「ましろちゃん達とハロウィンに来たらはぐれちゃった…」
「…………」
警官「大丈夫だよ、もうすぐお母さん迎えに来るからね」
「…なんで交番まで案内されたんだろう?」
…………
「ふえぇ…皆とはぐれちゃった」
「トリックオアトリート!」
「わっ!香澄さん!?」
「ましろちゃん、トリックオアトリート!お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞー」
「えっと…私今皆とはぐれちゃって。持ってたお菓子もつくしちゃんがみんなの分預かってるから手持ちもなくて……」
「……」ニコニコ
「か…香澄さん?」
「♪今日は〜皆を〜イタズラしちゃっていい日だよね〜」
「え!?香澄さん…香澄さん!!」
…………
「わぁー!もうリサ先輩のコス、まじ最高っス!」パシャパシャ
「えぇー?ホントー?でも…これ、ちょっと露出強くない?…///」
「いやいや、大丈夫ッスよリサキュバス先輩。あっ!一緒に写真撮りません?これ載せたら絶対バズりますんで。ほら、ゆきにゃんこ先生も隠れてないで一緒に撮りますよ」
「変な呼び方しないで頂戴…///」
「まあまあ、一緒に写真撮ろう?ゆきにゃんこ先生」
「リサまで……わかったわ。この格好させられた時点で覚悟はしてたもの」
「ねえねえ透子、あこも撮ってー」
「いいよ〜、可愛く撮ってあげちゃう」
「えぇー、可愛くじゃなくてカッコ良く撮ってよ」
「はいはい……じゃあ次紗夜師匠。師匠はこう勇ましく、唇を噛み締めた感じで…」
「噛み締めてって…くっ!……こんな感じですか?」
「そうそう!それでその電柱にもたれるように座り込んで左腕は胸の下、右腕は上にあげて電柱に縛られてるように。で、さっきの表情」
「くっ!……ちょっと待ってください。私これ、敗北して捕らわれてませんか?」
「れてない、れてない。んじゃ最後は燐子先輩!」
「こっ、こうですか?…///」
「あーダメダメ、そんなんじゃお客さん喜ばないよー。もっとこう……セクスィーな感じで」
「こっ、こぅ!…///」
「そうそう!いいよ、いいよ〜」パシャパシャ
「ンンンっっっっっ!?……///」
「いいねいいね〜!それじゃあ、一枚脱いじゃおっか」
「…桐ヶ谷さん?」
「へ?」

「……」ゴゴゴゴゴゴ
「あっ…あははは…は…」


「……」ゴゴゴゴゴゴ
「えっと…………その……」




「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「ヤ……ヤメテェー……」
「TRICK…ONLY…」
「ギャアアアアァァァ~!!」
…………
「……んぉ?なんかシロちゃんと透子ちゃんの悲鳴が聞こえた気がしたけど」
「おぉ!あれは…」
??「トリックオアトリート……トリックオアトリート……」
「あのぉ、すみません」
??「おや可愛いお嬢さんこんばんは、トリックオアトリート」
「あのぉ、トリックで…」
??「え(ye)?」
「トリックで……あの、本物のオバケさんですよね?トリックでお願いします。イタズラ、本物のオバケさんのイタズラ、広町にしてください!!」
本物のオバケ「わ…うわぁぁぁ!変な人だ〜!!」
「え、ええっ!?待って…なんで逃げるのー!?」
…………
「参ったわね、はぐれてしまったわ。仕方がない、ここでバイオリンでも弾いていればそのうち誰かしら見つけてくれるでしょ」
……
「……お菓子を入れるはずのカゴが投げ銭でパンパンになってしまったわ」