ホームへ戻る

【SS】普通!?のバードウォッチング

    • 1 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      七深ちゃんメインのオリジナルSSです。
      イベントと被っちゃってどうしようと思いましたが投稿させていただきます。
      オリジナル要素として七深ちゃんが鳥が好きという事になっています。
      少しずつ投稿していきます。

      良ければこちらもよろしくお願いします
      【SS】蒼と碧のコントラスト さよひなメイン

    • 2 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      オープニング【ポカポカ陽気の日に】



      「いい天気だな~」

      「こんないい天気の日は何をしようかな~」

      「あ!七深ちゃんだー!やっほー!」

      「香澄先輩だ~こんにちわ~」

      「今日はポカポカしていい気持ちだよね~」

      「そうですね~…あ、ヒヨドリだ~」

      「ヒヨドリ?あの鳥の事?」

      「そうですよ~」

      「街中ではムクドリって鳥が多いんで、ヒヨドリは結構珍しいんですよ~」

      「へー…七深ちゃん、鳥に詳しいんだね!」

      「それほどでもないですよ~」

      「ううん、すぐにパッとわかっちゃうのすごいよー」

      「あ、あの鳥は?白くて小っちゃくて、尻尾がぴょこぴょこしてるやつ!」

      「どれどれ~…あれはハクセキレイですね~」

      「おぉー…本当にすごいね!」

      「いやーありがとうございます~」

      「あ、そうだ!私、沙綾のとこに行くんだった!」

      「おー山吹ベーカリーですか~?」

      「うん、そうだよ!七深ちゃんも行く?」

      「いいんですか?行きます~」

      「じゃあ行こ行こ!」

    • 3 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「ホント最近暖かくなって気持ちいいよねー!」

      「そうですね~」

      「香澄先輩が誘ってくれたおかげで、気持ちいい散歩ができます~」

      「あはは!そう言ってもらえると嬉しいなー!」

      「ふぇえ~…ここ…どこ~…」

      「あれ!?花音先輩だ!」

      「どうしたんですか~?」

      「あ、香澄ちゃん、それに七深ちゃんも」

      「それがね羽沢珈琲店に行きたかったんだけど…」

      「迷っちゃったんですか?」

      「うん、そうみたい…」

      「ちょうどよかったです!私たちも沙綾のところに行くところだったんです!」

      「そうなんですよ~」

      「よ、よかった~…」

      「じゃあ途中までですけど、一緒に行きましょう!」

      「はい、いきましょ~」

      「うん、ありがとう」

    • 4 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「それでね、花音先輩!七深ちゃんってすっごく鳥に詳しいんだよ!」

      「へぇ~そうなんだ、七深ちゃんすごいね!」

      「いいえ~普通ですよ~」

      「普通じゃあんなパッとわからないって!すごいよ!」

      「普通じゃないんですか?」

      「うん、とってもすごいことだと思うよ」

      「あ、ありがとうございます~」

      (そっかー…これも普通じゃないのかー…)

      「七深ちゃん?どうかした?」

      「いえ、なんでもないですよ~」

      「ならいいんだけど…」

      「あ、そろそろ山吹ベーカリーに着きますよ~」

      「ほんとだ、おしゃべりしてるとあっという間だね」

      「ん~パンのいい香り~」

      「ほんとですね~」

      「なんかおなかすいて来ちゃったなぁ、私もちょっと寄ろうかな?」

      「行きましょ行きましょ!沙綾のパンはすっごく美味しいですから!」

    • 5 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「こんにちはー!」

      「お、香澄じゃん、いらっしゃい」

      「お~香澄に花音先輩じゃないですか~」

      「あ!モカちゃんだ!七深ちゃんもいるよー」

      「こんにちは~」

      「いらっしゃい!」

      「こんにちは~」

      「なんだか珍しい組み合わせだね、どうしたの?」

      「そこで偶然会ってねー!」

      「モカちゃんはパンを買いに?」

      「そうなんですよ~ここのパンは絶品ですから~」

      「ふふっありがとね」

      「私もパン選ぼっと!」

      「あ、私もー」

      「何にするか迷いますね~」

      「あ、それなら試作品のパンあるけど食べてみる?」

      「食べたーい!どんなのー?」

      「え~それを勧めるの~?」

      「まぁモカは苦手だもんね」

      「モカちゃんが苦手なパンってなんだろう?」

      「えっとねー…これ!激辛カレーパン!」

      「げ、激辛…!」

      「なんだかおいしそ~ですね~」

    • 6 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「そ、そんなに辛いの?」

      「うん、結構辛いよ?」

      「花音先輩、七深ちゃんどうする?」

      「私食べてみたいかもです~」

      「ほ、ほんとに?」

      「はい~」

      「じ、じゃあそのパン食べてみようかな…?」

      「はい、どうぞ」

      「私、水用意してきますね?」

      「そ、そんなに辛いんだ…」

      「とりあえず、1個ちぎって食べてみましょうか…」

      「そうだね…」

      「い、いただきまーす」

      「いただきます~」

      「……!!」

      「か、辛い―!!」

      「辛い…」

      「沙綾、お水!早くお水ちょうだい!!」

      「はいはい、おまたせー」

      「ごくごく…」

      「はぁー…ほんとに辛かったー…」

      「うん…びっくりしちゃった…」

    • 7 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「七深ちゃんも辛かったでしょ?お水飲む?」

      「……」

      「な、七深ちゃん…?」

      「大丈夫?無理して食べないでも大丈夫だよ?」

      「…ピリ辛でおいしいですね~」

      「えっ!?」

      「ほ、ほんとに…?」

      「えぇ~?」

      「無理してない?大丈夫?」

      「大丈夫ですよ~、こんなにおいしいカレーパン初めてです~」

      「おぉ…」

      「す、すごいね…」

      「余ってるの、いただいちゃっても大丈夫ですか~?」

      「う、うん、食べても大丈夫だよ?」

      「これは大物の予感~?」

    • 8 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです
      オープニング、1話~5話、エンディングの構成となる予定です

    • 9 名前:匿名スタッフさん ID:xZGM2NTc

      ここからどんな感じになってくんだろう…楽しみ!

    • 10 名前:匿名スタッフさん ID:0YzdmZTM

      あ、ムクドリの方が多いんだ…
      田舎だからヒヨドリの方がよく見る…頭がツンツンしててなんかワイルドですよね
      あ『激論!朝までそれ正論!』の作者様ですよね?
      イワツバメ見ましたよ!白黒のコントラストが可愛かったです!

      『蒼と碧のコントラスト』とても良かったです…!ホントにイベストになってもいいくらいでした
      このSSも楽しみです!頑張ってください!

    • 11 名前:匿名スタッフさん ID:2OTA1MjI

      とっても完成度の高いssに出会った気がする…!
      続きも期待してます

    • 12 名前:匿名スタッフさん ID:iMjE2NzV

      先の構成までしっかり考えてるの凄い…
      応援します!

    • 13 名前:匿名スタッフさん ID:jNGM4MWE

      楽しみすぎて夜しか眠れない

    • 14 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      1話【バードウォッチングへ】



      「そんなに気に入ったの?また作ってあげようか?」

      「ほんとですか~うれしいです~!」

      「あ、じゃあじゃあ今度みんなでピクニックいこーよ?」

      「え~」

      「唐突だね…」

      「えっとね!七深ちゃん、すっごく鳥について詳しいんだ!」

      「だから、七深ちゃんに鳥の名前教えてもらいながらピクニックなんてどうかな?」

      「バードウォッチングってやつだね」

      「今度のお休みの日とかどうかな?」

      「あたしはいいよ~」

      「うん、私大丈夫だと思うよ」

      「私も大丈夫です~」

      「じゃあちょっとまってねー…うん、私も問題なさそう」

      「やったー!ピクニックピクニック!」

      「じゃあ色々と準備を考えなくちゃね」

      「私、レジャーシートと簡単なお弁当、持ってくるよ?」

      「あ、ありがとうございます!」

      「じゃあモカちゃんは~…飲み物?」

      「ふふ、そうだね」

    • 15 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「私はパンとか用意しちゃうね?」

      「さーやー、私は何もってくればいい?」

      「そうだねー…朝、ここに来てくれない?」

      「荷物とか持ってくれると嬉しいな」

      「わかった!」

      「じゃあ私は人数分の双眼鏡とか用意しますね~?」

      「わぁ、助かるなぁ」

      「でも双眼鏡5つもあるの?重くない?大丈夫?」

      「大丈夫ですよ~」

      「そう?ならいいけど…」

      「あとは場所ですね~」

      「ココなんかどうですか~?」

      「うん、いいと思う」

      「じゃあそこに決まりだね!」

      「花音先輩はモカちゃんに連絡くださ~い、向かえに行きますよ~?」

      「そ、そんなの悪いよぉ~」

      「気にしないでくださいよ~」

      「うん…じゃあ、お願いね…?」

      「お任せあれ~」

    • 16 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      ―当日―



      「あ、モカちゃん!花音先輩!おはよーございます!」

      「おはようございます!」

      「あ、おはよう」

      「おは~」

      「2人とも早かったですね~」

      「うん、モカちゃんのおかげで助かったよ~」

      「まぁモカちゃんですから~」

      「あはは」

      「後は七深ちゃんだねー」

      「あ、きたきたー!」

      「おはようございます~、お待たせしました~」

      「おはよー、ってすごい荷物だね…?」

      「そうですかね~」

      「なにが入ってるの?」

      「えーっと…双眼鏡が人数分と、カメラと、その他いろいろですかね~」

    • 17 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「おぉ~本格的~」

      「やっぱり七深ちゃんってすごいね!」

      「そうでもないですよ~」

      (やっぱり普通じゃないのかな…こんなに持ってきちゃって…)

      「私もカメラ持ってきたけど、これだけあったら楽しそうだね」

      「ほんと!楽しみ~!」

      (楽しんでもらえるなら…いいのかな…?)

      「七深ちゃ~ん?どうかした~?」

      「いいえ~、なんでもないですよ~」

      「んー今日もいい天気で良かったー!」

      「だねー、ほんとピクニック日和だよ」

      「いっぱい鳥さんのこと教えてね、七深ちゃん」

      「私で良ければ、もちろんです~」

      「モカちゃんは沙綾のパンも楽しみ~」

      「ふふ、もちろん用意してるよ?」

      「いえ~い」

      「じゃあしゅっぱーつ!」

    • 18 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです。
      色々コメントありがとうございます…!
      完結しましたら返させていただきますね。

    • 19 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      2話【池のほとりで】



      「この辺で始めましょうか~?」

      「水辺もあっていい感じだね」

      「すごいすごい!鳥の声がたくさん聞こえるよー!」

      「ほんとだね、どんな鳥さんたちがいるのかなぁ」

      「あの池のところ、白い鳥が何羽かいますね~」

      「あれ、鷺(サギ)って鳥じゃない?」

      「香澄先輩正解です~」

      「やったー!」

      「白いし、よくきく白鷺(シラサギ)って鳥かな?」

      「良かったら双眼鏡で見てみてください~」

      「ありがとう…わぁほんと真っ白だね~」

      「図鑑もありますよ~?」

      「みるみる!」

      「ほんと綺麗だね」

      「こういうのも、いいですな~」

      「あれ!?七深ちゃん、この図鑑、白鷺って乗ってないよ?」

      「おぉ、気付きましたね~実は白鷺って鳥はいないんですよ~」

      「へぇ~そうなんだ…」

      「香澄ちゃん私にも図鑑見せて?」

      「はーい」

    • 20 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「えっと…あ、このダイサギって鳥さんじゃないかな?」

      「花音先輩大当たりです~」

      「よかった~」

      「でも、あの中では2羽だけがダイサギですね~」

      「えっ!?もっといっぱいいるよ?」

      「花音先輩、隣のページも見てみてください~」

      「うん…あ、このコサギって鳥さん?」

      「そうです~」

      「全然違いがわかんないなぁ」

      「わかんないね~」

      「うーん…あ!くちばしの色が違う!」

      「おぉ香澄先輩さすがです~!」

      「やったー!」

      「香澄、よく気付いたねー」

      「うん、香澄ちゃんすごいね」

      「くちばしが黒いのがコサギ、黄色いのがダイサギなんですよ~」

      「ほぉ~…このチュウサギっていうのは~?」

      「あ~それもいるんですけど、違いがすっごくわかりづらいんで気にしないでください~」

      「確かに…ダイサギとの違いわかんないね」

      「あとですね~コサギの足を見てみてください」

      「足…?…あ!足の先だけ黄色い!」

      「ほんとだ!」

      「そうなんですよ~面白いですよね~」

    • 21 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「バードウォッチング、面白いねー」

      「楽しんでもらえてるならよかったです~」

      「じゃあせっかく双眼鏡借りたし、色々見てみよ!」

      「そうだね、私もカメラで撮ってみたい」

      「七深ちゃんはどうする?」

      「私はこの辺でちょっと準備します~」

      「なんの準備~?」

      「もっと皆さんが見れるようにこれ持ってきたんですよ~」

      「…おぉ!大砲みたい!」

      「フィールドスコープっていうんですよ~」

      「なんだかよく見えそうだね」

      「双眼鏡よりもよく見えますよ~」

      「楽しみだねー!」

      「じゃあ七深ちゃんの準備ができるまで色々見てみようか」

      「さんせー」

      「じゃあ私は七深ちゃんのところでレジャーシートとかの準備してるね」

      「あ、ありがとうございます」

      「じゃあちょっと行ってくるね!」

      「は~い」

    • 22 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「七深ちゃんってほんとすごいよねー!」

      「うん、色々なこと知ってて関心しちゃうね」

      「そうですな~」

      「でもちょっと気になるところがあるんだよね~」

      「うん?どんなところ?」

      「なんか”普通”とか”すごい”ってのに反応してる気がするんだよね~」

      「あ、それ私もちょっと思った」

      「え、どういうこと?」

      「うーん…なんか私たちがすごいねって褒めると、普通ですよって言うでしょ?」

      「なんかやけに”普通”にこだわってるなーって」

      「まぁなんかあったんでしょうな~」

      「えー、すごいことはすごいじゃダメなの?」

      「まぁそれは人それぞれだからね」

      「うーん…人と違うのが嫌…なのかな?」

      「そうかもね」

      「様子を見るしかないかもね~?」

      「そっかー…」

    • 23 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「七深ちゃん、お茶でも飲む?」

      「あ、ありがとうございます~」

      「はい、どうぞ」

      「いただきます~」

      「七深ちゃんはなんでそんなに鳥さんの事好きなの?」

      「う~んなんででしょう~?」

      「たぶん、自由に飛んでる姿が好きなんだと思います」

      「自由に飛んでいる姿?」

      「はい、私も鳥のように自由に飛べたらな~って…」

      「あ、すいません、なんだか変なこと言ってしまって~」

      「ううん、そんなことないよ?」

      「七深ちゃんも色んな事を悩んでるんじゃない?」

      「い、いえ…そんなことは」

      「言いたくなかったら無理して言う必要はないよ」

      「でも、本当につらいときは言ってほしいかなって」

      「花音先輩…」

      「香澄ちゃん達が帰ってくる前に、そのフィールドスコープ?私にも見せてほしいな」

      「はい!」

      「ふふ、この後もどんな鳥さんたちが見れるのかな?」

      「楽しみですね~」

      (私の悩み…普通じゃないことが嫌って言ったら変に思われてしまうかも…)

      (でももしかしたら…もっと自由に…)

    • 24 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです。
      もしよかったらコサギやダイサギ、調べてみてください。
      いま出かけることもあまりできないと思うので、少しでも自然を感じていただけたらと思います。

    • 25 名前:匿名スタッフさん ID:5MjM1ODg

      完成度高くてガルパのイベストのテキスト抽出して読んでる気分

      支援

    • 26 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      3話【激辛?なランチタイム】



      「花音先輩、そろそろ準備できますよ~?」

      「ほんと?じゃあ見てみたいな」

      「わかりました~、ちょっとまってくださいね~…」

      「おぉ、この子でいいかな~、花音先輩どうぞ~」

      「ありがとう…うわぁ…すっごく綺麗な鳥さんだね…」

      「宝石みたいな綺麗な青色…」

      「花音先輩さすがです~」

      「カワセミって言う鳥で、空飛ぶ宝石とも言われてるんです~」

      「そうなんだ…こんな鳥さんがいるんだね」

      「はい、意外と身近なところで見れるんですよ~」

      「あ、香澄先輩たち、帰って来ましたね~」

      「花音先輩、七海ちゃんただいま-!」

      「お帰りなさい~、なにか見れましたか?」

      「えっとねー、カモの家族がいたよ」

      「そうそう!すっごくかわいかったよ!」

      「それはよかったですね~」

      「あ、香澄ちゃんたちもこれ、見る?」

      「さっきのバズーカだ!見たいです!」

    • 27 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「おぉ~…すごい…キラキラしてる!」

      「えーそんなに?私にも見せて?」

      「うん!」

      「確かにこれは綺麗だねー…」

      「モカも見る?」

      「みる~」

      「ほぉ~…エモいですなぁ~…」

      「こんなきれいな鳥見れるなんて、七深ちゃんありがとね!」

      「大した事ないですよ~」

      「ううん、私たちだけじゃ見つけられなかったよ」

      「ほんとほんと~」

      「うん、そうだよ」

      「あ…ありがとうございます」

      「じゃあみんなでご飯、食べよ!」

      「そうだね、時間もいい感じだし」

      「モカちゃんおなかぺこぺこ~」

      「ふふ、沙綾ちゃんのパン、楽しみだね」

      「楽しみ~」

      「そこまで言われるとちょっとこそばゆいね」

      「さーやー、早くー!」

      「ちょっとまってねー…」

    • 28 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「よし、じゃあ食べようか」

      「うわ~色んなパンがありますね~」

      「七深ちゃんにはこれも用意してきたよ」

      「あ、この前の激辛カレーパンだ!」

      「ありがとうございます~!」

      「喜んでくれてよかった」

      「私もね、これ作ってみたんだ?」

      「これはエビチリですな~」

      「うん、こっちは七深ちゃん用に辛めに、こっちは辛さ抑えめで作ってあるよ」

      「さすが花音先輩、気配り上手ですね」

      「そ、そんなことないよ」

      「先輩たちには感謝です~」

      「じゃ、食べようか」

      「いただきま~す!」

      「いただきます~」

      「ん~やっぱりこのパンは絶品ですな~」

      「花音先輩のおかずもすっごくおいしいですよ!」

      「このカレーパンも、エビチリもピリ辛でおいし~です~」

      「ぴ、ピリ辛…結構辛いはずなんだけどなぁ…」

      「ちょうどいい辛さですよ~」

    • 29 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「七深ちゃん、ちょっと食べてみていい?」

      「はい、どうぞ~」

      「か、香澄ちゃん気を付けてね…?」

      「あーん…あれ結構おいし…から~い!!!」

      「ほら、香澄、水だよ」

      「ケホッケホッ…ありがとうさーや…」

      「やっぱり結構辛かったよね…?」

      「はい、すっごく辛かったですー…」

      「えぇ~?ピリ辛でおいしーですよ~」

      「す、すごいね…」

      「すごくないですよ~」

      「まぁそれも個性でいいんじゃない?」

      「個性…?」

      「七深ちゃんみたいに辛い物が好きみたいなのも個性だよ」

      「そうそう~あたしは辛いもの苦手だし~?」

      「人それぞれ違うんだよ」

      「人それぞれ違う…」

      「うん!それも七深ちゃんの良さだよ!」

      「そう…なんですか?」

      「うん、そうだと思うな」

      「なんだか…ありがとうございます」

      (個性…人と違ってても…いいのかな…?)

      (まだよくわかんないけど…)

    • 30 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです
      残り4,5話とエンディングです。
      まだ書きあがってないのでちょっと不安ですが…
      完結は絶対にさせます。

    • 31 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      4話【木々の間で揺れる悩み】


      「ごちそうさまー!おなかいっぱーい!」

      「ごちそうさまです、花音先輩」

      「ううん、沙綾ちゃんのパンも美味しかったよ」

      「いくらでも食べられますな~」

      「はい、カレーパンもエビチリも美味しかったです~」

      「ふふ、よかった」

      「じゃあバードウォッチング、再開する?」

      「そうですね~」

      「さんせ~」

      「どんな感じで見ます~?」

      「私、林の中にいる鳥も見てみたいな!」

      「おぉーいいねー」

      「荷物とかどうする~」

      「あ、だったら私みてるよ?」

      「いいんですか?」

      「うん、私はさっきたくさん七深ちゃんに教えてもらったから」

      「だったらあたしも残りますね~」

      「え、いいの?」

      「うん、楽しんできて~?」

      「モカちゃん、気を使わなくてもいいんだよ?」

      「使ってないですよ~お腹いっぱいなんです~」

      「ふふ、いっぱい食べてたもんね」

      「じゃあ3人で行ってみようか?」

      「そうですね~」

      「じゃあ、行こっか!」

      「いってらっしゃい~」

    • 32 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「水辺もいいけど、林の中もいいね」

      「うん!このザーって音、気持ちいい!」

      「そうですね~」

      「あ!なんか音がする…」

      「んー…ほんとだ、ちっちゃくだけど木を叩いてる音がする」

      「たぶんキツツキの仲間ですね~」

      「へー、キツツキってこんなところにもいるんだ…」

      「音の大きさからしてコゲラですかね~」

      「音でわかっちゃうんだ!」

      「たぶんですけどね~」

      「この辺にはいないですけど、クマゲラってキツツキはすごい音しますよ~」

      「それ気になるなぁ…」

      「うん、聴いてみたいかも」

      「実は私もまだ生で聴いたことないんです~」

      「あ、なんか声が聴こえる…」

      「…ホーホーホホーって鳴いてるね」

      「フクロウかな?」

      「この鳴き声はキジバトですね~」

      「へ~…ってハト!?」

      「鳩ってこんな鳴き声だっけ?」

      「えっとですね~、このキジバトは街中でよく見るハトとはちょっと違うんですよ~」

      「あ、違うんだ」

      「はい~、でもキジバトもよく見れますよ~」

      「へ~そうなんだ~…」

    • 33 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「やっぱり七深ちゃんって記憶力とかいいよね」

      「そうですか~?」

      「うん!木の叩く音とか鳴き声聴いただけで、種類がわかるってすごいよ!」

      「そんな…全然すごくなんてないですよ、普通ですよ」

      「もっと自信もっていいと思うんだけどなー?」

      「わ…私は…普通がいいんです…すごいなんて言葉要らないんです…」

      「えっ…」

      「あっ…えっと…」

      「七深ちゃん…」

      「ご、ごめんなさい…変なこと言ってしまって…」

      「私こそごめんね…?七深ちゃんの気持ちわかってあげられなくて…」

      「いえ…私が悪いんです…」

      「ま、まぁまぁ香澄も七深ちゃんもそこまでにしよ?」

      「ほら、こんなにいい天気なんだから楽しまなきゃ」

      「そ、そうだね」

      「はい…ごめんなさい…」

      「ほーら、ごめんなさいは無し、ね?」

      「わ、わかりました」

      「じゃあまた鳥、見つけていこ?」

      「そうだね!お願い七深ちゃん!」

      「わかりました~」

      (やっぱり…結構気にしてるみたいだね…)

    • 34 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「はぁ~いい天気ですね~」

      「そうだね」

      「…七深ちゃん、大丈夫かなぁ…?」

      「わかんないですね~」

      「七深ちゃんがなんで普通じゃないことを、気にしてるかわからないとですね~」

      「だよね…」

      「さーやが聞き出してくれてるといいんですけどね~」

      「結構厳しそう…だよね」

      「そうですね~」

      「七深ちゃんって結構周りに気を使ってますからね~」

      「七深ちゃん…悩んでたら言ってほしいな…」

      「そうですね~」

      「…待つしかないですね~」

    • 35 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです。
      更新が遅れて申し訳ないです…

    • 36 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      5話【旅立ちへの予感】



      「ただいまですー」

      「あ、お帰りなさい」

      「おかえり~」

      「林にもいろんな鳥がいて楽しかったですよ」

      「そうなんだ、良かったねー」

      「はい~」

      (なんだか…七深ちゃん暗いような…?)

      「七深ちゃんどうかしたの~?」

      「なんでもないですよ~」

      「そう~?なんか落ち込んでるように見えたから~」

      「大丈夫ですよ~」

      「ほんとに~?」

      「モカ、それ以上は…」

      「七深ちゃん、なんで普通じゃないことが嫌なの?」

      「香澄ちゃん…」

      「七深ちゃんは七深ちゃんでしょ?」

      「辛いのが好きなのも、鳥が好きなのも七深ちゃんだよ?」

      「普通じゃないからってそれを隠したりしちゃうのは…」

      「なんだか、寂しいなって…」

    • 37 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「さみ…しい…?」

      「うん、七深ちゃんが七深ちゃんじゃなくなっちゃう様な気がして…」

      「確かにそうだね」

      「沙綾先輩…」

      「七深ちゃんは七深ちゃんで良いんだよ?」

      「そうそう~」

      「……」

      「それに~?」

      「あたしたちの周りに普通じゃない人のほうが少ないしね~?」

      「あはは…それは確かに…」

      「そうなんですか…?」

      「もち~」

      「面白い人たちはたくさんいるんだよ!」

      「だから七深ちゃんだって普通じゃなくなっていいんだよ!」

      「で、でも…」

      「まぁ、香澄が言うと説得力あるね」

      「たしかに~」

      「あはは…」

      「それ、どういうこと~!?」

      「香澄先輩も普通じゃないんですか?」

      「私はその場にいなかったんだけどね」

      「有咲のカスタネット一つで、ライブ立ったりしてたんだよ」

      「えぇ~!?そうなんですか~!?」

      「さ~や~…」

    • 38 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「私も、こころちゃんの行動にはよくびっくりさせられる、かな?」

      「あ~花音先輩はそうですね~」

      「宝物探しに行こうって言ったり豪華な船に乗ったり…」

      「いっぱい色んな事があったなぁ…」

      「そうきくとすごいですよね…」

      「でも、そんな普通じゃないことがすっごく楽しかったよ?」

      「普通じゃないことが…楽しい…」

      「ほかにもいっぱい凄い人はいるよ!」

      「だから七深ちゃんだって、七深ちゃんでいいんだよ!」

      「私は…私…」

      「ほかにも普通じゃない人はいっぱいいるよ~?」

      「ききたい~?」

      「もうモカがちょっと普通じゃないもんね~」

      「さーやひどい~」

      「でもいつもパン買ってくれて感謝してるよ?」

      「さーやのパンは世界一ですからな~」

      「あはは、大げさだな~」

      「急には難しいかもしれないし、周りもびっくりしちゃうかもしれないけど」

      「きっとみんな、受け入れてくれるよ?」

      「それに、周りを気遣ったりするその優しさも、七深ちゃんなんだよ?」

    • 39 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「あ、そうだ!この前会ったとき、七深ちゃんが最初に教えてくれた鳥、いたでしょ?」

      「はい、ヒヨドリです…」

      「そうそう!それで、あの後少し調べたら鳥言葉ってあるんだってね!」

      「はい、ありますね~」

      「へー…そんなのあるんだ…」

      「ヒヨドリの鳥言葉、なんだと思う?」

      「『隣人への愛』ですね…」

      「さすが七深ちゃん!」

      「『隣人への愛』…七深ちゃんにピッタリの言葉だね!」

      「あたしもそう思う~」

      「優しい七深ちゃんも、七深ちゃんだもんね」

      「そう!優しいのも、凄いのもぜーんぶ七深ちゃんだよ!」

      「だから、自信もって!ね?」

      「……」

      「はい、頑張ってみます」

      「すぐには難しいかもしれませんけど…」

      「私は私、ですよね」

      「そうだよ!」

      「…わかりました」

      「困ったことがあればいつでも言ってね」

      「うん」

      「そうそう~」

      「ありがとうございます…!」

    • 40 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      「あ、池のところ見て!なんか変な鳥が飛んできたよ!」

      「頭がオレンジ色してる…カモさんかな?」

      「この時期に見れるなんてすっごく珍しいですね~」

      「あれはホシハジロってカモです~」

      「へ~珍しいんだ…」

      「はい、この辺だと見れるのは大体は冬ですね~」

      「良いものが最後に見れましたな~」

      (ホシハジロ…『旅立ちへの予感』…)

      「うん?七深ちゃんどうかした?」

      「いえ~なんでもないですよ~」

      「そう?」

      「はい~」

      「でも、なんだか嬉しそうだね?」

      「うん、とっても嬉しそう!」

      「そ、そうですか~?」

      「いいよいいよ~その調子~」

      「モカ~?」

      「さ~せん~」

      「じゃあ、帰る準備、しようか!」

      「そうですね~」

      「いやー今日は楽しかったね」

      「またやりたいね」

      「そうですね!その時はまたよろしくね!七深ちゃん!」

      「はい~わかりました~」

    • 41 名前:匿名スタッフさん ID:zZDcxYzh

      今日はここまでです。

    • 42 名前:匿名スタッフさん ID:iOGEzMTV

      いつも楽しく読ませて頂いております
      完全にガルパのイベストと違和感無いです…凄い…!
      ガルパのBGMとLive 2Dつけて欲しいw

    • 43 名前:匿名スタッフさん ID:kYzdjYzU

      オープニングでヒヨドリを出したのはここで鳥言葉に繋げるためか…