「えー、それではさっそく審査員のみなさんのお話を伺っていきたいと思うんですけど、まずはチュチュ!今日の大会はチュチュが企画したんだよな?」
「Yes!実はこの間、ふと思ったの。ガールズバンドパーティーのメンバーの中で、一番面白い組み合わせは誰と誰なんだろうって」
「思っちゃいましたかw」
「そうなのよ。で、一度疑問に思ったら、どうして気になってしまって。夜も眠れないくらい気になって仕方なくなったのよ。ほんと、パレオベッドでしか眠れないくらいだったわ」
「なんか気になる単語が聞こえたけど…触れないでおくか」
「だから、いっそのこと一番を決める場を設けてしまおうと思って、今回の企画を立案したわ」
「なるほど、思いの外フワッとした理由で生まれた大会だったみたいですね」
「それじゃあ、続いて友希那先輩!一言お願いします」
「そうね…実は、チュチュから審査員の依頼が来た時、初めは断るうもりだったの」
「ちょっ」
「ふふっw断る気だったんですか?」
「ええ。あまりお笑いとか興味がないし…なんか『いいかな』って。ちよっとその…『面倒だな』って、思ってしまって」
「いや言っちゃってるじゃないですか。面倒臭いって」
「でも、そうしたらリサが」
『せっかくチュチュが誘ってくれたんだから、出てあげようよ』
「って」
「諭されたんですねw」
「ええ。それでも気乗りしなかったんだけど」
「どんだけ嫌がってんのよ!ワタシのこと嫌いなの!?」
「そういうことではないわ。…で、やっばり『嫌だなぁ』って思っていたら、リサが」
『せめて返事くらいは出してあげたら?』
「って言うから」
「いや、無視するつもりだったんですかw?最初w」
「そういうことになるわね。まあでも、最終的にはリサが、終わったらクッキーを焼いてあげるって言うから…」
「出ることにしたわ」
「完全に子供じゃないですかっ。ご褒美ないと頑張らないタイプの」
「ワタシの誘いはクッキー以下なの…?」
「とは言え、やるからには全力で審査させてもらうから、その点は安心していいわ」
「わかりました。期待させてもらいます!」
「ええ」