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【SS】戸山式作詞教室!!

    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      このお話はこちらの
      湊式作詞教室
      https://bang-dream-ch-bbs.com/forums/topic/17285/
      の続きとなっています

      多分これを読んだ方がこのSSが分かりやすいと思うのと、湊式のSS自体短くさくっと読めるはずなので読んでもらえると嬉しいです!

      また前回に引き続き、あくまでも個人の解釈となっていますのでご了承ください

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「みんな揃ってるーっ?」

      「うん、大丈夫だよ」

      「あたしもいるし、それに”元”先生の湊さんもいるよ」

      「別にいいじゃない。もう過ぎたことよ」

      「職務を投げ出して幼なじみに会いにいったことがですか?」

      「……少し話し合う必要がありそうね」

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「はいはい、喧嘩しないでくださーい」

      「じろっ」

      「ちょっと…睨まないでよ…」

      「もう!蘭ちゃんはそこまで!」

      「はーい」

      「勉強って互いに教え合うってことでしょ?だから先生とか生徒とか関係ないんだよ!」

      「友希那さん!一緒に頑張りましょうね!」

      「え、ええ。もちろんよ」

      (すごいそれっぽいこと言ってるけど、前回まで教える立場だった人が横にいるのはやっぱり違和感すごいな…)

      「それじゃあ、戸山式作詞教室開…とその前に…」

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「今回は新しい生徒さんが来てくれたんだ!!」

      「どうぞ!入ってきて!!」

      「……」

      「……あれ?」

      「入ってきていいんだよ〜?」

      「……」

      「ちょっと迎えにいってくるから、みんな待ってて!」

      ガラガラガラ

      「行っちゃった…」

      「その新しい生徒は帰ったのかしら」

      「いや、多分あたしの予想が正しければ…」

      「ほらっ!何で隠れるの〜!?」グイグイ

      「だって…っ」

      「やっぱり…」

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「はい!という訳で新しく入ってくれるましろちゃんでーす!」

      「よ、よろしくお願いします……」

      「よろしく」

      「一緒に頑張りましょう」

      「まあ、あんまり無理しないでね」

      「は、はい!」

      「それじゃあ、今度こそ戸山式作詞教室開講だよ!!」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「今日のテーマは…これ!」

      【眠れない夜】

      「へえ、香澄にしてはらしくないテーマだね」

      「えっ!私ってそんなイメージあるの!?」

      「いや、遊びに行く前の日とかこんな感じなんじゃない?」

      「ぎくっ」

      「ワクワクして眠れない気持ち…私もわかります」

      「ほらっ、私だけじゃないから!」

      「そう言う問題なのかしら…」

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「それじゃあ、今から30分時間をとるから思いついたらフリップに書いてね!」

      「いやいやいや、バラエティ番組じゃないんだから…」

      「書いた歌詞にどれくらいポピパッションがあるかで決めるね!!」

      (出たよ…前のロゼリアリティもそうだけど、これがなんなのかちゃんと分かってる人いるの!?)

      「わかった。ポピパッション溢れる歌詞を書いてみせるよ」

      「お互い頑張りましょう」

      「私も…せっかく来たんだから頑張らないと…」

      (へーみんなわかってるんだー……へぇ……)

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      30分後

      「みんな書けた?」

      「うん」

      「えぇ」

      「はい……」

      「まぁ…一応書けたけど…」

      「それなら、誰から発表してもらおうかな〜?」

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      (この中で発表するのかなり心にくるかも…)

      (先輩たちの方がバンド歴も長いし、きっといい歌詞書いてくるだろうし…)

      (もしも、最後に発表とかなったらどうしよう…)

      (みんなのと比べられて晒されるなんて耐えられない…)

      (そうだ!最初に発表すれば…)

      (まだ初心者ってことで多めにみてもらえるかも…?)

      (よ、よしっ、そうと決まれば…)

      「あっ、あの…」

      「あたしからいくよ」

      「おっけ〜!じゃあ、蘭ちゃんからどうぞ!」

      「ぐっ……」

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「とりあえずこんな感じかな」

      【先の見えない暗い世界 瞼は閉じずに天を仰いだ そんな時聞きたくなるのは 心繋いだみんなの声】

      「この先どうなっていくんだろうとか、そういうことを考える夜がなかった訳じゃないけど…」

      「でもあたしの周りにはみんながいてくれる」

      「言えない悩みとかもあるかもしれない、でも言ったら言ったでちゃんと受け止めてくれるんだ」

      「だから眠れない時はみんなの声を聞くことで、安心…?するのかな?」

      「……とにかくそういう気持ちを込めて書いたよ」

      「実際、夜中に電話してもひまりとか、本当に出てくれそうだしね…」

      「お〜!すっごくいいと思うよ!!蘭ちゃんとAfterglowのみんなの絆をすっごく感じたよ!!」

      「なんか他の人から言われるとそれはそれで照れるね…」

      「いい仲間を持ったわね。美竹さん」

      「当然ですから」

      (私たちもバンド活動を続けたら、いつかこんな風になれるのかな…?)

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「それでどう?ポピパッションの方は」

      「むむむ…蘭ちゃんの歌詞もすっごく好きなんだけど…」

      (あぁ…この流れは…)

      「ちょっとまってね!今参考書見てみるから」

      「えぇっ!?」

      「ポピパッションの参考書なんてあるの!?」

      「うん!!書店で売ってるやつを今日のために買ってきたんだ〜!」

      「えぇ…」

      (ポピパッションが世間的に認知されてることにも驚きだけど、戸山さん自分のバンドのことなのにポピパッションがわからないの!?)

      (もう深く考えるのはよした方がいいかも…)

      「ちなみにロゼリアリティの参考書もあるわ」

      「あるんですか…」

      「えぇ。書いたのは私ではないけれど」

      「怖い怖い怖い」

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「えーっと…あー蘭ちゃんの歌詞だとちょっとポピパッションが足りないかも…」

      「ごめんね、蘭ちゃん」

      「いいよ。気にしなくて失敗から学ぶことも、また勉強でしょ?」

      「えへへ、ありがとうね!それじゃあ、とりあえず、この参考書の通りに添削してみるけど…だいじょぶ?」

      「うん。好きにしていいよ」

      「ありがと!それじゃあ…」

      【ポピパッションの心得①:割とこちらに問いかけがちかな〜?】

      「参考書でも問いかけるのやめて!」

      【おやすみの時間を追い越して まだ眠れないの? そんな時は繋いで!(Calling!) Count up! (0 to 4!!!!!)

      「既読0だなんて言わせないよ!!!!」

      「きゃあ!」

      「いきなりびっくりしたわ…」

      「だから4まで数えてるんだ…」

      (でも、これじゃ電話なのかメッセージなのかわかんないかも)

      「香澄、ありがとう。うん、いいと思うよ」

      「えへへ〜照れるよ〜」

      (いや、それ戸山さんのじゃなくて参考書のおかげ…いや?その参考書は戸山さんの歌詞を元に書かれてて…?)

      「だめだ。もうわからん」

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「よしっ!次は誰が発表してくれるのかな?」

      (あっ、今度こそ!)

      「次は私がいくわ。私も美竹さんに負けてられない」

      「うぅ…」

      「友希那さん!お願いします!!」

      「えぇ。いくわよ」

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      【不安 憂い 期待 背負い なお進む終焉[おわり]なき迷宮 歩みを止めずにいられるのは 貴方が見つめてくれるから】

      【ロゼリアリティポイントⅤ:いつ何時 どこにいようとも 隣には”貴方”がいます】

      (ポピパッションを測るって言ってるのに、ロゼリアリティを押し出しちゃダメじゃん!?)

      「はっ…何言ってるんだあたし…ロゼリアリティもポピパッションもいまいちなんだか分かってないのに…」

      「一度悩み始めてしまうと抜け出すのは容易ではないわ」

      「でも、その悩みから逃げてしまうこと。それは敗北である、と私は思っているの」

      「悩んでいる状態というのはとても苦しい、でも待ってくれる人たちがいる」

      「その信頼に応えるためにも、戦い続けなくてはならない。そういう気持ちを込めて書いたわ」

      (眠れない夜からここまで広げられるのもすごいな…)

      「それに…」

      「それに?」

      「いえ、何でもないわ」

      (実際に寝ようというときに視線を感じることがあるだなんて、言ったところで信じてはもらえないでしょうね)

      「なんかすごく壮大ですね〜!かっこいいです!」

      「そうかしら?」

      「はい!すっごく友希那さんらしくていいと思うんですけど…」

      「ポピパッションが…足りないのね…」

      「はい…残念ながら…」

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「添削をお願いするわ。敗北から学ぶのも、また成長よ」

      「わかりました!えーっと…」

      「こういうかっこいい系の歌詞の時は…?」

      【ポピパッションの心得②:時には難しい言葉も使ってdecorate!】

      【刻々と止まらない長針と短針 歩き続けて今どこにいるんだろう? 羅針盤が指し示すのは キミなんだよ!】

      「悩みを解決するならやっぱり…誰かのとこに行って相談するのが一番かなって!」

      「友希那さんみたく強くないですしね、えへへ」

      「私だって強い訳じゃないわ」

      「ただ、諦めないだけよ」

      「友希那さんかっこいいです!!」



      「なんかすごくいい雰囲気になってる…」

      「いわゆるエモいってやつ?」

      「さあ?」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「という訳で友希那さん、ありがとうございました!次は…」

      (次を逃すと最後になっちゃう…!それは避けないと…)

      「……」

      (い、言わなきゃ…!)

      「うーん…」

      「!」

      (ダメなのかなぁ…)

      「あたしは最後でいいよ」

      「えっ!?」

      「えっ?何で?」

      「いや、多分オチ担当とかそんな感じだろうから…」

      「…?よくわかんないけど美咲ちゃんが最後がいいならそれで!!」

      「それじゃあ、ましろちゃん!お願い!」

      「は、はい!」

      (気遣ってくれたのかな…?雰囲気がちょっと怖かったけどいい人なのかも…?)

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「えっと…あんまり自信ないんですけど…」

      【雲が月を覆い隠して 輝きはほら静寂に 貴方の明るさに触れるたびに 少しづつ欠けていくんだ】

      「えーっと…」

      「な、なんでしょうか?」

      「なんか悩みすぎてない?私心配になってきたよ〜!」

      「だ、大丈夫です!そんなもったいないです…!」

      「…え?もったいない?」

      「そうです!私なんかに時間を割いてちゃ…」

      「そんなことない!!」

      「!」

      「私がやりたいからやるんだもん!無駄なんかじゃない!」

      「香澄さん…!」

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「それで、この歌詞のポピパッションは…」

      「どきどき……」

      「0…かも」

      「がーん……」

      「暗すぎましたか…?」

      「うーん…ちょっと後ろ向きの歌詞でもポピパッションはあるって参考書には書いてあるんだけど…」

      「確かに暗すぎなのかも…?」

      「やっぱり私なんかじゃ…」

      「そんなことないよ!」

      「だってこの歌詞はましろちゃんにしか書けないんだから!」

      (今から添削しようとしてる人がそれ言っちゃう!?)

      「香澄さん…!」

      (さっきも見たなこれ…)

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「ということで添削するね」

      「いい切り替えだね。香澄」

      「えへへ、ありがと〜!」

      「お願いします!」

      「うん!行くよ!」

      【ポピパッションの心得③:どんなに暗くても…”キミ”がいれば世界は輝いてる!!】

      【例え 声が届かなくても 何か足りないとしても キミが補ってくれるから 強く 輝くんだ!】

      「バンドは一人じゃできない!」

      「私一人じゃできないこともみんなとなら出来る!気がする!」

      「ましろちゃんもそうでしょ?」

      「私は……」

      「ましろちゃんが困ってたら助けてくれる…でしょ?」

      「……はい!」

      「なにかしら。この雰囲気…」

      「さっき、湊さんの時も若干流れてましたよこんな空気」

      「ちょっと置き去りにされちゃうよね…」

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「という訳で、最後は美咲ちゃんだね!!」

      「はーい」

      「まああんまり長くしても仕方ないから、もう出すね」

      「はい」

      【もやもや 晴れないの?(doki! doki!)  眠れないならここにおいでよ! お日さまのぼるのと まぶたが落ちるの どっちが先か勝負だ♪\レース開始〜!/】

      「……」

      「美咲ちゃんの脳内こころちゃん、今日も元気だね〜!」

      「おかげさまでね」

      「まぁこころなら、眠たくなければ寝なければいいのよ!とか言いそうだなーって思ってこんな感じにしたかな」

      「流れでわかると思うけど…」

      「添削でしょ?どうぞ」

      「ごめんね〜!美咲ちゃん…それに(脳内)こころちゃんも…」

      「ううん、大丈夫。まぁ、ポピパッションを全く意識せずに書いたし…仕方ないよ」

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「えーっと…こんな感じかな?」

      【ポピパッションの心得④:困ったら 何回も 何回も 何回も 繰り返してみて!!】

      【真夜中 開催予定の特別なParty!  始め!の合図は私の指先一つで キミも キミも キミも まだ眠れないんでしょ?】

      「これまでの心得ほとんどぶっ込んできたね…」

      「まぁ、最後だからね!!」

      「でも…確かにポピパッションってのを感じるかもしれないね」

      「ふふーん!やっと分かってくれたね〜!」

      「いや、参考書見ながら添削してる人に言われたくないよ!」

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      「という訳でみんなの見終わったね!」

      「ポピパッションは感じなかったけど…みんなの歌詞すっごくよかったよ!!」

      「だから、これからも…ふわぁ…」

      「頭捻ってたら眠くなっちゃったなぁ…」

      「お疲れ様。香澄」

      「ええ。今日はありがとう」

      「勉強になりました…!」

      「眠いんだったら寝た方がいいんじゃない?今日は頑張ってたし」

      「うん…そうする…でもそれは…」

      「みんなもだよ!!」

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      10分後

      「ぐぅ…ぐぅ…」

      「えへへぇ……」

      「すぅ……すぅ……」

      「……zzz」

      (本当に寝ちゃったよ…ってか)

      (あ”つ”い”!!)

      おしまい



      上から見た図

      香 ま 美 蘭 友
      澄 し 咲  希
        ろ   那

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      ここまで読んでいただきありがとうございます!
      みなさんだったらどんな歌詞にしますか?

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:0YzdmZTM

      相変わらず、各バンドの理解度がハンパない…凄いです!
      終始美咲のツッコミがいい…!面白かったです!!

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:wN2NiZWI

      >>25
      ありがとうございます!
      このバンドだったら、この気持ちをどう表すんだろう?って考えるのすごく楽しいですよ!おすすめです!

    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:1ODYyYmZ

      すごい…他のバンドもそうだけど、モニカってまだ3曲しかないのにめっちゃモニカ感あって鳥肌たちました…

    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:0NDc5NWY

      乙です。

      アフロはアフロジック
      ハロハピならハロイズム
      モニカだとモルフォニック
      でどうだろう

    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      >>27
      そう言っていただけるのはうれしいです!っぽいかんじ出てましたかね?

      >>28
      ありがとうございます!もし続きを書くことがあったら使わせていただくかもしれません

    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      >>17
      ってか今読み直したら ずつ じゃなくて づつ になってる…
      チェック足りなかった…