「本当にスコアは読んできたのね?」
「はいっ…!」
「だったらそのスコア通り歌えばいいだけよ。」
「わ、わかりましたっ……!」
「じゃあ、最初から。」
「はいっ……。」
「ぴぴっぴっこーん……!ぴっこーん…!ぴっ…」
「それでいいと思って歌っているの?」
「えっ……」
「それで本当にいいと思って歌っているのか聞いているの。」
「はいっ…。」
「いいと思っているの!?」
「あっ…いえっ…その……」
「それで満足して歌っているの?」
「いえっ、そういうわけでは……。」
「そうでしょうね。それなら、自分の100%を出して歌ってみなさい。」
「スコアはちゃんと読んだのよね?」
「はいっ…!」
「じゃあ、もう一度最初から。」
「は、はいっ……。」
「ぴぴっぴっこーん!ぴっこーん……!ぴっこーん…!がぁ〜るぅ〜……ぱぱっ…!」
「ぴっこーん……!ぴっこ……」
「倉田さん、あなた本当に歌詞の意味を理解して歌っているの?」
「えっ…!?」