ID:3NDg5NTd

      良い話かよぉ…
      この彩ちゃん、なんでも美味しいって言いそう

    • 192 名前:匿名スタッフさん ID:mZDU5NjE

      リサがフリートークする時
      ちゃんと丁寧に聴いてあげる友希那さん好き
      前回はギャグだからノーカンとして…w

    • 193 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      少しの間だけIDが変わりますが作者です

    • 194 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      「この前、娘を幼稚園に迎えに行って」

      「ふふっ…うん」

      「まだお昼頃だったの、その日は幼稚園は午前中だけで」

      「うん」

      「それで最近娘はね、恋をしているから」

      「あぁ〜」

      「恋を」

      「いいねぇ〜ふふっ」

      「嬉しそうねリサ」

      「べっつに〜♪」

      「そう」

      「この話は放送時に名前とか伏せて欲しいのだけれど」

      (わかりました)

    • 195 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      「それで幼稚園が終わると、子供たちは園庭で遊びだすじゃない」

      「解放されているから」

      「そうだねー」

      「親は子供達が遊んでいるのを見ながら」

      「他の親達と話している、みたいな」

      「うんうん」

      「それで娘が遊ぶのを飽きるまで待っていたの、私は」

      「うん」

      「そうしたら…」

      「私の足にギュッって抱きついてくる子供が急に現れて」

      「えっ?」

      「パッと見たら……紗夜の娘だったのよ」

      「あー、そうなんだ」

      「ふふっ…」

      「えっ、どっち?」

      「ミニ日菜の方よ」

      「あー、ミニ日菜かー」

      (説明しておきますと)

      (私には双子の娘がいますが)

      (それぞれ私と日菜に顔が似ていますので)

      (ミニ日菜、ミニ紗夜と呼ばれています)

    • 196 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      「ミニ日菜は私の娘が好きだから」

      「えっ、ちょっと待って」

      「どっち?」

      「何が」

      「ミニ日菜が友希那の娘を好きなのか」

      「友希那の娘がミニ日菜を好きなのか、だよ」

      「うちの娘がミニ日菜を好きなのよ」

      「ええ!?」

      「ふふっ…」

      「嘘だ!?」

      「何なのよ」

      「いや…だって…!!」

      「かんちゃんはうちの娘が好きなはずでしょ…!?」

      「最近変わったのよ」

      「ええええええ!?」

      「ふふっ…」

      「ええええええええええ!?」

      「うるさいわね…」

      「ふふふっ…」

      「嘘だ!?!?」

      「嘘じゃないわよ」

      「蘭の娘と取り合ってたじゃん!!」

      「ウチの娘!!」

      「美竹さんの娘はどうやらミニ紗夜が気になるらしいわよ」

      「えええええええ!?!?」

      「んふふふっ…」

      「どうなってるの…!?」

      「女心は変わりやすいのよ」

      「秋の空的な…?」

      「ええ」

      「そんなぁ…」

      「ふふっ…」

    • 197 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      「それで」


      『かんなちゃんママー!!』


      「って私の足元に抱きついてきて」

      「ふふっ…うん」


      『かんなちゃんママー!!!」ギュッ!!


      「みたいに来て」


      (あら、ミニ日菜じゃない)


      「とか思って」

      「うん」

      「そうしたら」


      『かんなちゃんの好きな子知ってるー?』


      「って言うのよ、私に」

      「あれ?」


      (……ん?)


      「とか思って」

      「そうだねぇ」


      (……いや……あなたなのよ……!!)


      「とか思って」

      「それは思うねぇー!」

      「でも真実を言うのは野暮じゃない」

      「それはダメだよ、娘のためにも」

      「だから」


      『………し…知らないわね』


      「あははははっ!!」

      「めちゃくちゃ動揺してるじゃん!!」

      「ふふっ…」

    • 198 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI

      「それで」


      『……知らないわね』


      「とか言っていたら…」

      「うん」




      『あたしだよ〜!!』


      『………えっ』




      「うわぁ!?!?」

      「ふふふふっ…」

      「そんな風に言われて…」

      「あはははははっ!!!」


      (……こ…このマセガキ……!!)

      (なぜそれを知っているの……!!?)


      「あはははははっ!!!」

      「知っていて聞いてるのよ…」

      「んふふふふっ…凄いねぇ…」


      『このまえきいちゃったんだ〜!!』


      「みたいな…」

      「ふふっ…うん」


      (このマセガキ…!!)

      (何それを親にぶちかましてきているのよ…!!)


      「とか思って…」

      「あはははははっ!!!」

    • 199 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI



      (凄い子ね……)


      「とか思ってしまって」

      「ふふっ…どーゆー教育してるのよ紗夜」

      「知りませんよ…妻に聞いて下さい」

      「意外とつぐみって肉食系なのよ恋愛には」

      「あー見えて」

      「分かる分かる!好きな人が決まると強いよねつぐみは」

      (……思い当たる節が山ほどあるわね)

      「それで話していたら…」




      『あたしもかんなちゃんのこと好きなんだ〜!!♪』ルンッ


      『……えっ』




      「あははははっ!!!」

      「えっ!?マジで!?」


      (りょ…両想いじゃない……!!!)パァー!!


      「ってなって」

      「おー!凄いじゃんっ!!」

      「でもミニ日菜て、ミニ紗夜もそうだけれど」

      「本当に無邪気で可愛いじゃない」

      「うんうん、アタシもあの双子ちゃんめっちゃ好きなんだよね〜」

      「だから」


      (……まぁ…娘と呼んでもいいかもしれないわね…)

      (ふふっ…ふふっ…)ニヤニヤ


      「とか思って」

      「んふふふふっ…期待膨らんでるなー」

      「ふふっ…」

    • 200 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI



      (……紗夜と親戚になるのも悪くないわね)ニヤニヤ


      「とか思っていて」

      「あはははっ!!」

      「そんなことを思っていたら…」

      「うん」


      『それでね!!』

      『1位がかんなちゃんでしょー?』


      「うわっ!?」

      「ふふっ…」


      『2位がありすちゃんで〜!!』

      『3位がさくらちゃんっ♪』ルンッ


      「あははははっ!!!」

      「アタシと蘭の娘入ってきちゃってるじゃん…!!!」


      『それで4位がありすちゃんのママっ!!』

      『あっ!オッパイのおっきい方ね〜!!!』

      『小さい方は?』

      『うーん、普通かなー』


      「あはははははっ!!!」

      「ふっざけないでよ!?!?」

      「…子供の言うことですから」

      「アタシもそれなりに自信あるんだけど…!!」

      「ふふっ…」

      「そんなことを言われて…」

      「何なのよ…ミニ日菜…」

    • 201 名前:匿名スタッフさん ID:xMzBiMGI



      (いや…心象が悪すぎるわよあなた…??)


      「とか思って…」

      「いやマジで心象悪いよ!!」

      「どう考えても有咲が一番だから!!」

      (………そこ?)


      「これ例えばね?」

      「うん」

      「大人に例えるならば、香澄が」


      『友希那さんを私に下さいっ!』


      「って私の母親に言って」

      「友希那ママに言うんだ」


      『今友希那さんはなんとか1位なので!!』


      「あはははっ!!!」


      『有咲とかさーやとかロックとかましろちゃんとかが迫ってきてるんですけど!!』

      『今のところ友希那さんが1位なんで友希那さんを私に下さいっ!!」


      「みたいなものじゃない…」

      「あはははははっ!!!」

      「いや…なんか香澄で例えられるとあんまり違和感無いけど…」

      「ふふっ…」

      「ミニ日菜にしてやられたのよ」

      「いや…これはちょっと…」

      「今日のラジオ終わりに紗夜と会議だね…」

      「ええ…今夜は長いわよ」

      「ふ…不可抗力ですよ…」

      「あははっ!」

      「それでお昼で幼稚園が終わって」

      「うん」

      「香澄が全国ツアーで遠征しているから家に帰っても誰もいなくて」

      「あーそっか」

      「いきなりだけれど娘と実家に行こうと思って」

      「うんうん」

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