ホームへ戻る

【SS】十年後の面々

    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      ここは都内校外にある名家の邸宅、調理室隣にある使用人用の食堂にて奥様であるこころの専属執事である美咲とモカが居る。

      「」「どう?」
      「」「うん、これなら大丈夫……ありがとう!誕生日パーティーまで時間なかったから」
      「」「小麦アレルギーの子も居るって聞いていたから慌てて試作したんだよ、やまぶきベーカリーの方も明日には目途が立つから」
      「」「よかった~~旦那様が頭抱える前で」

      こころは大学在学中に許嫁との”一線”を超えており懐妊、見事に双子の母親になってしまい嫁入りしたのである。その際美咲も専属執事としてこの屋敷に来ている。モカは高校卒業後はパン職人を目指しており沙綾のお父さんが修行した都内にある名店で働いている。

      「」「あの人、いい人だけど何処か抜けているんだよなぁ……あっパン貰うよ」

      「」高校卒業後は大学に通いつつも華道の修行に勤しみ師範の資格を得ており、こころの姑さんは父親の代からの生徒である。

      「」「どう?」
      「」「孫には甘いからねぇ、私がバンドしていた事知っていてギターの相談された」
      「」「そのうちcircleかgalaxyのステージに立ちそうね、高校生になったら」
      「」「有咲の様に巻きまれる人が出るねぇ~~」

      「」「ハクション!!」
      「」「風邪?」
      「」「誰かが噂している」

      circleの店内、有咲は質屋流星堂を継ぎ切り盛りしておりたえはOLである。

      「」「凄い人だかりね」
      「」「オンラインゲームのBGMコンサートに瑠唯が参加、しかも共演がチュチュの母親にピアニストになった燐子……普通ならコンサートホールだぞ、これ」
      「」「くっくっ、うちのボスが失敗しまりなさんに連絡しておいたのだ」

      「」オンラインゲームの制作会社に就職しておりキャラクターデザインをしている。

      「」「二人とも腕前落ちてないよね?演奏して」

      譜面を渡すあこ、逃げようとする有咲をたえが確保する。

      「」「ちょとまて!!!!たえ、どうしてキーボートもっているんだよぉ!!ハメたなぁああ!」
      「」「三人からご指名だから、時間ないよ」

      後に伝説になる……。

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:0MWUyMDc

      アイコンは「だけでも反応しますよ!
      期待してます〜

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      数時間後、楽屋

      「し、しんだ」
      「ア~アワセルノデセイイッパイデ、ホシガミエルヨォ」←花園ランドの眼である
      「申し訳ないわ、予定していた面々が航空機トラブルで関西にダイバート(緊急着陸する事)しちゃったのよ」
      「あれほど前日入りしてって言ったのに」
      「後でボスが土下座すると思うけど、その……」
      「でも雰囲気的に個々の方がマッチしているわよ、MOFって透子もハマっているから知ってはいたし……ここって酒場に似ているからね」
      「はぁ」
      珠手(チュチュの母親)「ちゆ?どう?」
      「とりあえずホテルは予約取れたわ、ダーリンは新幹線で来るわね、楽団の面々が止めたけど」

      チュチュは20歳の時に一回り年上の外国人ピアニストとの間に子供を儲けている。

      「え~と、この便ですね」

      パレオは故郷の鴨川で生活しているがチュチュが来日の際には必ず会いに来る。職業はエレクトーン講師。

      レイとマスキングが来る。二人は先程の演奏を見ていたのだ。

      「チュチュ、珠手さん、大丈夫でしたね」
      「二人を見つけたあこには感謝したいわぁ……」
      「香澄さんがいればよかったな」
      「しかたないだろ、北海道に嫁いだから……もう10年たったら子供がここのステージに立つぞありゃあ」

      「ダーリン、マイクはOK?マスター、ドラムお願いね」

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      香澄の夫は……アルゴナビズの方になります。

      ※2

      UPした後に気が付いた(汗

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「今回のライブツアーで最後っすか?」
      社長(パスパレのマネージャー)「うむ、君の旦那さんから話は聞いている……思えば解散した後も残ったのは君だけだったな」
      「ジブン、ドラムや音響機材しか取り柄なかったすからねぇ」
      社長「本当に大型や牽引免許まで取るとは思いもしなかったよ」
      「番組企画で中々なり手がいなかったのもあるんですけどね……いや~あの後デコトライベントに呼ばれるようになりまして」

      ここは某SA、パスパレの後出アイドルバンドが軌道に乗りライブツアーの機材輸送は麻弥のライフワークになりつつあった私生活では一昨年に名脇役として評判の役者と結婚するも子宝に恵まれずに不妊治療に専念する事に。

      「もうちょいつづけたかったすよ」
      社長「それはダメだ、子供はいいぞ」
      「千聖さんならジト目しているっすよ、それ」
      社長「綾との共演もよかったな、ハンバーガーチェーンのCM」
      「あ~”ステックでリズムを刻む同僚編”ですか?」
      社長「あれでパスパレの曲がまたDLが伸びてな……」
      「でも日菜さんも凄いっす、姉さんをハメるなんて」
      社長「ポテトを山盛り頼む姉で本当に全部食べたそうだね」
      「ええ。ツンデレですから」

      都内、某商社

      「さてポテトを山ほど用意したわ……」
      部下A「本当にチェックするんですか?」
      部下B「魔女の宴だ」

      山ほど積まれた資料のファイル。問い合わせに対応するための残業である。

      「やまぶきベーカリーの試作品、差し入れ」
      「リサさん、友希那さんは?」
      「ホテルで爆睡、セントレアにダイバードして新幹線に乗ってホテルに着いた途端にね」
      「そうですか」
      「丁度燐子も日本に居るって言うから、久しぶりに演奏したいって……」
      「わかったわ、今回は何処で撮るの?」
      「パレオが空撮ドローン対応ロケ地があるって言っていたから……」
      部下A&部下B「「終わらすぞ!!!」」←二人ともロゼリアのファンで紗夜の事は知っている。
      「日菜には言わないでね♬」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      福岡国際空港国際線ターミナル

      「あっ、おねーちゃんが上機嫌になっている」
      「双子の神秘、それにしても今日はダイバート祭りって何事なんですかぁ?」
      「何でも未確認飛翔物体が飛び回っていて……成田と羽田が混乱しているって」

      二人とも察しがついたのか黙った。

      東京郊外某邸宅

      「まあ航空会社には悪いですがこちらとしてはただで済ませる訳もいかないので……嫁ぎ先やこころ様の実家に喧嘩を売ってただで政府に引き渡すと思ってますか?」
      「ミスセバスチャン、どうしましょう?」

      ミッシェルの両手には産業スパイの男性が一人ずつ。なおミッシェルには美咲に眼鏡がかなった訳ありJKメイドさんが使用、先程までこの二人を追いかけまわして飛行したので航空管制が大混乱になっている。

      「陸幕二部に渡そうか?」
      「ただいま~~どんな感じ?」
      「おかえりなさいませ、奥様……処分はどうされます?」
      「全裸でスカイダイビングさせるの、この二人の出身国の日本大使館にね」

      流石にこれは無理なので後日簀巻きにされて某国大使館前に放置されることになる。

      「相変わらず物騒だねぇ」
      「本人気が付いてないけど普通の感覚がマヒしているな」

      一夜あけて週末。

      galaxy

      「二人とも本当に演奏できるんだ、それに紗南ちゃんまで」

      つくし双子の妹「「うん、おねーちゃんを驚かそうとしてだまっていた」」

      つくしは母校の教師になり双子の妹も中学生、この日二人がギターとベースが演奏できることを知ったのだ。

      「相談に受けたらロッカが乗る気になった」
      「私は相談受けて残っている映像データや楽譜とか見せたんだ」
      「こんなことがあろうかと思って衣装もとってます!」
      紗南「香澄さんが”いつかさーなんと共演したい”って言っていたから、マスキングさんが教えてくれたんだよ」
      「びっくりした、週末何時も連絡が付かないって思っていたら」

      透子は実家の和装専門店で働き、七深は芸術家しての顔を覗かせておりアトリエにこもっている事が多い、ましろは作詞家して有名になりパスパレの後輩アイドルグループの歌詞も手掛けている。

      「三人でバンド組むの?」
      つくし双子の妹&紗南「「「ダメ?」」」
      「ダメじゃないけど」
      「シロが燃えているよぉ」
      「ジョ〇ョ文字が出る程ね」

      「また騒がしくなりそう」
      「これは序章だ、香澄さんの子が来たら熱いぜ」

      ロッカは親類の銭湯を運営、最近は従兄夫婦がメインに働いているのでギャラクシーに顔を出している。

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:5OWM1OWM

      ssにして下さりありがとうございます。
      自分も細かい設定を妄想するのが好きなので、
      興味深く読ませて頂いております。

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      >>7

      こちらこそ、書き始めると色々と妄想がわく……

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「ハロ~~予想以上にデキが良いわ~~」
      「チュチュさんは子育てにも専念してください」

      チュチュとましろの間に火花が散る……

      「二人とも落ち着いて、保護者がお冠よ」
      「お二人とも職業病酷くなってません?珠手さんの事情も分かってますけど」
      「貴方もそうなっているけどね、とりあえず中学生だから、circleやgalaxyに幼稚園や老人ホームね……」
      「GS(グループサウンズ)のナンバーも山ほどあるし」
      「三人とも覚悟決めておけよ」

      都内某所

      「撮影ですか?」
      某ハンバーガーチェーン広報担当「はい、いきなりで申し訳ないですが……今回は瀬田 薫さんとの共演になります」
      「……」
      CMプランナー「あのどうかされましたか?」
      「出来栄えしだいじゃ千聖さんが来るかも」

      なおCM内容は”ギターの弾き語りで客に応対する薫に彩がツッコミを入れる”、CM撮影が終わる。

      「相も変わらず美しいねぇ、彩」
      「痛さ変わってないね」
      「これでもギターのお姉さんで手一杯だったけど、最近になってミッシェルの苦労わかるわ」
      「あ~~あの頃好き勝手にやっていたからねぇ」
      「麻弥、引退するって聞いたけど?」
      「社長が言うには不妊治療に専念したほうがいいって……他人事じゃないからね、日菜さんがイヴを探して見つかったって」
      「???」
      「松原さんが所属している大学の海洋調査に通訳として同行していたのよ、終えた所で事情話して日本に来るって」
      「あ~クラゲにめがないからねぇ、ん?」
      「ちょっとね……」
      「期待しているよ、パスパレ」

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      都内某民放スタジオ

      「なるほどね……彼女を見出したのも私だし、送り出しするのなら派手な方はいいわ、マネージャー」
      マネージャー「じゃあ古巣の社長に伝えるよ」
      「何処かで人間ドックの企画している所ない?私も不安になってきた、マタニティチェックも受けたいし」
      マネージャー「それなら……一つある、ただ薫ちゃんと共演になるけど」
      「存分にいじるわよ……先方によろしくね♬」
      マネージャー「(本当に幼馴染だからなぁ)」

      千聖はパスパレ解散後は女優業に専念するも、やはりアイドル時代に培った演奏力で仕事が来ることが多い。しかも薫との共演するとドラマも映画にも良い影響与えると好評である。なお千聖は遠目になるが……。

      氷川家

      「おねーちゃんも朝帰り?」
      「資料ひっくり返して序に整理したらね……おかげで”有給消費しろぉぉおお!”って部長から怒鳴られた、日菜は?」
      「う~ん私フィンランドまで飛んでいたから、そしたらダイバート祭りで福岡に降ろされたわ」
      「あら友希那はセントレア(中部国際空港の事)よ……」
      「何となく原因わかったけど……」
      「そーいえばミッシェルの中の人かわったけ?」
      「そーらしいよ、後麻弥ちゃん、やはり不妊治療に専念するって」
      「そうなんだ……そーいえば双子や三つ子ができやすいっていっていたわね」
      「……もしかして」
      「そうかもねぇ、でもまだ聞かないようにしておこう」

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      北海道 函館 某所

      「花音先輩が方向音痴って言うのは聞いていましたが……」
      「だって!函館の方でクラゲ研究の権威が論文見たいっていってその後……千歳も函館も東京に行く便全部欠航って……ホテル探しているうちに迷子になって!!!ふぇえんっ!!」
      マスター「蹲っていたから心配していたら香澄ちゃんの先輩だったとは……」
      「ハローハッピーワールドでドラムしていたからね……薫さんもいたし」
      万里「それって、個性派女優の瀬田 薫?」←アルゴナビズのドラムである白石 万里、牧場を再建しており今はライブカフェ”Submariner”に自家製バターやヨーグルトを卸している。
      「そうだよ……別名羽丘の王子様」←スマホを操作して当時の写真を見せる。
      凛生「なるほどな……男性ならそうなっていたが、空回りしてないか?」←アルゴナビズの桔梗 凛生(ききょう りお)、函館にある有名和菓子店の息子で文武両道の秀才で高校球児の過去を持つ、ケガで野球を断念するも結人と航海や蓮とのやり取りでキーボートで参加している。今は和菓子店の経営する傍ら地元のバンド関連のイベントの中心になっている。
      「あ~してましたね……本当に美咲が三バカって言っていたことがあるし、私もそうなった事ありますから」
      航海「でも、あの時武道館でライブしたバンドの一人が香澄ちゃんで今や蓮の奥さん……」←アルゴナビズの的場 航海(まとば わたる)、ベース担当であり今は出版社の編集部員。両親が離婚しているが兄の里塚 賢太とは連絡を取り合う仲。
      蓮「本当に最初は驚いた」←アルゴナビズのボーカル、七星 蓮。今は弁護士として活躍。
      結人「よく白鷺 千聖と共演する事多いけど?」←アルゴナビズの五稜 結人、ギター担当で蓮をスカウトした。今はスタジオミュージシャンとして函館で活躍。
      「腐れ縁、幼馴染ですよ……ただ千聖が言うのは小学生まで可愛かったのにって」
      マスター「なるほどなぁ、あんなふうになれば遠い目になるね、写真にあるcircleって言う事は……都築さんか?」
      「「えっ……」」
      マスター「少々若い頃に縁があってな……あの婆さん事だから昔のツテで武道館を抑えたんだろなぁ」
      「で、どうしてやまぶきベーカリーのパンがここに?」
      「どうも小麦アレルギーの子にパンを食べさせたいってこころちゃんが言っていたから沙綾が張り切って作り過ぎたって」
      凛生「なるほど米粉パンか……美味い」

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      今回から『ARGONAVIS from BanG Dream!』の面々も出てきます、全く知らない方にも分かるように記載していくので……。

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      万里「それで生地作り過ぎたって……で冷凍で送るか?」
      「ほら、マスターなら業務用のオーブンがあるし……それに米粉なら桔梗さんが詳しかなぁって」
      凛生「悪くはない、良い腕を持っているな」
      「あっ、ロッカやマスキングからだ……紗南ちゃんバンドを組むってつくしちゃんの双子妹と一緒に」
      蓮「この子もするんだろうね……」
      「蓮さんと私の子供だもん、きっとね……」
      航海「その時は忙しくなりそう」

      その数年後、circleに一人の少女が尋ねてくる。手には香澄が愛用していたギターと共に。それはまた別の話。

      都内某所 猫カフェ

      「ああ、いいわぁ……時差ぼけ直すには丁度いいわぁ」
      「猫耳出てくる勢いね……本当に猫になると目が無いのだから」
      「ロゼリアの新曲、みんなに渡した?」
      「ええ……あこは今頃叩いているし燐子もね、紗夜も有給強引に取ったって……」
      「それより本当なの?麻弥の事」
      「ええ、ただ不妊と言っても体質改善で子供が出来る可能性があるから」
      「不妊治療の権威と連絡とれる?英国に居たよね?以前チャリティー活動で知り合った」
      「日本もそこそこ頑張っているから……それにしても向かい席に居る男性って何処まで見たような……」
      「ジャイロアクシアの旭 那由多よ、彼も猫好きのようね。さっき香澄にラインで送ったら間違いないって」
      「あ~旦那さんが組んでいたバンド仲間が知り合いなんだ」
      「ええ、知り合いって言うよりも因縁があるって」

      那由多が近づいた瞬間、軽々と襟首を掴む男性。

      深幸「申し訳ないねぇ、こいつは昔から暴君でねぇ……ジャイロアクシアのドラムをしている界川です」←ドラムをしており歯学部卒。バンド内ではファンサービス担当。キックボクシングをしているので体力はある、
      「大変ね、虎の世話」
      「(貴方の世話で大変なのに)」
      深幸「これでも昔よりは大人しい方ですが……」
      「その様ね、学生時代に出会っていたら大変なことになっていたわね」

      天の声「色んな意味で大変になってます」

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      深幸「自分としてはその頃に出会ったほうが……」
      摩周「本当に油断も隙もないですね……」←摩周慎太郎、ジャイロアクシアのマネージャー。キレ者らしくアルゴナビズにも目を付ける。
      「摩周さん、ご無沙汰してます」
      摩周「今井さんもあちらで活躍してますね」
      「私は友希那専属の作詞作曲の専属ですから……」
      那由多「二人とも何時ログインする?MOF?」
      深幸「はい?」
      摩周「仕事上プレイする事になってな、二人はMOFはやり込んでいると聞いている、中々上手くいかずな。レベルが低い」
      「……意外」
      「大丈夫よ、コツコツすれば直ぐに楽しめるわよ」
      「あ~いつの間にかハマっていたわね、紗夜は……」
      深幸「他のメンツはやっているのに……今度のイベントで曲使っても得ることになってな……明日」
      リサはステータスを見てあこに連絡を取る。

      数時間後、MOFを制作した会社

      「事情は分かりました、とりあえず経験値ががっぽり入るクエストをピックアップしてます」
      摩周「もうしわけない」
      「こちらこそ、担当者が配慮してなく……はぁ」
      深幸「しかしデバックルームに押し込むとはスゴいね」
      「幸い上司の一人がジャイロアクシアのファンで……」
      摩周「手際が良いな」
      「だって似てますから」

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      あこは友希那を見ると摩周は頷く。
      摩周「何故プロにならなかった?」
      「最初は付いていくつもりだったんですけど、評価されるのは友希那さんだけですから……それだったらMOFの楽しさをもっと知ってもらいたいって思って」
      上司「あこちゃん!!!那由多君に失礼ないようにんえねねんえ!!!!」
      「は、はい」
      摩周が名刺を渡す暇もなく去っていく上司(女性)
      「ナニアレ?」
      「件の上司、昨日circleでのライブでたえさんと有咲に演奏頼んだ」
      「確かマスキングやレイも居たよね?」
      「二人がダメだったら演奏するつもりだったけどね……」
      「それより新曲は?」
      「大丈夫です……燐子も滞在が伸びたし」
      「「???」」
      「瑠唯も在籍している楽団、上層部でいざこざが起きて在籍出来るか微妙になっているんです」
      摩周「大変だな」
      「最も怒らせたらコワイマダムが居るのに」

      東京郊外 某邸宅リビング

      「これでヨシと……はぁ~国連やローマ教皇様がガツンと言う前でよかったわ」←スマホを美咲に投げ渡す
      「本当に白人だけで楽団を構成しようとするなんて……」
      「そんな事したら資金出さないぞって言ったら撤回したわ……まっ、白人至上主義の音楽なんて劣るわよ……ただ大口叩いていたから彼の周りには裏切られたお仲間がどんな手に出るか?だから暫く珠手さんと娘夫婦に白金さんに八潮さんは日本に滞在してもらうわよ。あちらも承諾してもらえたから彼女達に何か仕事を探さないとねぇ」
      「物騒な会話ね、どう?米粉パン」
      「うん、焼き立ては美味いわぁ」
      「ほんとうによい仕事するわね」
      「時折注文が入るからね」
      「……」
      「小さい子にとって理解できないから、それに食品アレルギーって理解するべき人がしてない場合も多いの、教員とかね……それで取り返しがつかない事態になった人もいてね……」
      「子供を持つ身にしたらコワイ話ね」
      「今は改善されているって……」
      「それよりも香澄は元気にしている?」
      「ええ、松原先輩が偶然バイトしているサテン前で蹲っていてびっくりしたぅて、何でも北欧からの便がダイバートで千歳に降りてしまって、そしたら先方のクラゲ研究じゃ世界的権威の方が逢いたいって連絡が来て……函館で無事にあえたけどその後……」
      「あの人の方向音痴は凄いから……」

      函館市内

      「松原さんがどうしてここに?」
      「えっと、仕事終えて東京に戻る途中」

      ひまりは雑誌編集者になっており旅行雑誌編集者である。なお太りやすいので大学時代からロードバイクに手を出しており今や輪行のプロ。

      「昨日の欠航って何?」
      「多分ミッシェル、蘭とモカが呆れていた」
      「……しゃーないか、美咲ちゃんも大変よね」
      「二人とも偶然だなぁ」
      「「え~~~~どうしてここに!!!」」
      「和太鼓演奏の全国大会の付き添い……」

      少し離れた所に見慣れた女子高生らが会釈している。巴は母校にて教員をしており軽音部顧問と和太鼓演奏部顧問をしている。

      「今日こそはないよな?」
      「しょちゅうあったらこころもキレるわよ」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:xNWQ4OWZ

      ナビスと世界線一緒ってのが個人的にすきです
      今後も楽しみです

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      >>16

      感想ありがとうございます。アルゴナビムは現段階でアニメに出ているバンドで何とか収めとしてます。
      那由多も十年も経てばそれなりに大人になってますので仕事の都合上MOFに手を出して四苦八苦している設定、目を付けていた蓮がゴールインしているが焦っては無い……とは限らない(笑い
      こころは色々と圧力かけているのも嫁ぎ先や実家が出資している会社に影響が出ないようにしているのです。

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「私はこの後はフェリーで戻るからね、東京まで走るぞぉお!」
      「すっかりロードバイクにはまったな」
      「最初はあんまり乗る気なかったけど借り物だったホイール分を取り返そうとして乗り続けた結果……このざまよ」
      「はっはっ!今度久しぶりに叩いてみるか?彩の奴筋肉痛になったらしいが」
      「あのCMって本当に演奏していたんだ」
      「フリは許さないっていったから」

      circle

      「楽団は大丈夫ですか?」
      「後は向こうの警察と弁護士のお仕事、上流階級出の彼じゃ最初から怪しいと思っていたら……白人至上主義に染まっていたって何?冗談にもほどがあるわね」
      チュチュの夫「ホントウニモウシワケナイデス!!!!!」

      実はMOFの新作にて使用されるBGMは楽団に依頼したのだがどうも日本主導に癪に障ったらしい。

      「MOFを製作している会社や取引先には弦巻財閥やこころが嫁いだ所の財閥が出資している会社もあるからね……それを知った上で圧力をかけた。今頃訴状を見てどうなっているのかしら?」
      「じゃあチュチュの旦那が遅れたのも」
      「内部告発ね……彼ら大丈夫なの?」
      珠手「友人にPMCしている人が居るから」
      「ピーエムシー?」
      「民間軍事会社、冷戦崩壊後にベテラン士官や兵士がリストラされ、行き着いたのが傭兵の派遣業ね。軍の下請けをするのが目的で軍内の補給や売店運営に新兵の訓練が主、中には本来なら正規軍の特殊部隊がするような事を代行する所もあるわね、政治的にバレると国内外から反発する場合とか……」
      「詳しいですね」
      「オンラインゲームでもPMCを扱う作品がある位だからね。プロデューサーとしては曲の使用先も把握するのも仕事なのよ」
      「それに欧州では内部告発に対する権利保障もあるから当該組織が報復すれば訴状か手錠が届く」
      「ヤベぇ奴がそれほど多いと」
      「移民政策の弊害かな」
      「それよりも三人ともいい音を出しているなぁ」
      「はい……ロッカやマスキングの指導が良かったと」

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「初めて聞いた時から基礎は出来てました」
      「ちょっとコツ教えた程度だしな……」
      「でも、相当努力しているよね?」
      「アトリエで練習したから、おかげでこっちもはかどってね」
      「もうぉ……」
      「だってつくし、知ったら面倒見ちゃう事目に見えているから」
      「確かに面倒見が良いからなぁ。二葉先生は」
      「寧ろ内緒にしておくのに苦労しました」

      燐子のスマホが鳴る、あこからである?

      「え?circleのステージを使いたいって……ええええっ!!!」

      一時間後

      「ジャイロアクシアね……随分と久しぶりね」
      賢汰「これは、RASのチュチュ。ママになっても勢いは止まらず」←里塚 賢太 ジャイロアクシアのリーダー、那由多の才能に惚れた危ない人。なおアルゴナビスの的場 航海(まとば わたる)とは兄弟関係でありよく連絡を取り合う。リサーチ能力高めの一面もあるリードギター担当。
      「変わってないな……あの時と」
      那由多「あっ……ババァ」

      マスキングと那由多が睨みあう。まさに火花が散る。

      「ヤベェ」
      「……え~と止めないんですか?」
      深幸「まっ、MOFでレベル上げしていたからストレスマックス。とは言え止めないと」
      涼「……」←曙 涼 ジャイロアクシアのベース担当。ただし思考面が別次元のヤバい方だが技量は那由多と釣り合う。里塚とは仲が良い。
      礼音「本当にこんなレベルならロゼリアの二人にも迷惑かけるなよ……」←美園 礼音 ジャイロアクシアのリズムギター担当、努力型天才で那由多に反抗するも最終的には従う。

      那由多が手を挙げた瞬間、割って入る様に回り込んだ深幸のタイキックが炸裂。那由多KO

      摩周「申し訳ない」
      「……こっちもあの時を思い出すとな。ふう」
      深幸「女性と話すのが慣れてなくってね……歌に全てをかけた結果がコレさ」
      「それで女性に人気がある訳ですね」
      「でも浮いた話も無い」
      摩周「他の面々はあるけどな」

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      函館 

      「友希那先輩とリサ先輩は大丈夫だったけど、マスキングさんとチュチュとの衝突寸前……」←スマホを見て真っ青
      蓮「変わってない」←頭を抱える
      「でも弁護士になったのって、あの一件も」
      蓮「……弁護士になって知ったけど弁護士当時の摩周さんも色々と危惧していた。そして僕が弁護士になって数年後に恐れていたことが起きた。また海外大物のロックバンド参加により出場できなくなったバンドが出て来た。運悪くファンの中に弁護士をしている方が居て交渉するも決裂……」
      マスター「七星先生も遭遇した事もあるしな、よく和解に持ち込めたね」
      蓮「偶然にも香澄が演奏していたcircleのオーナーさんの人脈でその方に圧力が掛けられた、自分達にも影響が及ぶってね」
      「(本当はこころさんが動いていたけど黙って置こう)」
      凛生「そいつは消えたのも当然の流れか」
      マスター「あれだけ騒ぎが大きくなるとな、凛生はバンドイベントの時にはちゃんと説明しているのもそのためか」
      凛生「ええ、本当に。あの一件で暫くバンドのイベントも出来きない状況が続きましたからね」
      航海「それを打破したのはRASやロゼリアでしたね」

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「うん、チュチュや友希那先輩が色々と動いてね……関係各位渋っていたけど徐々にね」
      蓮「噂じゃハローハッピーワールド再結成させないために協力したっていっていたけど……」
      「昔から無茶苦茶だったからねぇ」

      circle

      「それで旭さんがムスッとしている訳ですね」
      摩周「何時のも事だ、まっ歌ったから幾分落ち着いたが……MOFすらままならないって言うのは如何なモノかな?」
      「私も最初は苦労しましたし」
      「これでもクエストの難易度とか幾度か見直されたのですが?」
      「紗夜さん、それに日菜さんまで……」
      「わぉ!ジャイロアクシアの面々……どうしてここに?」
      チュチュが事情を説明。
      摩周「元パスパレの氷川 日菜か……何か動いているようだな」
      「耳が早いなぁ」

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      賢汰「そりゃあ、解散しても再結成もあるしね」
      「大人しく後輩に道譲っている身だけど、少々野暮ったい事をね……」
      「久しぶりに来てみればとんでもない面々が揃っているわねぇ」
      「MOFのイベント、ジャイロアクシアの五人だけで成功できると思う?あこ」
      「う~ん、シナリオ的には初心者には厳しい」
      賢汰「自分らは学生の時からやり込んでいるから問題は無いが那由多には少々キツイ」
      「ならロゼリア全員でカバーしましょう、あこ運営側の関係各位に許可を取れる?リサも」
      「可也無茶な事を言ってくるわよ?」
      「織り込み済みよ」
      摩周「悪くはない話だ、正直私だけでは対処しきれない」
      「あっ!もしかして伝説の……バグ出しのMって呼ばれた凄腕の」
      摩周「そう呼ばれた事もあったな」

      なおMOFのイベントは成功、サプライスにロゼリアがログインしたので逃したプレイヤーの中には端末を破壊した者も……

      後日 羽沢珈琲店

      「そんなことがあったんだ」
      「うぁ、生徒に話せないな」
      「ジャイロアクシアは今もなお人気だからねぇ」
      「本当に修羅場になりそうだったよぉ……」

      つぐみは大学卒業後はカフェレストランを運営する会社に就職しており接客指導員である。ここ数か月週末に出勤状態が続いているので平日休暇である。

      「こころの所に行っている間に……香澄の旦那さんら真っ青になってない?」
      「危うく七星先生が香澄の実家に泊まる羽目になりそうだったって」
      「旭さんだけどうしてプレイ歴が短いのですか?」
      「何でも歌に全てをかけていたからしたことなかったって」
      「……」
      「確かにね、新しい事をするタイミングって難しいからぇ」←ポテトを肴にアイリッシュコーヒーを呑む。
      「ロゼリアの衣装、どうですか?」

      端末にトルソーに着せられたステージ衣装

      「悪くはないわ……急に頼んで申し訳ないわね」
      「モルフォルニカの時から付き合いがある人達ですから」

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      「パスパレの後輩アイドルグループの衣装も担当しているからね」
      「……シロが上手くねじ込んでくれているんだよ」
      「道理で……」
      「紗夜さん、アイリッシュコーヒー本当に好きですね」
      「ええ、酒を呑む機会が多いけどこれが一番なのよ」
      「私は呑まない方かなぁ、もう愛車(ロードバイク)を置いて帰れないからさぁ……」
      「衣装は直ぐに届けます」
      「ええ、RASの様に偶には後輩らに刺激になるような事をしないとね」

      更に数日後

      千葉県 某複合商業施設跡

      「ロケーション、すごい」
      「うぁここに複合商業施設を出したの……潰れるわ」
      「ウチなら計画段階で切り捨てるわよ、こんな交通アクセスの悪い所は……」
      「その反面ドローンの撮影許可も容易でスタジオも幾多もある」
      「だからMVも撮影しやすいわけですね」

      「よかった~~RASも何度かここで新曲MV撮影したんですよ」
      「みんな、あんまり時間が無いけどBESTを尽くしなさい……」

      チュチュは撮影チームに指示を出す。

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      楽団が依頼した撮影チーム、所が楽団のお家騒動により活動自粛に……友希那とリサが契約している事務所が彼らにロゼリアの新曲PVを撮影するように依頼しておりチュチュが取り仕切る事になる。

      「楽団のみんなも呼んだの?」
      珠手「大人しく日本観光すると思う?ロゼリアの事は知っていてすっと共演したかったのよ……とりわけ演奏したいのよ」
      燐「……これってMOFのコスですよね?版権とか大丈夫なんですか?」
      「あ~この新曲ね、MOFのイメージしているのよ……そしたらウチのボスとあこが勤めている会社の面々で話が進んでね」
      「衣装も急にMOFに近いモノに……で、透子ちゃんやましろちゃんに七深ちゃんの人脈駆使して出来たのよ」

      ロゼリアの面々はMOFで使用するキャラの装備を再現。楽団もそれっぽい衣装に着替えている。

      珠手「ちゆ、衣装」←如何にもRPGで出てくる魔法使いの衣類一式
      「マテ、私まで撮影に参加するの?」
      楽団の面々&ダーリンも頷く。
      「ハロウィン用に用意してました~~~」

      なおこのMVのお陰でMOFのハリウットでの映画化が決定。RASとロゼリアが参加する事態に……なお黒幕はこころである。

      東京郊外某邸宅

      「誕生日パーティーは成功……ありがとう」
      「「どういたしまして……」」
      「小麦アレルギーの方もパンを食べる事が出来るね」
      「これって定番に出来ない訳ね」
      「注文なら出来るって……」
      「零細だと難しいからね……小麦粉を一切使ってない場所の確保も」
      「難しい訳ですか」
      「でも、小麦アレルギーの子を持つ親にとってはありがたい商品になるから……師匠、検討しているって」
      「資金とか店舗とか相談に乗るわよ、幸い何人かの奥様が興味あってね」
      「また忙しくなりそう、旦那様の胃腸が何処まで持つか」
      「ミスセバスチャン~~へるぷぅうぅ!」

      子供らに囲まれるミッシェル。

      「まだまだね」
      「流石に幼稚園での演奏経験者」
      「三バカも見て園児らも見ているからね」

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:wODAzMzY

      こころが時計を見る。

      「今日だったけ?大和さんのラスト」
      「酷だよね……赤ちゃんが普通に出来ないって」
      「でも男性にも原因がある場合もあるって……」
      「そう、ママ友とかも経験者が居たから色々と調べるとね……芸能人御用達ならウチの実家やダーリンの実家が支援しているクリニックもあるから……あ、美咲やミッシェルだけじゃ無理ね」

      ライブ会場

      「ここでラストですか……武道館も抑えられたのにどうして?」
      社長「彼女達もここがご希望だったからね」

      この場所はパステルパレットがファーストライブの場所である。

      社長「何でも老朽化でここも取り壊されるのさ、このイベントがラスト」
      「寂しいですね……」
      社長「何でも再開発っさ」

      後輩アイドルグループらが来て其々の楽器をチェック。バックバンドも揃う。

      「あ~彩さんのバイト先が移動販売店舗出している」
      社長「ああ、後輩アイドルグループらもCMでお世話になっているからね……」

      数時間後 ライブ本番。順調に進み全ての曲も演奏終了。アイドルグループのリーダーがバックバンドの面々を紹介する。

      後輩アイドルグループリーダー「そして、バックバンドリーダーぁ大和 麻弥ぁ!!!今回のツアーをもって所属事務所を退職します、私達の結成当時からバンドのイロハを教えて頂いた恩人……」
      「(花束でもくるんですかねぇ……旦那様が)」

      麻弥がしみじみしていると突然スピーカーが鳴る。

      ???「ねえ、眼鏡取ってみて」

      「そっ!えっ!ええええええっ!!」
      ステージから出て来たのが千聖に日菜にイヴ、そして彩であり、しかもパスパレの衣装を着ている。
      「いや~隠れのに疲れるわぁ、まさか付近を通るからマネージャーもヒヤッとさせるぅ」
      「彩のバイト先の制服着て変装しておいてよかったでしょう」
      イウ「まさにミッションインポッシブルね、千聖があっさり応じたのも予想外だったけど」
      「せっかくだし、久しぶりにね……」

      ステージに麻弥の夫が来て衣装と更衣室を持って来る。

      「これで熱湯風呂は勘弁してほしいですよ」

      この日をもってスタジオミユーシャンである大和 麻弥は引退、その後……不妊治療が功を奏し双子を産むことになる。

      その数年後。

      ???「ここがママが何時も演奏していたcircle……」

      手にはランダムスターを手にして……