スタッフ「へぇ〜、昔から凄かったんですね薫様って」
「ええ、私も長年女優をやって色んな役者さんを見てきたけれど、未だに薫を超える役者さんとは出会えてないわ」
スタッフ「そんなに!?ですか!?」
「ええ、先日薫の舞台を見に行ったのだけれど、それはもう凄くて高校の時よりもさらに腕が磨かれていたわ」
スタッフ「薫さんの男役はヤバいですよね!!死にますよあんなの!!」
「だから今回、監督さんは主役初挑戦の薫に配慮する意味でも幼なじみである私を起用したのかなと思ったのだけれど」
「正直私も薫に偉そうに出来るほどの技術も才能もないのよ」
スタッフ「でもそれなら、薫様も白鷺さんのことを知ってるのでしょう?」
スタッフ「そこら辺は大丈夫なんじゃないですか?」
「ええ、もちろん自分なりに精一杯やるつもりではいるけれど」
「プレッシャーが凄いのよ…私の方が緊張してるわ」
スタッフ「もっと自信持ちましょうよ!ハリウッドに出たんですよ!?我が事務所が誇る白鷺さんなら大丈夫ですって!」
「ええ、ありがとう」
スタッフ「あ、あと昨日も言いましたけど薫様のサイン
「さあ練習の続きをやるわよ。相手役をやってください」
スタッフ「サイン忘れないでくださいね!?」