「こんな近くで聞けるなんて感激です!」
「えっ、ホント!?」
「からの、『けたぐり』」
「ごふぁっ!」

(不意討ち……!)
「うう……アイドルが出しちゃダメな声でちゃった」
「っていうか、選択肢無視して問答無用でバトルに持ち込まれるなんて……」
「どうしよう……バトルの練習なんてしてないよ~」
???『どんな人でも、努力すれば夢は叶う』
「……はっ、この声は!」
???『だからみんな、『自分なんか』なんて思わないで、 夢をみてほしい』
「私の、夢……」
???『何があっても絶対にめげない、諦めない! どんな時だっていつも笑顔っ!』
「私が目指すアイドルは、そんなアイドル……」
???『バトルになるならバトルで歌えばいいじゃん』
「そうだよね!」
「よ-し、頑張るぞー!!!」
「あ、復活した」
「浅かったか~」
「惜しいなー……この『けたぐり』は、かなりいい線いってるよ」
「けど、もうちょっとだけ私の歌を聴いたら、さらにいい『けたぐり』になると思うんだ」
「そんなのないよ」
「ありえない」
「というわけで、丸山彩、歌いまーす!」
「え、マイク!?」
「ただのマイクじゃなくて、先っぽを外すと、ペンになるんだよ!」

「……は?」
「私の歌で眠った子には、このペンで落書きしちゃうぞ~」
「眠らせて落書きするつもりなんだ……」
「……」
「ああっ、オチ言っちゃった!」
「今のなし! 忘れて!」
「さーや、そろそろ飽きてきた~ 吹っ飛ばしちゃお」
「OK、『けたぐり』!」
「パンヤぁっ!」
「おおー、飛んだー!」
「やーなーかんじーーー」
キラッ
「あ……」
「どうしたの?」
「あの人、最後に星……スターになれて、良かったなって」

「……うん!」
※初代を知らない人にはポケモンネタだと分かってもらえないシリーズでした。
※あと、ややこしくなってすみません、改めて安価です。
>>104 お月見山で出会うJK(仲間になるかも)