片やおたえ達も話が盛り上がっている
「そういえば、蔵ににおたえの荷物結構増えてるねー」
「休みは殆ど来てるってきいたけど」
「うん、休みの日はほとんど有咲と過ごしてる」
「仲良しで羨ましいなぁー」
「いいでしょ♪」
「でもなんだか少し安心したなー」

「安心?」
「うん、おたえ達が先に大人になって、私は置いていかれてるのかもって思っちゃってて…」
「でも久しぶりに話したら二人とも変わってなくて…」
「香澄ちゃん…」
「香澄…大丈夫だよ!」
「おたえ…」
「私と有咲はまだキスしかしてないからッ!」
「大人になるのはこれか…ムグゥ…」
慌てておたえの口を手で塞ぎ、言葉を被せる
「いいか、香澄の言ってるのは、心の問題だからなッ!」
この前注意した所なのにッ!
なにかブッこもうとしたのを必死で止めたので香澄とりみがびっくりしている
その横で沙綾が必死で笑いを我慢しているのが見えた
(くそ〜沙綾の奴め…)
「そ、そうだ、おたえちゃん、サポートに選ばれたのはオーディションとかしたの?」
りみが一気に話題を変えてくれた
なかなか強引な展開だけど今は良しとしよう
「ううん、休憩中にギターを触ってたらメンバーに話しかけられて」
「試しに音を聞かせてって言われたのがきっかけなんだー」
「そこで一曲弾き語りしてみたら、誘われたの」
「へーじゃスカウトだね」
「おたえ凄いね!ねぇねぇ、どんな弾き語りしたか聞かせてよー」
そういば、私も経緯とかまでは、聞いてなかったな
チャンスをしっかりと射止めた話には
私も少し鼻が高いな